皆さん、こんにちは！いつも当店のブログをご覧いただきまして有難うございます。

当店で毎週開催している週末テイスティングですが、自宅では中々お試しできない、

稀少なワインや面白いワインを選定しております！

そこで、先日行ったテイスティングがイタリアワインの王、バローロの通常サイズ750mlとマグナムサイズ1500mlの飲み比べでございます。

「ワインはマグナムサイズの方が美味しい！」というお話をご存知でしょうか。

もちろん、好みによって味わいは違いますが、我々ショップスタッフもお客様からよくマグナムの方が美味しいよね！というご意見をいただきます。

実際にその違いを検証してみよう、ということで今回テイスティングを実施した次第でございます。

今回、飲み比べをしたワインは

通常サイズ：バローロ・ブリッコ・ペルニーチェ 2014 税込14,300円

マグナムサイズ：バローロ・ブリッコ・ペルニーチェ 2014 税込28,600円

の2本です。では味わいの違いを検証してみましょう！

まずは、通常サイズのバローロの味わいについてご紹介します。

色合いは熟成を感じさせるオレンジ色を含んだルビー色。エッジの部分もややうすくなりつつあります。

香りは干しブドウ、紅茶、枯れ葉のニュアンスがあり、やはり熟成を感じます。

果実味、渋みも熟成により、出汁のような旨味がありました。

バローロらしい力強さを残しつつ、熟成がけっこう進んでいるワインだなぁという印象です。

ということで、熟成感を楽しみたい方はこちらの通常ボトルの方がお口に合うのではないでしょうか！？

さて、マグナムボトルはいかがでしょうか？

色合いは、さほど通常サイズと比べて大きく変わりませんが、やや通常サイズに比べるとまだ熟成が進み切っていない様子です。

香りも干しブドウや紅茶のような熟成感とスミレやバラのような華やかなニュアンスも感じられます。

そして味わいですが、果実の凝縮感とタンニンのバランスが良く、すべての要素が調和しているように感じられました。

果実味を残しつつ、綺麗に熟成している印象です。タンニンの溶け込み方がスムースで、口馴染みが非常に柔らかいのが素晴らしいです！

飲み比べを行った際も、マグナムボトルの方が味わいのバランスが整っているというご意見が多数でした！

ということで、今回のテイスティングではマグナムボトルが好評でしたが、お好みに合わせてサイズを選んでみてはいかがでしょうか？

熟成感がお好きな方は通常サイズを、

バランスの取れた味わいがお好きな方はマグナムサイズをぜひ選んでみてください。

やはりマグナムサイズはその大きさ故にボトルの中で通常サイズよりもゆっくりと熟成が進んでいる為にバランスが良くなるようですね。

通常サイズと比べてみて初めて分かった大発見でした！

今後もこのような飲んで楽しい発見があるようなイベントを企画してまいります。乞うご期待！！