ブラック・スタリオン・エステート・ワイナリー BLACK STALLION ESTATE WINERY
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アメリカ カリフォルニア ノース・コースト ナパ
アメリカNo.1ワイナリーに選出された、クラシック・ナパの注目株
2005年創業と比較的新しいワイナリーながら、IWSC(インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション)の「USAワイン・プロデューサー・オブ・ザ・イヤー」や、ワイン・エンスージアストのワイン・スター・アワードにて「アメリカン・ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、アメリカ No.1に輝いたブラック・スタリオン・エステート・ワイナリー。
ナパ・ヴァレーにおける各品種の最高の表現が反映されたシームレスで調和のとれたワインは、ナパ・ヴァレーの典型とも言えるスタイルで、デキャンタの「カリフォルニア・クラシック・カベルネ」特集号でも表紙を飾っています。
目次
歴史が浅いながらも各誌で高い評価を獲得する、ナパの注目ワイナリー
ブラック・スタリオン・エステート・ワイナリーは、かつてナパで唯一の屋内乗馬競技場としての歴史がある場所に設立されたワイナリー。ワイナリー名は、この地における乗馬の歴史にちなんだものであると同時に、力強さという魅力的な意味合いの馬を指す言葉から名づけられました。
1963 年にオープンした馬術センターの土地を、1980 年代にナパの有名な不動産開発業者であるジョージ・アルタムラ氏が購入しワイナリーの許可を取得。2005 年に米国中西部でワインとスピリッツの会社を経営していたマグリッチ兄弟の所有となってからはワイナリーとしての建物が完成し、ブラック・スタリオン・エステート・ワイナリーとして創業しました。
その後2010年には、家族経営のデリカート・ファミリー・ワインズが購入。デリカート・ファミリー・ワインズは、1924年の創業以来、ブラック・スタリオン・エステート・ワイナリーやフランシス・フォード・コッポラなどのポートフォリオを拡充し、2023年時点でその規模はアメリカのワイナリーとして第5位を維持しています。現在は、インデリカート家の3代目がワイナリーを経営し、4代目がワイン造りに携わっています。
比較的歴史の浅いワイナリーながらも、「ブラック・スタリオン・エステート・ワイナリー」が、2017年にIWSC(インターナショナル・ワイン&スピリット・コンペティション)を受賞。また「デリカート・ファミリー・ワインズ」も2018年に「USAワイン・プロデューサー・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、手掛けるブランドは非常に高い評価を獲得しています。
ナパ有数の銘醸地に位置する自社畑と多様なテロワール
ワイナリーが位置するのは、カリフォルニア州ナパ・ヴァレーのシルヴァラード・トレイル沿い、オーク・ノール・ディストリクト。近隣にはスタッグス・リープ・ワイン・セラーズやクロ・デュ・ヴァルなど、有名なワイナリーがひしめき合う銘醸地です。
自社畑である「ガスパーレ・ヴィンヤード」は、デリカート・ファミリー・ワインズの創業者の名が冠された約4.5haの畑。カベルネ・ソーヴィニヨンが栽培面積の2/3を占め、岩の多い土壌に植樹されています。川に近い肥沃な土壌にはメルロ、マルベック、シラーが各 0.4haずつ植えられており、最も古い樹は2005年頃に植えられたカベルネ・ソーヴィニヨン。残りは2014 年に植樹されました。
収穫に関しては、検査資料を見るのではなく、自ら絶えずブドウを味わうことで完璧なタイミングを見極められると信じ、収穫及び選別は手作業。卓越した潜在能力を最大限に引き出すため、収穫されたブドウは区画ごとにすべて個別に扱われています。
また、自社畑に加え、ナパ・ヴァレー全域の複数のAVA からブドウを調達し、ナパ・ヴァレーの 25 以上の場所からワインを生産。多くの家族経営農家や、山間部・渓谷周辺の畑からブドウを購入しており、多くのブドウ栽培農家との長い付き合いにより、品質とワインのポートフォリオに基づいた畑の選択が可能になっています。
醸造責任者のラルフ・ホールデンリード氏は「ワイン造りはブドウ畑から始まる。立地、気候、土壌、収穫の決定など、すべてがワインの品質を決める重要な要素。ナパの多様な AVA の中でも優れた畑で、我々が求める品質に専念して栽培してくれる優れた生産者たちと仕事ができることを幸運に思っている。」と語っています。
小規模ワイナリーで実現する「土地に合わせたワイン造り」
ワイナリーでは、栽培において偉大なワインを造るためには、搾りたての果汁を各ロットごとに熟知する必要があり、偉大さを追求するということは、1年を通してブドウ樹の成長とブドウの発育を観察することを意味していると考えています。
