カステッロ・トリチェルキ
CASTELLO TRICERCHI

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イタリア

イタリア トスカーナ モンタルチーノエリア

カステッロ・トリチェルキ / CASTELLO TRICERCHI ワインボトル

歴史ある城内でピュアなサンジョヴェーゼを追求するモンタルチーノの新星


カステッロ・トリチェルキは、近年注目を集める生産者を、エノテカのバイヤーが現地にて聞き込み発掘した、モンタルチーノの新星。当主の祖先が1441年に建てた城の一画を利用しており、本格的にワイン造りを始めたのは2013年と比較的最近ですが、この地で長い歴史を誇る一族が手掛けるワイナリーです。人間と自然の親密な関係を尊重し、低介入かつ有機的な栽培・醸造を実践。モンタルチーノのテロワールを重視し、酸の高さや柔らかなテクスチャーが際立つ、エレガントなブルネッロを造り出しています。

【正規代理店として10月1日より販売開始】トップ・キュヴェ含む、最新ヴィンテージ3銘柄入荷!


この度、エノテカは正規代理店としてカステッロ・トリチェルキのワインの取り扱いを開始いたします。記念すべき初回に入荷したのは、優良年にのみリリースされるトップ・キュヴェから、ワイン・アドヴォケイトにて「モンタルチーノの教科書のようなフレッシュさ」と表現されるブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、造り手の魅力を手軽に堪能できるロッソ・ディ・モンタルチーノの全3銘柄。初入荷のこの機会に、ぜひご堪能ください。

目次

クラシカルなサンジョヴェーゼのスタイルを貫く新星

当主トンマーゾ・スクアルチャ氏
当主トンマーゾ・スクアルチャ氏

カステッロ・トリチェルキは、モンタルチーノ北部に位置するワイナリー。エノテカバイヤーが、多くの食通からの支持を得る現地の高級食料品店にて、ライジングスターとして近年注目を集める生産者を聞き込み、見つけ出した生産者です。


彼らが本格的にワイン造りを始めたのは2013年。1995年に当主の叔父にあたるエマヌエーレ氏によりブドウ樹が植えられましたが、ブドウは協同組合に売られていました。ワイン造りが始まったきっかけとなったのは当主トンマーゾ・スクアルチャ氏の参入。彼は元サッカー選手でしたが心機一転し、ドメーヌでのワイン造りを始めました。


2015年には、レ・ラニャイエやマストロヤンニ等でコンサルタントを務めるエノロジスト、マウリツィオ・カステッリ氏との出会いにより、ワイン造りが本格化。"non in latera pro nos"(決して脇目もふらず)をモットーとし、流行の気まぐれを追わずに、クラシカルなサンジョヴェーゼのスタイルを貫いています。

城を円形に取り囲む、7区画の単独所有畑

ワイナリー名の由来であるトリチェルキ家は、14世紀からシエナ共和国にて財政面で活躍していた貴族でした。ワイナリーは、1441年に建てられた城の一画を利用しており、敷地内に13haのブドウ畑を単独所有。城を取り囲むように、7つの区画が円形に広がっています。


畑は、標高290m位置し、土壌は石灰岩や粘土、砂利を含む、豊かで均質な地質。ほぼ北向きの斜面であるため、日照時間が長く、ブドウは均一に成熟することができます。


また、標高の高さだけでなく、モンタルチーノでもかなり北に位置し、南からの海風に晒されないことから非常に冷涼なテロワールを有することが特徴。石灰岩土壌を含むことに加えて、この微気候によって、際立ったエレガンスとフレッシュさを持つワインに仕上がります。

人間と自然の親密な関係を尊重したブドウ栽培

ブドウは、サンジョヴェーゼ・グロッソのみを栽培。生産者は「偉大なワインは偉大なブドウから生まれる。植物が作りたくないものを無理に作らせるのは正しくなく、環境と協調し、土壌を理解することを学ぶことが重要。」と語ります。


ワイナリーでは、人間と自然の親密な関係を尊重し、持続可能かつ有機的な栽培を実践しています。2015年よりオーガニックの原則に従って栽培しており、2024年に認証を取得。また、様々な工程で月の満ち欠けを参照しています。


さらに、化学薬品を用いず、最小限の量の銅と硫黄を散布し、虫害に対してはフェロモントラップを使用。自然なプロセスに寄り添うために、介入は最小限にとどめています。

ピュアなサンジョヴェーゼの表現を目指した、低介入の醸造

選別されたブドウはセラーに運ばれ、野生酵母を用いて開放型のオークにて温度管理を行いながら発酵。その際、最初の1週間はSO2を添加しません。マセラシオン(醸し)は10~30日間行い、キュヴェによっては90日間の長期マセラシオン(醸し)も実施。発酵中には色やアロマ、タンニンがよりよく抽出されるよう、足で踏み入れることでピジャージュを行うこともあります。


また、モンタルチーノでは珍しく、一部全房発酵を導入。熟成は、伝統的なスラヴォニアンオークの大樽にて行われ、熟成後も清澄剤や化学添加物は使用せず、SO2の添加も80mg/Lを超えないように制限しています。


栽培面だけでなく醸造においても低介入を掲げ、テロワールが引き出された、ピュアなサンジョヴェーゼの表現を目指したワイン造りが行われています。こうして造られるワインは、抽出が優しく、タンニンは穏やか。さらに、酸が高くエレガントで、引き締まった印象です。この柔らかさのおかげでピノ・ノワール好きにもおすすめできる、ピュアな味わいに仕上がっています。

今回入荷した3銘柄

優良年にのみリリースされる、鮮明な輪郭と凝縮した果実味が魅力の希少なトップ・キュヴェ。


2020

19,250

(税抜価格17,500円)

  • V 94
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「モンタルチーノの教科書のようなフレッシュさ」と表現されるクラシックなスタイル。


2020

11,000

(税抜価格10,000円)

  • V 92
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生産者が「サンジョヴェーゼのフレッシュさを表現している。」と語る1本。


2023

5,170

(税抜価格4,700円)

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3 件

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