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ワインショップ・エノテカルミネ大宮店
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互井彩音
今回ご紹介するワイン「クロ・ド・タール」は、ブルゴーニュ地方モレ・サン・ドニ村に位置する特級畑であり、名高いモノポールのうちの一つです。
「モノポール」とは、単独の生産者が所有・管理している畑のことです。クロ・ド・タールの畑を所有したのは900年間でたった4生産者のみという、大変貴重な畑です。シトー修道会から派生したタール修道院が1141年より単独所有を開始したのが、始まりと言われています。
クロ・ド・タール=「タール修道院の畑」という意味で、その名の由来にもなりました。
その後畑は、フランス革命によりタール修道院から没収され、1791年からマレイ・モンジュ家、1932年からモメサン家が86年間単独所有しました。
そして2018年からはシャトー・ラトゥールのオーナーであるフランソワ・ピノ―氏一族がオーナーに就任しています。
ブルゴーニュでおそらく最も有名な畑とされる「ロマネ・コンティ」や、併せて絶大な人気を誇る「ラ・ターシュ」でさえ過去に分割された歴史があり、
「ロマネ・コンティ」の約4倍(ロマネ・コンティは約1.8ha)の広さである7.53haの広さを一貫して管理をし続けている点に思わず驚いてしまいます。
このように土壌や品質の管理を行っているからこそ、ブルゴーニュのグラン・クリュの中でも圧倒的な存在感を放ちその地位を確固たるものとしていると言えるでしょう。
クロ・ド・タールに使用するブドウ樹の平均樹齢は約60年!その一部は100年越えのブドウ樹も存在します。
斜面に対し垂直になるように南北に植樹され、再植樹の際には自社で育てた苗木を使用し、現在主流となっているクローン苗は使用しないという徹底ぶり。
畑は粘土と石灰質土壌が特徴的で石灰岩のタイプにより、さらに6つの区画に細分化され別々に収穫されるのがポイントです。
6つの区画のブドウの個性にあった適切なタイミングで収穫することにより、テロワールの多様性や複雑性がより緻密に表現されていきます。
品質へのこだわりと味わいへの追及がなされたクロ・ド・タールのワインは、素晴らしいテロワールからもたらされる濃厚な果実味、
そしてそれを包み込む繊細なタンニンが魅力的で、飲み手の心をつかんで離しません。
【期間】 2023年5月1日(月)~5月31日(水) 13時~20時 (ラストオーダー 19時30分) 【料金】 5,500円(税込)※エノテカクラブVISA会員特典対象 【定員】 18名様 【分量】 1グラス/40ml (コラヴァンでのご提供) 【ワインリスト】 ・2017 クロ・ド・タール /クロ・ド・タール (フランス ブルゴーニュ 赤) 販売価格:88,000円 (税込) 皆様のご予約・ご来店をお待ちしております♪
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