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ワインショップ・エノテカ博多店
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安徳 美妙
こんにちは。エノテカ博多店の安徳です。九州北部も梅雨入りを迎えましたが、雨のシーズンには、爽やかなワインでスッキリとした気分になりたいですよね。私のこの時期のイチオシはフランス、ロワール地方のナチュラルなスパークリングワイン。同じロワール産のチーズと一緒に楽しんでみました。
フランスのロワール地方といえば、世界遺産にも登録されている風光明媚な観光地。古城が点在する美しいロワール川流域はワインの産地としても知られ、 白、赤、ロゼ、スパークリング、甘口と多様なワインが造られています。
今回ご紹介するワインは
「メトード・トラディショネル・1816・ブラン」
リンゴや洋ナシ、柑橘の香りと、爽快な酸味が楽しめるスパークリングワインです。シャルドネとロワールの伝統品種フォル・ブランシュをブレンドして造られます。
有機農法を採用した自然派のワイナリーが、メトード・トラディショネル、つまりシャンパーニュに近い製法で造られる上質なスパークリングですが、2,000円台と手頃な価格も魅力です。
また、ロワール地方はワインだけでなくチーズも有名で、特に山羊乳から造られるシェーヴルの一大産地です。普段はセミハード系や、熟成したチーズを選ぶことが多いですが、せっかくなので同郷のシェーブルチーズ「サントモール・ド・トゥーレーヌ」 と一緒に楽しみました。
シェーブルチーズはヨーグルトのような爽やかな酸味と、柔らかい口溶けが特徴。私が今回いただいたチーズはちょっと熟成が進んでいたので、外側はトロリと柔らかくなっていて、風味も増して美味しかったですよ!爽やかなワイン×シェーブルチーズの組み合わせはシンプルながら、文句なしの相性でした♪
今回ご紹介したスパークリングワインの名前にもなっている1816というのは、実は1816年というのが、孤児だったジョセフ・グレゴワール・リューボー氏がナントの病院に迎えられた年なんだそうです。彼はその後ワイン生産者の養子となりワイナリーを後継。以降ワイン造りは家族代々受け継がれ、当主5代目にあたるピエール氏を筆頭に、一家全員でワイナリーを運営しています。
ワイナリーの紋章のモチーフとなっているのは、帽子をかぶった子供。これは孤児であったジョセフ氏から始まった家族の歴史や、ナントとの深いつながり、自然への敬意を表すシンボルとなっています。ワイン造りにおいても自然を尊重したナチュラルな製法で、フランスのサステナビリティ認証機関、テラ・ヴィティスから認証も受けています。
ファミーユ・リューボーのワインは他にもラインナップが揃っていますので、ぜひお店でご覧ください。
そしてロワールのチーズとのペアリングもこの機会に試してみてくださいね。
6/13(土)~14(日)には「メトード・トラディショネル・1816・ブラン」 を含むロワールワインを6種一度にテイスティングしていただけるイベントもご用意しています。ご参加お待ちしています♪
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