ドメーヌ・グレアム・エ・ジュリー・ボット
DOMAINE GRAEME & JULIE BOTT

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DOMAINE GRAEME & JULIE BOTT / ドメーヌ・グレアム・エ・ジュリー・ボット

北ローヌのテロワールをピュアに表現する新時代のドメーヌ


ドメーヌ・グレアム・エ・ジュリー・ボットは、2015年に立ち上げられた北ローヌのワイナリー。各アペラシオンのテロワールを反映した正確なワインを造ることを哲学としており、造り出されるワインは赤白いずれもエレガントで繊細なスタイルです。若いワイナリーながらも、「未来のヴィニュロン&テロワール」コンクールにて第1位を受賞し、ワイン・スペクテーターの年間TOP100にも選出されるなど既に高い評価を獲得。北ローヌのライジングスターとして注目を集めています。

最新ヴィンテージ全6銘柄が一斉入荷!


この度、ドメーヌ・グレアム・エ・ジュリー・ボットの最新ヴィンテージが初入荷いたしました!今回は、ワイナリーの代名詞であるコート・ロティの最新2022年がワイン・スペクテーターにて94点を獲得。さらに、上品で優雅な味わいが魅力の最新2022年サン・ジョセフ・ルージュは、ワイン・アドヴォケイトにて93点を獲得するなど、高評価銘柄が到着しています。数量限定のアイテムもありますので、是非この機会をお見逃しなく。

目次

今回入荷したヴィンテージについて

2022年ヴィテージ

2022年は、歴史的に乾燥した暑い天候が続いたヴィンテージ。ブドウ樹は水分不足によるストレスにさらされたましたが、幸いにも8月15日以降に待望の降雨があり、果実の熟度や実の大きさは良い状態に復活。完璧とも言えるほどの条件が揃い、暑さや水分不足によるストレスで成熟が一度止まったことにより、アルコール度数は急上昇せず、潜在アルコール度数12.5~13%という最適な熟度で収穫することができました。


2023年ヴィンテージ

北ローヌの2023年は8月に熱波に見舞われ、コルナスやクローズ・エルミタージュ、サン・ジョセフの一部で突然の局地的な雹が降りました。さらには、9月18日にローヌ全域で集中豪雨が発生。しかし、コート・ロティやコンドリュー、サン・ジョセフの北部では被害を免れ、素晴らしい出来のワインが誕生しました。

北ローヌのアペラシオンに魅了された夫婦が立ち上げたワイナリー

ドメーヌ・グレアム・エ・ジュリー・ボットは、ニュージーランド出身のグレアム・ボット氏と、ローヌ出身のジュリー・ボット氏夫妻が北ローヌのアペラシオンに魅了され立ち上げたワイナリーです。グレアム氏は、ニュージーランドの地元オークランドで栽培・醸造の学士号を取得。ホークス・ベイなどの複数のワイナリーで働いた後、南フランスやオーストラリアで経験を積んでいきました。


ジュリー氏は、当時コート・ロティのドメーヌ「ステファン・オジェ」で2010年からワインメーカーとして働きながら、セールス・マネージャーとして勤務。ワイン生産者や土地の所有者というバックグラウンドが無かった2 人にとって、ドメーヌの立ち上げはゼロからのスタートとなりました。

左グレアム・ボット氏、右ジュリー・ボット氏

当時名の知れたアペラシオンはほとんど開墾されており、購入しようにも地価は急上昇していました。土地探しに難航する中、コンドリューのヴェラン村の丘陵地に小さな家と3,500㎡の森を見つけ、購入を即決。丘陵地を手作業で開墾し、石を積み上げ段丘を作り、最初のブドウを植樹しました。


当初はガレージを改装した16㎡のセラーにて、地元生産者の設備の助けを得ながら醸造していましたが、2019年春、コート・ロティのアンピュイにワイナリーを移転。現在は、コンドリューやコート・ロティ、サン・ジョセフ、セイシュエルの約10haの自社畑を所有し、今後もエキサイティングなテロワールに畑を増やすことを目指しています。

