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ワインショップ・エノテカ 吉祥寺店

〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-14-9
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【吉祥寺店】味フェス~違いを知ってワインを楽しむ~

早川

2025.04.22
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皆さまこんにちは!吉祥寺店の早川です。桜も花粉も舞い踊る4月、いかがお過ごしでしょうか。

さて今回は、26日・27日に開催される「味フェス」赤ワイン編のご案内です。東西南北様々なワインを飲み比べながら、ワインの「味わいの違い」を知るテイスティングイベントです!自分の好みを追求する機会として是非ご利用ください。

後半では、知るともっと美味しくなる、生産者の熱き思いをご紹介しています!

味フェス イベント詳細

開催日:4月26日、4月27日(二日間) 12:00~19:30(L.O. 19:00)

参加費:2,970 円(税込)

赤ワイン10種 各30ml


※スタンディング形式でのテイスティングとなります。

※イベント中、主催者により撮影をしております。予めご了承ください。

※BAR混雑時は時間制となる場合もございます。

※ワインの状態によりワインリストやヴィンテージが変更となる場合がございます。


ご予約はこちらから

テイスティングワインリスト


※表示価格は全てボトル価格となります。 1.セラー・セレクション ピノ・ノワール / シレーニ・エステーツ 2,310円(税込) 2. ヤマナシ・ド・グレイス / グレイスワイン (中央葡萄酒) 3,520 円(税込) 3. トロンコーネ / レ・ラニャイエ 2,750 円(税込) 4. ドルチェット・ダルバ / プルノット 3,410 円(税込) 5. ウィラメット・ヴァレー ピノ・ノワール / シデューリ 6,600 円(税込) 6. ダイヤモンド・コレクション メルロ / フランシス・フォード・コッポラ・ワイナリー 3,630円(税込) 7. バローロ / ジョヴァンニ・ロッソ 8,800 円(税込) 8. マルケス・デ・ムリエタ / マルケス・デ・ムリエタ 4,290 円(税込) 9. コナンドラム・レッド / コナンドラム 4,180円(税込) 10. マス・ラ・プラナ / トーレス 11,000円(税込)

知るともっと楽しい!もっと美味しい!生産者のこと

美しい色合いや華やかな香り、魅惑の味わい。ワインの魅力は多々ありますが、それらの背景には必ず、造り手の熱い想いが隠れているものです。

そのまま飲むのも良いけれど、”そのワイン”たらしめる哲学を知ると、もっと魅力的に、より味わい深く思えてきます。

というわけで、今回は早川チョイスで2つの生産者をご紹介。飲んでみたい!と思っていただけたら幸いです。

シデューリ

創設者のアダム・リー氏

“人生の40年間、ずっとピノ・ノワールに恋してきました。ピノ・ノワールは、私の存在意義そのものなのです”。

アメリカ西海岸におけるピノ・ノワールの”レジェンド”、アダム・リー氏と、その妻ダイアナ氏によって設立されたのが、こちらのシデューリ。


いわゆる”伝説”と呼ばれるワインメイカーたちは、大学でみっちりワインについて学び、卒業後にはボルドーやブルゴーニュのトップ生産者のもとで修業を重ねたエリートが多いのですが、リー氏は少し違うルートでワイン界に足を踏み入れました。


生まれはアメリカ南部のテキサス州、ワインを全く飲まない家で育ち、大学で学んだのは刑務所制度というワインのワの字も入らない分野です。ワインを飲むようになったきっかけは、大学時代に付き合っていたワイン好きなガールフレンドだったとか。しかしある時、とあるカリフォルニアのピノ・ノワールと運命的な出会いを果たし、その後の人生を懸けた熱い恋に落ちてしまうのです。


恋心に従って一気にワイン界に方向転換した彼は、ワインショップのスタッフや、百貨店のワインバイヤーとして経験を積み重ねます。その間もピノ・ノワールへの恋心は募るばかり、やがて自分の手で優れたワインを造りたいと思うように。


 

