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ワインショップ・エノテカ渋谷ヒカリエShinQs店
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このショップのスタッフレビュー
大熊
ブログをご覧の皆様こんにちは!
渋谷ヒカリエ店の大熊です。
ブラインドテイスティング大会にご参加の皆様、お疲れ様でした。
問題、難しかったですよね…
平均点は46点、
なんと正解者ゼロの問題もありました。難易度が高く皆様を大変悩ませてしまい、申し訳ございませんでした。
また、お気付きの方もいるかと思いますが、かつてワイン業界を震撼させたあの大事件、「パリスの審判」が今回の裏テーマとなっています。
関連するワインを何本か使用しており、フランスとカリフォルニアの対決となっている問題もあります。最後に1番美味しかったワインをお答えいただいたのもこの為でした。詳しくは下記【解説】にてお伝えします。
それでは結果を発表いたします!
まずはテイスティングワインと正解の発表です。
■テイスティングワイン
1 アヴァント・アンオークト・シャルドネ 2023年 / ケンダル・ジャクソン (アメリカ カリフォルニア)
ボトル販売価格2,750円(税込)
2 ピュリニー・モンラッシェ 2022年 / オリヴィエ・ルフレーヴ (フランス ブルゴーニュ)
ボトル販売価格18,700円(税込)
3 マイケ・シャルドネ 2021年 / ボデガ・チャクラ (アルゼンチン パタゴニア)
ボトル販売価格7,150円(税込)
4 プティ・シャブリ スー・ル・ヴァン 2022年 / コルトー・ミシュレ(ジャン・クロード・コルトー)
(フランス ブルゴーニュ シャブリ)
ボトル販売価格3,520円(税込)
5 オーセロワ 2023年 / クランプ (ドイツ バーデン)
ボトル販売価格3,850円(税込)
6 シャルドネ・ナパ・ヴァレー 2022年 / シャトー・モンテレーナ (アメリカ カリフォルニア)
ボトル販売価格17,600円(税込)
■問題と正解
【Q1】1~6 のそれぞれのワインについて、生産地、ヴィンテージを選択肢から選んで解答用紙に記入してください。また、熟成時の木樽使用の有無をお答えください。 各4点×18問
1 ①アメリカ(カリフォルニア) ②2023年 ③無
2 ④フランス(ブルゴーニュ) ⑤2022年 ⑥有
3 ⑦アルゼンチン ⑧2021年 ⑨有
4 ⑩フランス(ブルゴーニュ) ⑪2022年 ⑫無
5 ⑬ドイツ ⑭2023年 ⑮有
6 ⑯アメリカ(カリフォルニア) ⑰2022年 ⑱有
【Q2】1~6 のワインの中にひとつだけシャルドネ以外の品種のワインが紛れています。その番号と品種を解答用紙に記入してください。 番号5点、品種8点
⑲5番 ⑳オーセロワ
【Q3】1 と 2 のワインのボトル販売価格はどちらかが18,700円(税込)、もう一方が2,640円(税込)です。それぞれどちらでしょうか? 各5点×2問
㉑ 18,700円のワイン→ 2番、 ㉒ 2,640円のワイン→ 1番
【お詫びと訂正】
こちら当日の問題には2,640円(税込)のワインと記載されておりましたが、正しくは2,750円(税込)となります。
よって、㉑ 18,700円のワイン→ 2番、 ㉒ 2,750円のワイン→ 1番 となります。
確認が漏れており、申し訳ございませんでした。
【Q4】 1~6のワインの中でご自身で一番美味しいと感じたワインは何番でしょうか? 5点
㉓1~6のいずれかを回答すれば得点
続いては気になるランキング結果の発表です!
今回の参加者は65名様。
その中で上位入賞した方々を3位から発表させていただきます。
※本名でエントリーされた方には本名掲載の旨、了承をいただいております。
第3位はこちらの3名の方々です!
かむちゃん様、カツムラ様、片山正樹様 (エントリー順)
皆さまおめでとうございます!
難しい問題に果敢に挑んでいただき、大変健闘していただきました。
得点はみなさん63点でした。
そして第2位は・・・
MIT様です!
今回の目玉ワインであるピュリニー・モンラッシェとシャルドネ・ナパ・ヴァレーの問題に関しては全問正解しています!