わずか4年で頭角を現した輝かしい実績

2015年創業ながら、2019年には『ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス』の「2018年ヴィンテージ特集記事」においてブラインドの結果、北ローヌの発見として取り上げられました。その記事にて「2018年ヴィンテージを完璧に理解し、明快で説得力があり、彼らのイメージを反映した魅力と深みのあるワインで際立った。」とコメントされるなど、頭角を現わしていったのです。


同年にはAdVini主催、第4回「ヴィニュロン・エ・テロワール・ダヴニール(未来のヴィニュロン&テロワール)」コンクールにて見事第1位を受賞。2021年には、サン・ジョセフ・ブラン2019年がワイン・スペクテーターの年間TOP100にて第83位に選出されるなど高い評価を獲得しています。


さらに『ル・ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス 2021 』にて新しいドメーヌとして掲載されるなど、北ローヌのライジングスターとして注目を集めているのです。

土壌やヴィンテージに合わせて行うオーガニック栽培

所有畑の土壌はシストや花崗岩土壌中心で、栽培は主に手作業にてオーガニック農法を実践。微生物などを壊さないよう、土壌を深くまで掘り返さないようにしている他、畑やヴィンテージごとの天候・土壌の具合に合わせ、カバー・クロップや不耕起農法も実施しています。


仕立て方は畑や品種によって変えており、ゴブレ(株仕立て)やVSP(垣根仕立て)に加え、急斜面の畑においては、個々のブドウ樹を2本の支柱で支える「エシャラ」という仕立て方法を採用。剪定に関しても、コルドン(短梢剪定)と、近年ブルゴーニュなどでも多くの生産者が取り入れている樹液の流れを重んじたギヨ・プーサールを使い分けています。


また、基本的にシラーは細かくキャノピー・マネジメントを行い遅く収穫するのに対し、ヴィオニエとルーサンヌ、マルサンヌは、枝先を剪定しない独自のキャノピー・マネジメントにより陰を作り、酸味・バランス・フレッシュなアロマを保つため、早く収穫しています。

テロワールを追求し生み出されるエレガントなスタイル

「新世界ではワインメイキングのテクニックを、フランスではテロワールの表現を学んだ。」と言うグレアム・ボット氏。ワインの90%は畑で決まり、健康的なブドウを収穫できれば醸造は至ってシンプルな考えを持っています。


赤ワインに関しては基本的には除梗しますが、コルナスやコート・ロティ、サン・ジョセフなど、一部のブドウは全房発酵。発酵は野生酵母を使用し、温度管理可能なステンレスタンクにて15~21日間実施します。熟成にはフレンチオークを使用しますが、テロワールの表現やフィネスをリスペクトしているため新樽は不使用。白ワインに関しては、全房圧搾、低温浸漬、フレンチオークにて約9カ月間の熟成を経てリリースされます。


こうして造られるワインは、赤白いずれもエレガントで繊細な仕上がり。テロワールが表現されたワインを生み出しています。

今回入荷したおすすめ銘柄

ワイナリーの代名詞となる赤ワイン。ブルゴーニュ的なワインメイキングから生み出される、エレガンスに満ちた逸品。


2022

17,600

(税抜価格16,000円)

  • WA 92
  • WS 94
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1994年に植樹された古樹のブドウも使用。シルキーな余韻に魅了される、上品で優雅なシラー。


2022

6,380

(税抜価格5,800円)

  • WA 93
  • WS 93
  • JS 93
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高い評価を獲得するフラッグシップ・ワイン。繊細でミネラリーな味わいの、「シャブリ愛好家のためのコンドリュー」。


2023

12,100

(税抜価格11,000円)

  • WS 93
  • JS 92
  • V 90
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ワイン・スペクテーター年間TOP100に選出された注目キュヴェ。エネルギーに満ちた、快活で引き締まったスタイル。


2023

7,150

(税抜価格6,500円)

  • WS 93
  • JS 93
  • V 90
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コンドリューに隣接した絶好のロケーションから生み出される入門キュヴェ。ジューシーで瑞々しい果実味が魅力。


2023

4,950

(税抜価格4,500円)

  • WS 91
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