皆さまこんにちは！吉祥寺店の早川です。

新生吉祥寺店はこの6月でついに1周年を迎えます！いつも当店をご利用いただいております皆さまのおかげに他なりません。心より御礼を申し上げます。

皆様への感謝の気持ちを込めて、雨季のジメジメも吹っ飛ぶ豪華なスペシャルテイスティングをご用意いたしました！

6/6(金)18:30～19:30

6/7(土)13:00～14:00

6/8(日)13:00～14:00

料金：4グラス 各45ml 3,630円(税込)

定員：15名様(全3回、各回5名様まで)

〇提供ワイン

①2018 1211 リースリング・クヴァリテーツヴァイン・トロッケン / シュロス・フォルラーツ

ボトル価格13,200 円(税込)

②2022 モアシュタイン・リースリング・トロッケン・グローセス・ゲヴェックス / ヴィットマン

ボトル価格14,300 円(税込)

③2022 ロックスハイマー・エレンプファート・リースリング・トロッケン / デンホフ

ボトル価格6,600円(税込)

④2022 ギプスコイパー・シュペートブルグンダー / クランプ

ボトル価格4,620円(税込)

《イベントの参加には、エノテカ公式アプリのダウンロードが必須です》

⇒当日のご来店までに事前のダウンロードと本登録をお願いいたします。https://www.enoteca.co.jp/feature/app/

　ドイツワインって言ったら甘口のリースリングでしょ？という方にこそご参加いただきたい、吉祥寺店スタッフが講師を務めるドイツワインセミナー！

　もちろん今でもリースリング大国に変わりありませんが、甘口から辛口からスパークリングワインにオレンジワインまで、その表現は多岐に渡ります。

　加えて、個性あふれる土地の違いもドイツの面白いところです。平野から緩やかな丘陵地、急こう配の丘の斜面など、全く異なる特性を持つ銘醸地の数々から生み出されるリースリングは、同じ品種ながらも180度違う表現を楽しませてくれます。

　今回はドイツの個性を堪能する4生産地にフォーカス。2大産地の1つラインガウ、ドイツ最大のワイン生産地ラインヘッセン、その隣で密かな輝きを放つ隠れた銘醸地ナーエ、そして近年良質なピノ・ノワールを生み出すことで注目を集めている、南ドイツのバーデン。それぞれの産地から選りすぐりのワインをご用意いたしました。

　産地によるリースリングの表情の違いと、意外なドイツのピノ・ノワールの魅力を、スタッフの解説付きでお楽しみください！

6月6日(金)～6月8日(日) 12:00～19:00

料金：2グラス 各50ml 4,730円(税込)

定員：12名様

提供ワイン

①2019 ガッティナーラ ヴィーニャ・ヴァルフェラーナ

ボトル価格25,300円(税込)

②2019 ガッティナーラ ヴィーニャ・モルシーノ

ボトル価格25,300円(税込)

　ピエモンテ州のワインといえば？この問いに「ガッティナーラ」が挙げられることは極めて稀でしょう。しかし、ピエモンテの人気者であるバローロの後ろから、静かに忍び寄るのがこの隠れた名品です。

　アルプス山脈の麓に位置するガッティナーラ。1500ha以上あるバローロエリアに比べ、その10分の1以下の約120haしかない小さな産地です。もともとはバローロと同等の知名度と人気を誇り、ワイン法の格付けもバローロと同じ最高位D.O.C.G。優れた作り手もいるものの、時の流れと共に巨頭の陰へ隠れてしまうようになりました。

　そんなガッティナーラですが、バローロ最高峰に名を連ねる名手「ジャコモ・コンテルノ」の突然の参入により、今再注目を集めています。

　2018年にガッティナーラの最古の名門「ネルヴィ」を買収したオーナーのロベルト・コンテルノ氏は、ジャーナリストのインタビューに「とんでもなくクレイジーなことをしたんだ！」と大喜びの有頂天で答えています。

　「ガッティナーラを完全に新たな高みへ」と語るロベルト氏。彼の本気を味わっていただくため、今回は優良年のみ生産される単一畑キュヴェを2種ご用意いたしました。

　芳醇さと火山性土壌らしいミネラル感を備えるヴァルフェナーラと、「柔らかい」という意味を持つ名前の通り、ベルベットのように滑らかな口当たりのモルシーノ。バローロの手練れをも虜にするネッビオーロの表現を、ぜひお試しください。

6月13日(金)、6月14日(日) 12:00～19:00

6月15日(日)17:30～18:30(生産者来日イベントの為時間短縮)

料金：2グラス各50ml 8,250円(税込)

定員：12名様

提供ワイン：

①2016 オーパス・ワン

ボトル価格99,000円(税込)

②NV オーヴァチャー

ボトル価格39,600円(税込)

　ワインほどロマンチックな飲み物もそう多くないでしょうが、オーパス・ワンのボトルにはそのロマンが満ちています。

　フランス・ボルドーの地で、メドック格付け第一級「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」を所有していたワイン界の重鎮、フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵。そしていち早くカリフォルニアの可能性に目をつけ、その発展に大いに貢献し「カリフォニアワインの父」と称されたロバート・モンダヴィ。旧世界と新世界、それぞれのトップ生産者が情熱とプライドをかけて実現した夢が、このオーパス・ワンなのです。

　ワイン好きならば、一度はその夢を味わいたいもの。今回はグレートヴィンテージと高く評価される2016年のオーパス・ワンと、セカンドワインであるオーヴァチャーのセットをご用意いたしました。

　2016年は、欠点がなさすぎるという意味で、ワインメーカーたちの”記憶に残らない”完璧なヴィンテージ。カシスや熟したブルーベリーに似た、深みのある力強いアロマにうっとりしていると、杉やカルダモンといった鋭いニュアンスにハッと我に返ります。パワフルながらもどこまでも肌理の細かいタンニンが非常に品良く、贅沢な余韻が長く続きます。

　オーヴァチャーは、ボルドーのセカンドラベルに倣って生み出されたワイン。オーパス・ワンに使用されなかった、複数の生産年のブドウをブレンドしています。

　“セカンドワイン”と言っても、ファーストに品質で劣るわけではありません。各ヴィンテージの特徴を理解し、絵の具を取ってキャンバスに乗せるように、それらを緻密にブレンドすることで理想の味わいを追求する。ヴィンテージ入りよりも、ワインメーカーの芸術性を見ることができるという考え方もあります。

　エッセンスを共有しつつも、方向性の異なるこの二つ。飲み比べしていただける貴重な機会をお見逃しなく！