クドレイ・ビゾ COUDRAY BIZOT
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フランス ブルゴーニュ
珠玉の銘醸畑をエイジングによって深化させる、ブルゴーニュの造り手
エシェゾーといったグラン・クリュをはじめとし、錚々たる銘醸畑を所有する生産者、クドレイ・ビゾ。「テロワールを最大限に表現した、クラシックなワインを造りたい」という思いのもと、手掛けたワインはすべて自宅セラーでエイジングを行ってからリリースしています。熟成を経て生み出されるワインは、果実の凝縮感と旨味が詰まった仕上がりに。時間の経過と共に味わいや香りが変化する、表情豊かなワインをお愉しみいただけます。
エシェゾー グラン・クリュ・アン・オルヴォーを筆頭に、4銘柄が一斉入荷。
今回、エシェゾー グラン・クリュ・アン・オルヴォーの2018年、2019年、ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ シャンポー2009年を含む全4銘柄が入荷いたしました。まだまだ熟成可能なポテンシャルを秘めた逸品から、15年熟成を経た銘柄まで、多くの銘柄が少量のみの限定入荷となりますので、一斉入荷のこの機会をお見逃しなく!
錚々たる銘醸畑を所有するワイナリー
クドレイ・ビゾは、1981年にドニ・ビゾ氏の畑を分割相続したことで生まれたワイナリーです。ドニ氏の畑はドメーヌ・ジャン・イヴ・ビゾとフィリップ・ナデフと共に分割され、クドレイ・ビゾはヴォーヌ・ロマネをはじめとした銘醸畑を獲得。所有総面積は約1.32haと限られていますが、中にはエシェゾー・グラン・クリュやヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュなどの錚々たる畑が名を連ねています。さらに所有する区画の中には、平均樹齢60年以上の古樹が植樹されていることも。僅かな区画から、他の生産者には見られない、魅力あるキュヴェを生産しています。
現当主であるジャン・ジャック・クドレイ・ビゾ氏は大学で数学・物理、化学を学んでいた異例の経歴を持つ人物。また、妻のステファニー氏は現役の医者であり、微生物学的観点からワイン造りに携わるなど、夫婦二人して科学的アプローチからワイン造りに取り組んでいます。
小規模なドメーヌでありながら、彼らが造るワインは、過去にワイン評価誌『ワイン・エンスージアスト』にてECHEZEAUX GRAND CRU EN ORVEAUXの2013年ヴィンテージが97点の高評価を獲得。同誌にて「静かな力強さを秘めた、鋭くて彫像のようなワインだ」と絶賛されるなど、テロワールの個性を表現した生産者として高い評価を獲得しています。
テロワールを表現する丁寧なワイン造り
クドレイ・ビゾにおけるワインの哲学について、「畑のテロワール、そして表現と次世代へと恵まれた土地を受け継いでいくことが大切だ。」とジャン・ジャック氏は語ります。
「ワインは生き物であり、繊細で壊れやすい」という考えのもと、限りなく人的介入を減らした自然なワイン造りを実践。得意とする科学的知見に基づいたワイン造りの中でサステナブル農法を採用するなど、ワインそのものの味わいやスタイル、テロワールを表現するようにしています。
収穫したブドウは基本的にすべて除梗。熟成に使用する樽も新樽比率は最大30%にするなど、ブドウ本来の味わいを表現することに重きを置いています。赤ワインの熟成には、樽内で澱を攪拌させながら熟成させる方法を採用。サステナブル農法をはじめとした最新技術を用いながらも、クラシックなブルゴーニュスタイルのワインを造り続ける、伝統と最新技術を調和させた生産者なのです。
エイジングリリースから生まれる、複雑で芳醇な味わい
多くのワイナリーが早飲みタイプのワインを生産・リリースしている中、クドレイ・ビゾはワインが元来持つ複雑さと深みを表現できるように、通常の生産者よりもセラーでの熟成期間を長く設けてから販売する、エイジングリリースを採用。彼らが所有するセラーは、ボーヌ・ボー・フォール市街地の中にある16世紀に建立された歴史的建造物でもあります。
こうしたワイン造りについてジャン・ジャック氏は「祖父が造っていたような、先端技術が前面に出ているようなものでなく、真にテロワールを表現している、かつての伝統的なブルゴーニュワインを造りたい」と語ります。銘醸畑から収穫した上質なブドウを用いたキュヴェは、高級ブルゴーニュワインらしい、グラマラスで芳醇な味わいに。ブドウ本来のポテンシャルの高さに加えて、熟成から生まれる深みや複雑さが調和した見事な逸品を造り続けています。
今回入荷したおすすめ銘柄
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