ブログをご覧の皆さま、こんにちは！

ルミネ大宮店の北村です。

いつも当店をご利用いただき誠にありがとうございます。

さて、突然ですが、皆さまは普段どちらの産地のワインがお好みでございますか？

今回入荷したワインは、なんと ”ポルトガル” で造られた白ワインと赤ワインです！

実は、ポルトガルはフランス、イタリア、スペインなどの旧世界と同じく、伝統的なワイン生産国であり、そのワイン造りの歴史は紀元前2000年頃からとされています。ポルトガルワインの魅力といえば、何と言っても「個性豊かな土着品種」。多彩なテロワールで、250種類以上の土着品種が育てられています。

また、ポルトガルのワインといえば、ポートワインやマデイラワインなどの甘くて濃厚なデザートワインを想像される方が多いのではないでしょうか。

私も、今回入荷するまでそのようなイメージを持っていました。しかし、個性豊かな土着品種によって生み出される赤ワインや白ワインの親しみのある味わいは、非常に興味深く、私のワインの世界が広がりました。

さて、ここからは今回入荷したポルトガルワインの生産者「ラモス・ピント」についてご紹介いたします！

こちらの生産者は、ポルトガル北部ドウロ地方で造られる代表的な酒精強化ワインである”ポートワイン”の第一人者であり、トップ生産者に挙げられています。

◆「ポートワインに使用するブドウの策定」 にて、ドウロ地方でのブドウ栽培の発展に貢献

ドウロで栽培されていた70品種もの赤ワイン用品種の中から最良の品種を見つけるために、有力な12の品種を様々なミクロ・クリマにおいて試験的に栽培。その結果、トゥーリガ・ナシオナル、トゥーリガ・フランチェーザ、ティンタ・バロッカ、ティンタ・ロリス、ティンタ・カンという5つの優良品種を選び出し、今日のポートワインの礎を築きました。さらに、近代的な醸造所の設立やスティルワインの生産など、長きに渡って次々と新しい試みを実施しています。

◆シャンパーニュ・メゾン「ルイ・ロデレール」へのオーナーチェンジ

1990年にはシャンパーニュのルイ・ロデレールがオーナーとなり、最新鋭の技術を導入して醸造設備の刷新を行いました。その結果、ワインの品質を一層高め、市場での評価も高まっています。

つまり、ラモス・ピントは、ポートワインの伝統を重んじながらも革新を続ける生産者なのです！

今回入荷のポルトガルワインを実際にテイスティングしてみました！