有機農法のブドウによって古き良きワイン造りを目指す、ラングドックの生産者

ノルマンディーで育ったフレデリック・ブルカ氏は、カナダ人の妻エレーヌ氏と北フランスのリールの大学で出会いました。フレデリック氏は幼い頃から農業に憧れており、ワイン生産者になることを強く切望。2001年に金融の修士号を取得した後、大学に戻ってソムリエのディプロマを取得しました。そうして、ブルゴーニュワインのブローカーとしてキャリアをスタートさせたのです。 2012年末、ブルカ夫妻はフォジェールの25エーカーの古木を譲り受ける幸運に恵まれました。20年間有機農法で栽培され、シストに深く根を下ろしているブドウ畑を取得。2013年はドメーヌにとっての初ヴィンテージとなりました。ローランス村の小さなワイナリーから、フレデリック氏はフォジェールワインの新しいヴィジョンを創り出そうとしているのです。