ジャック・カシューから引き継いだ畑を有する新星ドメーヌ

ドメーヌ・ジョアネは、ヴォーヌ・ロマネのプルミエ・クリュクラスを筆頭に、ヴォーヌ・ロマネやペルナン・ヴェルジュレスの村名クラス、AOC.ブルゴーニュまでを手掛ける新星ドメーヌ。畑の一部は、あのジャック・カシューのヴォーヌ・ロマネの村名畑4区画とプルミエ・クリュのレ・シュショ、及びヴォーヌ・ロマネ村内のAOC.ブルゴーニュ区画を相続しています。 当主であるファビアン・ジョアネ氏は、2007年にドメーヌに参加しました。彼は、ペルナン・ヴェルジュレスをはじめ、長年ワイン造りを行ってきた父であるミッシェル・ジョアネ氏とドメーヌ・ビゾの現当主ジャン・イヴ・ビゾ氏の二人に師事。父からは、ピノ・ノワール本来の美しさをナチュラルに表現することを極意とする技法を伝授されました。 ジャン・イヴ・ビゾ氏とは、2003年から2年間、彼の下で修業し、その後も今日に至るまで師弟関係を育んでいます。栽培においては、リュット・レゾネを採用。醸造においては80～90%は除梗した後、ジャン・イヴ・ビゾ氏から学んだ、キュヴェゾン・ロング（長期果皮浸漬法）を用いています。 こうして生み出されるワインは、果実の旨味溢れる仕上がり。テロワールを余すことなく表現されたワインが生み出されています。