こんにちは！最近、オーストラリアやニュージーランドのピノ・ノワールに、心が惹かれている幾島です。

ピノ・ノワールといったら、フランスのブルゴーニュ地方ですよね。

オーストラリアやニュージーランドの産地も、ブルゴーニュとほぼ同じ緯度に位置します。南極からの冷たい風が気温を下げ、昼夜の寒暖差を生むことで、酸と華やかさを備えたワインが生み出されるのです。

では、ブルゴーニュに代わる注目産地として、オーストラリアやニュージーランドが世界的に注目されていますが、はたして本当でしょうか？

そんな疑問から、今回は、ニュージーランドとオーストラリアのピノ・ノワール3種類を対象に、ブラインドテイスティングを実施しました！スタッフたちが値段や作り手に忖度することなく飲み比べた感想とともに、高クオリティーピノ・ノワールの魅力をお伝えします。

テイスティングワインはこちら!

どれも国内外で注目を集め、評価誌からも高得点を獲得している実力派ピノ・ノワールです。

①2023 ヤラ・ヴァレー　ピノ・ノワール/ジャイアント・ステップス

②2020 エクリプス・ピノ・ノワール/ルナ・エステート

③2022 ホーム・ヴィンヤード　ピノ・ノワール/プロフェッツ・ロック

おお！好みが分かれましたね。スタッフのコメントを聞いてみましょう！

 ①2023 ヤラ・ヴァレー　ピノ・ノワール/ジャイアント・ステップス

いくしま：スミレのお花畑にいるみたいな華やかさです。柔らかい舌触りと優しい酸味がとても綺麗です。一番高級であると思ってしまいました。

とみた：フルーティーな、果実味が口の中に広がる。飲み込むと酸があり、チャーミングな印象ですね。

みせ：「親しみやすく、華やか」という印象です！まっすぐで、直接的な果実のピュアさと、綺麗で主張の強すぎない華やかさが最高！

すずき：このワインを飲んだら、みんな好きになっちゃうような「陽キャ」なワインだと思います！

② 2020 エクリプス・ピノ・ノワール/ルナ・エステート

みつや：枯葉や、スーボア、ばらの香り。テイスティングした中では、一番アーシーな雰囲気で大人っぽい印象です。

いくしま：ジビエ料理が食べたくなりました！腐葉土のような、土の香りにびっくりしました。

あきやま：青っぽいニュアンスなど、かなりしっかりと全房発酵感があります。奥深くにスモーキーなニュアンス、複雑で面白い。

とみた：「旨味」が口の中を支配してくるような、余韻が長いのも印象的ですね。果実味、酸のバランスが落ち着いていますね。

かわかみ：味わいに骨格があるため、アメリカのピノ・ノワールが好きな方にもおすすめですよ。

③2022 ホーム・ヴィンヤード　ピノ・ノワール/プロフェッツ・ロック

すずき：うまい。

みつや：おいしい。

みせ：華やかさのなかにある土っぽいニュアンスと力強さが、モレ・サン・ドニのプルミエクリュのワインだと思いました。重厚感が一番ありました。

あきやま：ブルゴーニュらしさを感じながらも、ブルゴーニュにはない果実感やスモーキーさなど、唯一無二の個性を感じます。

かわかみ：私の中の、ピノ・ノワールってこうであって欲しいを再現しているワイン。味わいのきめ細かい酸と柔らかいタンニンの舌触りの良さが特徴的です。

以上が二子玉川店スタッフのコメントでした。

どれも、「こんな味」とは一言で言い表せない素晴らしいワインでした！原点をリスペクトして、更に超えていく。強い情熱が、ワインの味わいにも明確に現れています。そんな、気鋭な造り手から目が離せません！

最後に、スタッフに「おすすめしたい1本は？」と聞いたところ……

ヤラ・ヴァレー ピノ・ノワール/ジャイアント・ステップスが選ばれました。

なんと！二子玉川店では、オーストラリアニュージーランドワインを、多くの方に知ってもらいたく、無料試飲やワイン教室を行なっています。スタッフのおすすめの「ジャイアント・ステップス」のピノ・ノワールとシャルドネをご試飲して頂けます。是非ご来店くださいませ！

※無料試飲は11:00～19:00で稼働しております。ご了承くださいませ。

オーストラリアワインとニュージーランドワインの基礎を楽しく学べるワイン教室もご用意しています。 スタッフ「みつや」が、焼き鳥とのペアリングを交えながらその魅力をお伝えします♪ 

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。