店舗情報
ワインショップ・エノテカ大阪店
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干場 豊
美味しいものが揃った「食いだおれの街」大阪。
お好み焼きや串カツなど様々な名物料理に溢れていますが、
中でも親しみのある料理と言えば、大阪のソウルフード「たこ焼き」ではないでしょうか。
大阪生まれ大阪育ちの私は、幼少期より自宅や友人宅でたこ焼きパーティー、通称タコパをよくしていました。大人になった今でも集りにはタコ焼き器持参で、お酒を片手に楽しむことも多くあります。
タコパで楽しむお酒と言えばビールやハイボール、チューハイ等が定番ですが、実はワインとも非常に合わせやすいのはご存じでしょうか。
今回は大阪出身のスタッフ干場が、たこ焼きとワインの絶品マリアージュについてご紹介いたします。
たこ焼きと一言で言っても、定番のソース&マヨネーズの他にも、ポン酢やお出汁、塩など
ソースを変えるだけで様々な味わいのアレンジができるため、合わせるワインの幅も広がります。
今回はタイプ別に合わせるおすすめのワインをご紹介いたします。
まず最初は定番のたこ焼きソースです。
ソースは様々な野菜・フルーツに香辛料を煮込んで造られる為、食べ終わった後も口に残る濃厚味わいには、
ジューシーな果実味とスパイシーなニュアンスのオーストラリア産シラーズがオススメです。
シラーズ・プリザベイティブ・フリー / ヤンガラ・エステート・ヴィンヤード
シラーズ100% 販売価格3,850円(税込)
中でもおすすめがこちら。
マクラーレン・ヴェールの最高峰のワイナリーが手掛けており、数あるラインナップの中でもフレッシュ感を楽しむことが出来るシリーズの1つです。
黒系果実の完熟した果実味と滑らかなタンニン、そしてシラーズ特有のスパイス香は、濃厚なたこ焼きソースと相性抜群です。
ソースではなく塩をつけて食べることで、生地本来の味わいやタコの旨味を楽しむことができます。
最近では、有名店でも塩をつけて提供することもあり、私自身テイクアウトするときはよく塩を選びます。
食べたことのない方はぜひ一度お試しください!
パソ・ダス・ブルーシャス / トーレス
アルバリーニョ(100%)
販売価格2,750円(税込)
こちらは"キング・オブ・スペイン"と名高い、スペインワインを牽引する生産者・トーレスが、スペインの土着品種を用いて作る白ワインです。
「スペインで最も上質な白ワインを生み出す」と言われる大西洋に面したリアスバイシャスで造られており、海が間近にあることで土壌に由来するミネラル感とフレッシュで爽やかな酸味があり、"海のワイン"とも称されています。
白桃やシトラスフルーツのアロマに、ほんのり苦味と塩味が余韻に感じられるのが特徴です。
この後味に感じる塩味とたこ焼きの塩が非常に良いアクセントとなり、ワインの酸味が全体をキュッと引き締めてくれます。
大阪人がこだわる調味料の一つがポン酢です。
大手スーパーでも関東と関西では店頭の取扱数が違うこともあり、料理ごとにポン酢の種類を変えるご家庭もあるのだとか。
一般的にお酢とワインを合わせるのは難しく、どうしてもお酢の強烈な酸味がワインの味わいを邪魔してしまいます。
しかし、ポン酢にはお酢の他にも醤油や柑橘系の果汁が含まれているため、ワインと合わせる際にも喧嘩しにくいのが特徴です。
グレイス 甲州 / 中央葡萄酒
甲州(100%)
販売価格3,300円(税込)
グレイスワインは山梨県勝沼市に創業。日本の固有品種にこだわり、国内外からの評価が高く日本ワインを牽引してきたワイナリーです。
花梨やリンゴのような柔らかい酸味と程よい甘みを伴った果実味が、ポン酢の爽やかさと好相性です。
ポン酢も元々は日本で生まれた調味料なので、やはり日本ワインとの相性は抜群です。
いかがでしたでしょうか。
今回は大阪のソウルフード、たこ焼きとワインのマリアージュについてご紹介させて頂きました。
ご自宅でも簡単にお試しいただけますので、ぜひお気に入りのマリアージュを見つけてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございます。それではまた次回のブログでお会いしましょう!
2021年入社、エノテカ大阪店勤務。日々コーヒーとワイン、UFOキャッチャーの知識を磨いています。最近ハマっていることは映画や絵画を鑑賞しながらワインを楽しむこと。皆様のワインの楽しみ方を是非お店で聞かせてください。
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