ジョヴァンニ・テレンツィ
GIOVANNI TERENZI

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ジョヴァンニ・テレンツィ / GIOVANNI TERENZI

栽培の難しいチェサネーゼ種の伝統を引き継ぐワイナリー


ジョヴァンニ・テレンツィは1953年、ジョヴァンニ・テレンツィ氏により設立されたラツィオ州のラ・フォルマに位置するワイナリーです。ジョヴァンニ氏は、それまでD.O.C.Gがひとつもなかったラツィオ州に「チェサネーゼ・デル・ピッリオ」を昇格させた事に尽力した人物。またこの地域を代表する造り手としても有名な生産者です。現在はジョヴァン二氏の3人の息子がワイナリーを引き継ぎ、チェザネーゼの個性を素直に表現する造り手としてイタリア国内で最も高い評価を獲得しています。栽培、醸造を担当する長男のアルマンド氏は、醸造学校には通わず、父親の仕事を見てワイン造りを学びました。「チェサネーゼの素晴らしさと品種としての気難しさは理解しています。だからこそ、素敵まチェサネーゼ・デル・ピッリオを造りたい。」とコメントする通り、チェサネーゼ・ダッフィレは天候に左右されやすい品種。ブドウの最適な収穫時期も非常に短く、病気にも弱く、栽培にあたって生産者の手腕が問われるブドウ品種です。しかしチェサネーゼは長い歴史を持ち、高い品質のワインを生み出すポテンシャルを備えていると言われています。ローマ時代からチェサネーゼの中心産地とされているラ・フォルマ。チェサネーゼには2種類のブドウが存在しています。ひとつは収穫量が多く、多数の造り手が栽培を手掛けている「チェサネーゼ・コムーネ」。一方ジョヴァンニ・テレンツィが主に手掛けているのは「チェザネーゼ・ダッフィレ」と言う品種です。粒が小さく果皮は厚い、また果実が密集しているので風遠しが良くなく、病気に弱いという気難しい品種とされており、収量も少ないため限られた生産者しか栽培していない稀少な品種。さらに他の品種と比較して気候や土壌からの影響を受けやすいため、適性する土地が少なく、近年ではカベルネ・ソーヴィニヨンなどの国際品種を手掛ける生産者が多いと言います。その中でジョヴァンニ・テレンツィはチェザネーゼというブドウ品種を理解し、高いクオリティのワインを生産している貴重なワイナリーなのです。

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