ドメーヌ・クラレンス・ディロンは、アメリカの有名な財界人である故クラレンス・ディロン氏が1935年にシャトー・オー・ブリオンを購入したことに始まります。

ステンレスタンクの導入や、収量の制限など、近代的なワイン造りを積極的に取り入れ、常にワインの品質向上へと努めて参りました。

そして、1983年にルクセンブルク大公国ロベール殿下が最高責任者に就任し、ブランドに更なる磨きをかけています。

今回は、より多くの人にクラレンス・ディロンが手掛けるボルドーワインに出会ってもらいたいという思いから作られた、「クラレンドル」について魅力をお伝えします！

クラレンドルはエノテカで発売以来、数々の日本国内のメディアやコンクールにとりあげられ、愛され続けているブランドです。

2014年サクラアワードでも2009年ヴィンテージが見事ゴールドを獲得。

日本経済新聞が主催する「食卓を彩る3,000円以下の赤ワイン部門」でも2009年クラレンドル・ルージュが見事1位を獲得し、エノテカ・オンラインにおいても瞬く間に、1000本以上の注文が殺到し注目を浴びることとなりました。

更に、ルフトハンザ航空のビジネスクラスに搭載された実績を持つなど、日本のみならず名実ともにワインのクオリティが認められています。

クラレンドルシリーズのフラグシップキュヴェであるクラレンドル・ルージュ。

メルロ品種を約80％程使用し、カシスやブラックチェリーの果実香に、チョコレートや煎ったコーヒー豆のニュアンス。

口に含むと滑らかなタンニンとフレッシュな酸が果実味をしっかりと引き立てます。

特にお肉料理との相性が良く、ローストビーフやすき焼きなどもオススメです。

ボルドー・ブランとはその名の通りフランス、ボルドーで造られる辛口白ワインです。

ボルドーは赤ワインのイメージが強いですが、各シャトーでは自家用に白ワインも造られてきました。

クラレンスディロンが手掛ける白ワインはシャトー・オー・ブリオン・ブランを始め、グラーブ地区最高峰の白ワインを手掛けています。

クラレンドル・ブランはセミヨンとミュスカデルのブレンドで仕立てられる珍しいブレンド比率のボルドー・ブランですが、

2021年ヴィンテージはソーヴィニヨン・ブランが43％程ブレンドされ、セミヨンが32％、ミュスカデルが25％というブレンド比率となっています。

ソーヴィニヨン・ブランのキリッとした爽快さと、セミヨンのオイリーな質感を見事に融合させた味わいが特徴的です。

和食と好相性で、炊き込みご飯や天ぷら、煮物、お刺身などの繊細な味わいの料理に寄り添います。

クラレンス・ディロン社がボルドー右岸地区サン・テミリオンに所有するシャトーが、シャトー・カンテュスです。

シャトー・オー・ブリオンをめざして今最も精力的に力を入れているシャトーで、メルロ品種の栽培に適した土壌は、「いずれはシャトー・オー・ブリオンのレベルまで育てることを目指している」とロベール殿下が名言されています。

そのシャトー・カンテュスの畑で栽培されているメルロがこちらのクラレンドル・サン・テミリオンにブレンドされるという贅沢ぶり！

まさにワンランク上のクラレンドルとなっています。

黒系果実のアロマに続き、スパイス香やエスプレッソを思わせる上品な樽香が洗練された印象を生み出しています。

牛筋煮込みや、ローストビーフ、しっかり味の付いた中華料理とも好相性です。

今回ご紹介できませんでしたが、クラレンドルは赤ワインだけでなくロゼワイン、ソーテルヌの極甘口ワインまで幅広いラインアップをリリースしております。

飲み頃までワイナリーのセラーにて熟成し、飲み頃になってから全世界に出荷されるので、店頭で見かけたときにはすぐにお召し上がりいただけます。

夕食のプラス1本や、プレゼントにも最適です！

皆様のご来店をお待ち申し上げます。