醸造はナパ・ヴァレーのワイン造りで尊敬を集めるチームが担当。ナパの最良のブドウ畑を表現するために、特定の区画を小ロットで造ることに重点を置いています。ロット毎に手摘みで収穫し、醸造も熟成もブレンドされるまでの間ロット毎に行われ、ワインの移動はなるべく負荷がかからないよう重力を用いています。
最新鋭の施設で、醸造におけるあらゆる工程が優しくきめ細やかに実行。黒ブドウ用の光学式選果機や、穏やかに振動する除梗機、個々のロットを分けておくための小型タンク、穏やかなクロスフロー・フィルター(濾過機)、赤ワイン用の小型バスケットプレスなどを導入しています。
発酵にはナパ・ヴァレーのような多様な産地において鍵となる「ブドウの偉大さ」を引き出すため、木、コンクリート、ステンレスなど素材の異なる小さなタンクを柔軟に使用。黒ブドウは 2 度選果され、基本的にはステンレス製、コンクリート製の小型タンクまたはオーク樽で発酵し、プレステージ・ワインにおいては、発酵から大型発酵槽であるパンチョン樽とオークパールと呼ばれる卵型の小型の木樽を使用。緩やかな好気的環境での発酵によりタンニンを和らげ、早期のオーク樽との一体化を可能にしています。
また、決まったブレンド方法はなく、醸造責任者ラルフ・ホールデンリード氏率いるチームの熟練したテイスティングによりブレンドを決定。最終的なキュヴェを決めるまでに、何十種類ものブレンドを試飲することも珍しくありません。発酵後の各ロットからブレンドされたワインは、オーク樽にてさらに約 6 カ月間の熟成を経て、瓶詰めされます。
品種の個性を最大限反映した、シームレスで調和のとれた仕上がり
ワイナリーが手掛けるワインは、ナパを味わうエントリー・ワイン「ヘリテージ」と、限られた愛好家に届ける限定発売の高品質ワイン「リミテッド・リリース」、贅沢で忘れられないワイン「プレステージ・コレクション」という3つのシリーズがあります。
HERITAGE ヘリテージ:ナパを味わうエントリー・ワイン
「HERITAGE」は、ナパ・ヴァレーを知るためのエントリーレベルとして打ち出しているシリーズ名。ナパ・ヴァレーの様々なアペレーションのブドウを使用することで、バランス、深み、リッチさを備えたワインを生み出し、世界クラスの複雑なテロワールを表現しています。
LIMITED RELEASE リミテッド・リリース:限られた愛好家に届ける限定発売の高品質ワイン
生産量が限られており、主に現地のワイナリーと、非常に限られたワインショップやレストランでしか購入できず 、ワインに精通したコレクターに価値のあるワイン。ナパ・ヴァレー全土のブドウをブレンドしたカベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネや、ロス・カーネロスやオークヴィル、カリストガなど、各AVAの多彩な品種を使用。ナパ・ヴァレーとその多様なアペレーションを表現しています。
PRESTIGE COLLECTION プレステージ・コレクション:贅沢で忘れられないワイン
ナパ・ヴァレーの素晴らしいテロワールを反映したトップ・キュヴェ。贅沢で忘れられないワインを造るという野心を表現しています。そのヴィンテージの最上のロットから造られた複雑で熟成に耐えうるシリーズで、ナパ・ヴァレーの厳選されたカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培区画に焦点をあて、複数の畑のブドウを少量ずつ発酵。芸術的なバランスでそれぞれのキュヴェを丹念にブレンドしています。
彼らのスタイルは、濃厚な果実味と力強いストラクチャーを兼ね備えた、ナパ・ヴァレーのクラシックとも言える仕上がりが特徴。ナパ・ヴァレーにおける各品種の最高の表現をヴィンテージ毎に捉え、シームレスで調和のとれたワインを生み出しています。
彼らのワイン一覧
商品一覧
7 件
- 本数限定
2022年
13,200 円
(税込)
リミテッド・リリース・カベルネ・ソーヴィニヨン
赤
パワフル&ストラクチャー
アメリカNo.1ワイナリーに選出された、クラシック・ナパの注目株。フルボディかつエレガントなスタイルの、高評価カベルネ。 詳細を見る
本数限定2019年
19,800 円
(税込)
D 93
ヘリテージ シャルドネ
白
リッチ&コンプレックス
アメリカNo.1ワイナリーに選出された、クラシック・ナパの注目株。果実味とオークのバランスが見事に織りなすシャルドネ。 詳細を見る
4.0
(2件)2022年
6,380 円
(税込)
NEW
JS 92
ヘリテージ カベルネ・ソーヴィニヨン
赤
パワフル&ストラクチャー
アメリカNo.1ワイナリーに選出された、クラシック・ナパの注目株。美しい酸味ときめ細かいタンニンが魅力の、高評価ナパ・カベルネ。 詳細を見る
本数限定2021年
8,800 円
(税込)
JS 92