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ワインショップ・エノテカ広尾本店
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立石
クロ・ド・ヴージョは、ロマネ・コンティやシャンベルタンと並び、全ブルゴーニュを代表する畑のひとつ。
北をシャンボール・ミュジニー、南をヴォーヌ・ロマネにはさまれた比較的小さな村です。
この村唯一の特級畑がこのクロ・ド・ヴージョで、コート・ド・ニュイ最大の面積を誇ります。
特級畑の面積は約50haと大規模な一方で、残りのプルミエ・クリュやコミュナルは合計しても約15ha程度。
つまり、村の約75%を特級畑が占めているのです。
クロ・ド・ヴージョのクロは石垣という意味で、畑は石垣に囲まれています。
標高約240~255mの緩やかな斜面に位置し、土壌は多様です。
現在クロ・ド・ヴージョは上の地図のように生産者別で区分けされており、特級畑としては異様なほど多くの生産者が所有しているため
クロ・ド・ヴージョのワインは選ぶのが非常に難しいと言われています。
しかしその理由は、ただ生産者が多いということだけではありません。
クロ・ド・ヴージョは標高約240~265mの斜面に位置し、面積は約50haと広大で、土壌は多様。
斜面上部は石灰岩土壌で水はけに優れた土壌、中部は粘土と砂利の混じったやわらかい石灰岩土壌、
下部は粘土質土壌となっており、場所によってかなり個性の異なるブドウが育つのです。
今回は3つの生産者のクロ・ド・ヴージョをご用意いたしました。
異なるスタイルを飲み比べることで、その違いをぜひお楽しみください。
ボルドー格付け第一級の1つとして世界に名を馳せるシャトー・ラトゥール。
そのオーナーであるフランソワ・ピノー氏が、ロマネ・コンティを生み出すヴォーヌ・ロマネの地にて
2006年にスタートさせたドメーヌがデュージェニーです。
デュージェニーのクロ・ヴージョの畑は、丘の最後部に位置する区画です。
樹齢60年のブドウ樹が1.37haの土地に広がっており、特級畑グラン・エシェゾーに隣接。
区画の高台部分は粘土質石灰土壌、低地部は粘土質泥土土壌で構成されています。
クロ・ヴージョは2007年から除梗ブドウで仕立てたキュヴェと、全房ブドウで仕立てたキュヴェをブレンドして造られています。
この組み合わせはワインに、精妙さと相互補完性を寄与。
全房ブドウは密に折り重なるタンニンと長い余韻を、除梗ブドウは丸みや豊かな風味をもたらします。
造られるワインは特級畑エシェゾーのストラクチャーとグラン・エシェゾーのフィネスを兼備した、驚くほど上品な仕上がりです。
時代を通じて活躍するブルゴーニュの老舗名門ドメーヌ。
その真価が現れるまで10年ほどの熟成を要すると言われており、
熟成によってトリュフやスミレの香りが溢れ出す壮大なワインに変貌します。
ジャン・グリヴォの畑はクロ・ド・ヴージョの中央、国道74号線沿いにあり、1919年に祖父が手に入れたという1.86haの区画。
100%除梗にて発酵し、新樽率約30%の樽にて熟成。澱引きを行い、瓶詰め前にタンクにて2~3カ月間熟成させます。
長期熟成を経ることで、トリュフやスミレの香りが溢れ出し、ベルベットのような舌触りを持ったワインに変貌する、
壮大なスケールを持った逸品。
生み出されたワインは、生育期の困難を感じさせない快活なスタイル。
エティエンヌ・グリヴォ氏は、「2014年や2017年のようなスタイルで、2010年や2012年のようでもある。」
とコメントしています。
造られたワインはほぼフランス国内で消費され、日本で入手することは困難な造り手、カスタニエ。
カスタニエが所有するのは、クロ・ド・ヴージョの南側上部に位置し「畑の腎臓」とも呼ばれる良区画。
石灰岩の基盤は石灰岩と粘土土壌。表土は一般的な深さよりも浅めです。
石灰岩の比率は高くなるため、出来上がるワインはエレガントな味わいになります。
収穫は手摘みで行い、その後、ブドウを約13℃の温度下で5日間ほど低温浸漬し、15~20日間発酵。
熟成は約50%の新樽で12カ月間ほど行い、瓶詰め前に更にステンレスタンクで約6カ月間行います。
こうして造られるのは、透明感のある果実味が特徴。
ピノ・ノワールの魅力に溢れたワインに仕上がります。
いかがでしたでしょうか?
3つの異なるクロ・ド・ヴージョの飲み比べ、ぜひこの機会をお見逃しなく!
ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。
妊娠中及び授乳中の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。
ほどよく、楽しく、良いお酒。のんだあとはリサイクル。