ベルナール・ビュルゴー BERNARD BURGAUD
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フランス ローヌ 北ローヌ
コート・ロティの畑を復活させた第一人者の1人
コート・ロティの中心地ダンピュイ村に位置する、ベルナール・ビュルゴー。ワイナリーの歴史は古く、1900年代初頭からワイン造りを行ってきました。ブドウ栽培とワイン造りに情熱を持っていたロジェ・ビュルゴー氏は、工場で働く傍ら畑の購入資金をため、1960年代から1980年代にかけて、少しずつブドウ畑を購入。その後、ロジェ氏の息子のベルナール氏がドメーヌを引き継ぎ、ワイナリーは創業されたのです。 当時、コート・ロティの畑は第一次世界大戦により荒廃した土地となっていました。ベルナール氏は、1980年代から2000年代にかけて放棄されてしまっていた畑を買い取り、ブドウ樹の植え替えを実施。彼や同世代の生産者たちが働きかけ、コート・ロティの畑を復活させたのです。現在では、ベルナール氏の息子ピエール氏がドメーヌを引き継ぎ、ワイン造りを行っています。 ワイン造りの特徴としては、6つの小区画のシラーをブレンドすることで、ヴィンテージの個性を表現すること。ドメーヌは現在、4コート・ブロンドやレ・ムートンヌ、ル・シャンパン、ラ・ブロセ、フォンジャン、レイヤなど様々な場所に畑を所有しています。複数区画のシラーをブレンドすることで、1つのコート・ロティを造り上げることで、バランスの取れたワインに仕上がるとのこと。こうして造られるワインは豊潤な果実味と上質な酸を備えたスタイルです。