店舗情報

ワインショップ・エノテカ二子玉川東急フードショー店

〒158-0094 東京都世田谷区玉川2-21-1 二子玉川ライズ・ショッピングセンター 地下1階
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二子玉川東急フードショー店のブログ

【ワインライフ】我が家に焼き鳥がやってきた日

三瀬

2025.05.21
ブログメイン画像



もうご利用いただいたでしょうか?当店に突如現れた"アレ"を……




皆様こんにちは、ワインショップ・エノテカ二子玉川店の三瀬です。


最近は雨が増えてきましたね。せっかくの休日なのに、雨だとどこへ行けばいいのやら。そんな時は、どうぞ我らが二子玉川店へ!駅から直通なので、雨の日でも快適ですよ。


ちなみに私自身はというと、休日に雨が降っていたら一歩も外に出る気が起きなくなります。でも、決して陰鬱な気分に苛まれているからではありません。雨足のタップダンスを聴きながら、のんびりと本を読むのが雨の日の過ごし方です。



……いえ、正確には雨の日の過ごし方「でした」と言いましょうか。そう、実を言いますと私のお家時間は最近、目覚ましい変化を遂げたのです。もはや雨が降っていようがいまいが、私は部屋から一歩も出ることはないでしょう。何を隠そう、手に入れてしまったのです。お家時間を豊かにする最強のアイテムを……



\\\卓上焼き鳥焼き器///



フラッと立ち入った近所の電気屋さんで見つけ、一目で心を鷲掴みにされました。「これで焼き鳥が食べたい!焼き鳥を焼いてみたい!でも、1回使ったら飽きて物置にしまい込んじゃうかも...…」欲望と不安が渦巻く中で、私はただ立ち尽くすことしかできません。すると、その様子を見かねたスタッフの方が声をかけてくれました。


「それ、ラスト1点なので割引になりますよ。」


気が付くと私は自宅で焼き鳥を焼いていました。

焼き鳥を食べるなら、お酒は何を飲まれますか?ビールにハイボール、日本酒もいいですよね。私は焼き鳥屋さんに行くとよく焼酎を飲みます。ただ、せっかくお家で焼き鳥を食べるんなら、普段お店では飲まないお酒と合わせてみようじゃないか。私は思い立ちました。そのお酒とは?それはもちろん、ワインです。


「ワインと焼き鳥なんて合うのかい?」そんな声がどこからか聞こえてきた気がします。きっと焼き鳥自身もそう思っていることでしょう。「僕ってワインと合うんですか?」

無理もありません。ただ、私は声を大にして言いたい。


「合うんです!」


私は確信を持っています。決してただの空想などではなく、実感に基づいた確固たる思いです。では、如何にして私はこの確信を得たのか。その経緯を語るためには、ひとつお伺いしなくてはなりません。



本ブログをお読みの皆様は、もうご利用いただいたでしょうか?二子玉川店に突如現れた"アレ"を……。お店の入口にデカデカと置かれた、あの"テイスティングサーバー"を!


こちらのテイスティングサーバー、次第に馴染んではきたものの、物珍しそうな眼差しを向けるお客様はまだまだたくさんいらっしゃいます。実は昨年末ごろから稼働しておりまして、赤ワインや白ワイン、時にはロゼやオレンジまで無料でテイスティングしていただける優れものです。ラインナップはその時々により異なりますが、大まかには月替わりです。ふとしたタイミングで新しいワインが追加されることもあるので、お店の前を通る際にはぜひ凝視してみてください。


さて、そんなテイスティングサーバーですが、5月現在ではフランス・ローヌ地方のワインを特集して提供中です。そしてワインの目の前には、ペアリング紹介のPOPも掲示されています。ふむふむどれどれ、なるほどなるほど、この白ワインには〇〇が合うのか、この赤ワインは✕✕と相性がいいのか。お、こっちはなんだ?「この赤ワインは、焼き鳥とのペアリングがオススメ」とな。なるほど、そうかそうか……



焼き鳥!!??



私は華麗なる二度見を披露しました。紹介されていたのは、「コート・デュ・ローヌ 2023年」(税込2,530円)。フランス・ローヌの生産者シャトー・ド・サンコムが手掛ける、シラー100%の赤ワインです。黒系果実の凝縮感と、黒胡椒のようなニュアンスが魅力の1本です。私はこのワインを試飲し、ワインと焼き鳥のペアリングに確信を得ました。


テイスティングサーバーの助言を受けた私が最終的に選んだのは、同じくローヌの生産者ドメーヌ・デ・エスカラヴェイユが手掛ける「ラストー・ルージュ 2021年」(税込3,080円)。グルナッシュを主体としつつシラーもブレンドされているため、焼き鳥と相性のいいスパイシーさが存分に感じられるはずです。


家に帰るやいなや、私は串に刺さった鶏肉たちを焼き鳥焼き器の上に整列させます。ジュウジュウと音を上げて立ち昇る煙、キラキラと躍動する油、焦げ目の放つ香ばしさ。舞台は整いました。


熱々の焼き鳥と一緒に楽しむなら、赤ワインも少し冷やし目がいいでしょう。冷蔵庫からワインを取り出し、意気揚々とグラスに注ぎます。ルビーの宝石から溶け出したかのような色彩を放ち、ワインはグラスの中で揺れています。芳醇なバラの香りとスパイシーな香りが溢れ、思わず顔がほころんでしまいました。ワインを口に含むと、まずは野いちごのようなフレッシュさが広がります。次に力強い果実味、そして繊細なタンニンが現れました。喉を通ったワインは全身を巡り、頭のてっぺんからつま先までの全てに幸せを届けてくれました。


気がつくと私の手には、一本の串が握られていました。ちょうど焼きあがったばかりの、熱々のねぎまです。フーフーと息を吹きかけ、自作のタレにくぐらせます。醤油、酒、みりん、砂糖、にんにく、ほんの少しの黒胡椒。白い湯気のベール越しで、タレを纏った焼き鳥が妖艶に輝いています。私は躊躇うことなくかじりつきました。こんがりと焼かれた焼き鳥が、口の中でほろほろとほどけます。


するとその時、どこかから声が聞こえてきました。「僕ってワインと合いましたか?」

今一度、私は声を大にして言いたい。


「合いましたよ!」

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