アスリナ ASLINA
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南アフリカ
自然の豊かな恵みを受け、愛と情熱を表現するアスリナワイン
アスリナは、南アフリカで黒人女性として初めて自らのブランドを確立したヌツィキ・ビエラさんが手掛けるワイナリーです。ワイナリー名は、ヌツィキさんが敬愛してやまない祖母の名前から付けられました。 ヌツィキさんがワインを造るようになったのは、奨学金のために応募したケープタウンの大学で、たまたまワイン醸造学を学ぶようになったことがきっかけ。クラスメイトのほとんどが白人、そして授業ではヌツィキさんの知らない言語が使われるという厳しい環境で、彼女はワインと言語の猛勉強を行いました。大学卒業後、彼女は2004年にワインメーカーに就職。その2年後には既に頭角を現し始め、彼女が初めて手掛けた赤ワインが南アフリカ唯一の国際品評会で金賞を受賞、そして2009年には国内誌である「ウーマン・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」に選出されるという快挙を成し遂げます。その後、ヌツィキさんのワイン造りへの並々ならぬ努力が実を結び、2015年についに自らのブランド、アスリナの設立に至ったのです。自分の力で未来を切り拓いてきた彼女が手掛けるワインには、造り手の情熱、上品さ、逞しさ、しなやかさ、そして壮大な夢に溢れています。 アスリナでは、南アフリカの沿岸地域の畑のブドウを使用。この地域は雄大な山脈が連なり、畑の向き、標高、そして土壌が多様性に富んでいるのが特徴です。緯度を考えると高温な気候に思われますが、南極から北上するベンゲラ海流が沿岸地域に冷却効果をもたらしてくれます。また、夏にはケープ・ドクターと呼ばれる強く涼しい風が吹くおかげで病害虫の発生するリスクも、薬剤の使用も抑えられるという、ブドウ栽培には最適な環境が整っています。