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ワインショップ・エノテカ成城学園前店
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加藤ひかる
こんにちは!成城学園前店の加藤でございます。
本日は、9月前半のスペシャルテイスティングメニューのご案内です。
今回も、スペイン随一の名門ワイナリーによる希少銘柄、南仏とオーストラリアの実力派生産者のシラー飲み比べ、幻のシャンパーニュ、アンリ・ジローのプレステージ・キュヴェなど、多彩なワインをご用意いたしました。
プレミアムワインをグラスでお楽しみいただけるこの機会を、ぜひお見逃しなく!
■.9月1日(月)~7日(日)
『リオハの頂点』マルケス・デ・ムリエタの稀少キュヴェ、カスティーリョ・イガイ グラン・レゼルヴァ・エスペシャル2011年
現存するリオハ最古のワイナリーのひとつにして、ワイン評論家からも格別の評価を獲得しているマルケス・デ・ムリエタ。
「リオハの近代ワイン造りの父」と呼ばれるルシアーノ・デ・ムリエタ氏によって1852年に設立されたワイナリーです。当時人気のあったボルドーワインに倣い木樽の使用や除梗を導入し、リオハのワインの品質向上に貢献しました。
また、マルケス・デ・ムリエタは自社畑のブドウのみを使ってワイン造りをしているのも特徴の一つです。リオハのほとんどの生産者は買い付けブドウでワインを造っているのに対し、彼らは100%自社畑のブドウでの醸造を一貫して行なっています。このことがリオハで抜きん出たワインを生み出すことに繋がっているのです。
▼.Tasting Item
2011年 カスティーリョ・イガイ グランレゼルヴァ・エスペシャル / マルケス・デ・ムリエタ
こちらはマルケス・デ・ムリエタの想像を超えるクオリティが生み出された、超優良年のみリリースされる稀少な銘柄です。カスティーリョ・イガイに使用されるブドウは、単一畑ラ・プラナのテンプラニーリョ。畑の一部の1952年に植樹された古樹の存在が、カスティーリョ・イガイに風格を与えています。
品種によって樽を使い分けることでフルーティーさと骨格が見事に両立した1本です。
熟成したワインに感じられるフルーティーさ、ちょっとイガイかもしれません!
■.9月8日(月)~14日(日)
シラーとシラーズ 実力派生産者2グラスセット
品種自体に強い個性がありながら、産地の特色を色濃く反映したワインに仕上がる品種、シラー。
原産地であるフランスのローヌに加えて、オーストラリアが主な名産地として知られています。オーストラリアではシラーズと呼ばれることが一般的です。同じ品種でありながら別の個性を持ったワインができあがります。
原産地であるフランスのローヌ地方のシラーはミディアムボディでバランスのよい渋味、豊かな酸味が広がっていきます。
香りはブルーベリーやスミレ、品種由来の黒胡椒の香りを持っています。
それに対してオーストラリアのシラーズは、フルボディで果実味豊か、しっかりとしたタンニンとなめらかな酸味をもつ傾向にあります。ブラックベリー等の黒系果実やメントール香、チョコレートのような香りを持つワインが主流です。
▼.Tasting Item
2020年 エルミタージュ・ルージュ/タルデュー・ローラン
錚々たる評価を得るローヌの革新者。シラー種の真髄を示す奥深い1本。ゴージャスな果実感とフレッシュな酸味がまとまった仕上がり。
ローヌの14のアペラシオンを手掛ける「ローヌ屈指の目利き」による1本をぜひお楽しみください。
2020年 アイアンハート・シラーズ/ヤンガラ・エステート・ヴィンヤード
注目醸造家が率いる、マクラーレン・ヴェールの実力派ワイナリー。凝縮感のある力強い果実味としなやかなタンニンを備えたシラーズ。
畑の個性を大切にするという理念のもと、テロワールを表現するワイン造りを行っている、今注目の生産者です。
■.9月13日(土)~15日(月祝)
『幻』と呼ばれたシャンパーニュ アンリ・ジロー フュ・ド・シェーヌ・マルチ・ヴィンテージ
アンリ・ジローの歴史は、ルイ13世統治下の1625年まで遡ります。
シャンパーニュ地方の中でもとりわけ評価が高かったアイ村のピノ・ノワールは多くのメゾンが手に入れるのに苦心したそうです。そのような背景の中、創業者フランソワ・エマールがアイ村に畑を購入したことからアンリ・ジローの歴史は始まりました。アンリ・ジローがワイン醸造において特筆すべき点を2点ご紹介いたします。
1つ目は醸造プロセスの中で、ステンレスタンクを一切使用しないということです。アルゴンヌの森から作られるオークを醸造に使用しているのですが、樽にする木の選定まで自社で行っているそうです。選び抜かれた樽の使用の徹底がふくよかで複雑な味わいへ私たちを導いてくれるのです。
2つ目は農薬や除草剤を一切使わない環境に配慮したブドウ栽培を行っていることです。アンリ・ジローは農薬や除草剤、殺虫剤なしの栽培を30年以上続けています。その結果、ワインに含まれる残留農薬がゼロであることを証明するラベルを2018年シャンパーニュで初めて発表しました。
▼.Tasting Item
フュ・ド・シェーヌ・マルチ・ヴィンテージ/アンリ・ジロー
アンリ・ジローを代表するプレステージ・シャンパーニュ。アイ村のグランクリュのブドウを100%使用。アルゴンヌの森のオーク樽で一次発酵から12ヵ月の熟成ののち、瓶内で長期熟成。美しく繊細な泡立ちや、丸みのあるしっかりとしたボディ。アペリティフや食中酒として幅広く楽しめる1本です。
どちらのイベントも、満員になり次第終了となりますので、お早目のご予約がおすすめです。
成城学園前店スタッフ一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております!
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