優勝まではあと一歩届かず、得点は64点でした。
そして栄えある第1位!
渋谷ブラインドテイスティング大会第2回の優勝者となったのは?・・・
もんらっしぇ様です!
おめでとうございます!!
点数は68点でした!
今大会でまさにシャルドネの仮面を一番暴いた名探偵と言えるでしょう!
ニックネームの「もんらっしぇ」も、シャルドネのチャンピオンに相応しいネーミングですね。
以下、ベスト28までランキング結果を発表させていただきます。
※本名でエントリーされた方には本名掲載の旨、了承をいただいております。
■ランキング
皆さま結果はいかがでしたでしょうか?
上位入賞できなかった方々も、今回の難問に立ち向かっていただき、ありがとうございました。
リベンジお待ちしております!
それでは皆様、次回の渋谷ブラインドテイスティング大会でお会いしましょう!
【解説】
■今回テイスティングで使用したワインで、パリスの審判に関係するワインは以下の3本です。
2 ピュリニー・モンラッシェ 2022年 / オリヴィエ・ルフレーヴ (フランス ブルゴーニュ)
ボトル販売価格18,700円(税込)
パリスの審判でピュリニー・モンラッシェ 1972年を提供したドメーヌ・ルフレーヴ 。その当主 故ヴァンサン・ルフレーヴ 氏の甥にあたる、オリヴィエ・ルフレーヴ氏が手掛けるピュリニー・モンラッシェ 。
3 マイケ・シャルドネ 2021年 / ボデガ・チャクラ (アルゼンチン パタゴニア)
ボトル販売価格7,150円(税込)
パリスの審判第2位のムルソー・シャルム 1973年を手掛けた巨匠ドメーヌ・ルーロ。そのルーロとアルゼンチンのワイナリーとのコラボレーションにより造り上げるシャルドネ。
6 シャルドネ・ナパ・ヴァレー 2022年 / シャトー・モンテレーナ (アメリカ カリフォルニア)
ボトル販売価格17,600円(税込)
名だたるフランスワインを破り、パリスの審判で第1位に輝いた栄光のカリフォルニアワイン。
当時は1973年ヴィンテージでした。
■冒頭でお伝えした、正解者ゼロの問題は、
【Q2】1~6 のワインの中にひとつだけシャルドネ以外の品種のワインが紛れています。その番号と品種を解答用紙に記入してください。
こちらの問題の⑳ブドウ品種をお答えいただく問題で、正解は「オーセロワ」でした。
オーセロワはフランスのアルザス地方で広く普及している白ワイン用ブドウ。近隣のドイツでも栽培されており、シャルドネとは同じ遺伝子を共有する兄弟品種と言われています。
「そんなの分かるか!」という皆様の声が聞こえてきます。はい、申し訳ございません…
テイスティング中はスマホ使用可でしたので、勘の鋭い方はネット検索で答えを導き出していただけるものと思い、あえてこの難問を出題しました。
今回のテーマはあくまで「シャルドネ」という事でした。
※フランス南西部カオールで栽培される、マルベックのシノニムであるオーセロワとは別の品種となります。
■最後の問題、1~6の中で皆様が1番美味しいと感じたワイン
パリスの審判ならぬ渋谷の審判という事で、皆さまには人気投票をしていただきました。
その投票結果をランキングで発表します。
第1位 ピュリニー・モンラッシェ(ブルゴーニュ) 32票
第2位(2本)アヴァント・アンオークト・シャルドネ(カリフォルニア)、シャルドネ・ナパ・ヴァレー 各9票
第3位 プティ・シャブリ スー・ル・ヴァン(ブルゴーニュ) 6票
1976年のパリスの審判では、第1位はカリフォルニアワインに軍配が上がりましたが、2025年の渋谷の審判では圧倒的大差でフランスが勝利する結果となりました!
来年2026年はパリスの審判からちょうど50年という節目の年です。
過去2回、1986年(10周年)と2006年(30周年)にはリターンマッチが開催されていますが、
果たして来年の50周年にもリターンマッチは開催されるのでしょうか?
今から楽しみです。
パリスの審判について詳しくはこ
ちら
※2018年の記事となります
ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。
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ほどよく、楽しく、良いお酒。のんだあとはリサイクル。