夢のピノ・ノワール造りへ

1994年、憧れのカリフォルニアに移住したリー氏は、妻と共にシデューリを設立し、夢への一歩を踏み出します。最初に手掛けた彼らのピノ・ノワールはすぐに評論家の目に留まり、その品質の高さから高評価を連発しました。


知名度が上がるにつれ規模も拡大し、一途で健気なピノ・ノワールの恋人に過ぎなかったリー氏の名声は、ついに“レジェンド”と呼ばれるまでに至ったのです。


それでも、「名声に甘んじている暇などない!」とリー氏は語ります。彼がそうであったように、シデューリのワインを飲んだ誰もがピノ・ノワールの虜になってしまうような、そんなワインを生み出すことが、彼が己に課した使命なのです。


2015年以降、シデューリはジャクソン・ファミリーという大規模ワインメイカーの傘下に入りました。しかし現在も変わらず、ボトルの中にはリー氏のピノ・ノワールへの愛が満ちています。

トーレス

「カタルーニャの星」や「キング・オブ・スペイン」と名高いトーレス・ファミリー。赤いラベルに牛のマスコットのワイン、エノテカのショップや通販サイトで見かけたことはありませんか?


スペインにワインのイメージがあまりない方もいらっしゃるかもしれませんが、スペインはワイン用ブドウの栽培面積、輸出量、総生産量の3つで世界トップ3に入るワイン大国です(ランキングはたびたび変動します)。

そんな一大産地に君臨する王と聞けば、トーレスがいかに偉大な生産者か想像もつきやすいのではないでしょうか。


150年以上の歴史を持つ家族経営の老舗ですが、大企業としてワイン界を牽引する存在でもあります。

失われてしまった古代のブドウ品種を復活させる活動や、トレンドに即した低アルコール・ノンアルコールワインの開発にも積極的です。


社会問題への感度も高く、気候変動等の環境問題に強い危機感を抱いて、他の大規模ワイナリーと共に脱炭素化を目指す運動を率いたり、財団を築いてあらゆる慈善プロジェクトに寄付をしたりと、世界を股にかける大企業として果たすべき社会的役割に向き合い続けています。


当然ながらスケールも壮大で、スペイン各地にワイナリーをいくつも所有し、アメリカやチリにも進出しています。所有する畑の面積はなんと1300ha以上!世界各国に輸出されており、150か国以上にその名を轟かせています。


とはいえ、王の道のりも順風満帆というわけではなく、3代目トーレス氏の時代にはスペイン内戦の戦火に巻き込まれ、運営が続けられなくなるという悲劇にも見舞われました。が、不死鳥のごとく瞬く間に再建を果たし、それ以降スペインワインの伝説を築いていきました、


伝説のワイン

数多くの革新をスペインワイン史に残してきたトーレスですが、最も有名なのはワイン・オリンピックの話でしょう。

1979年、フランスの権威あるレストランガイドが、各国から数百種類のワインを集め、「ワイン・オリンピック」と称してブラインドテイスティング大会を行いました。先入観なしでワインをテイスティングし、真に優れたワインはどれかを決めるバトルです。


ワインリストの中には、当時のワイン界の頂点に君臨するフランス・ボルドーのトップ生産者も出場していました。いわゆる「五大シャトー」のワインです。


それを超える評価を叩き出し、誰もが疑わなかったワイン界トップの地位を揺るがしたのが、トーレスが手掛ける「マス・ラ・プラナ」だったのです。このどんでん返しは、今でも伝説として語り継がれています。


「マス・ラ・プラナ」は今回のテイスティングアイテムにも含まれています!テイスターを慄かせたカタルーニャの星をお楽しみください!

ワインの”ストーリー”

ワインの原材料はブドウだけではありません。生産者の思い、歴史、ストーリーがワインを造るのです!

今回ご紹介したのは2つの生産者ですが、他の8種類のワインにも、それぞれのストーリーがあります。

エノテカのスタッフはワインのストーリーを語るのが大好きです。お気軽にスタッフに尋ねてみてくださいね。


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