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ワインショップ・エノテカアミュプラザ博多店
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このショップのスタッフレビュー
下妻 るり
皆さま、こんにちは。アミュプラザ博多店の下妻(しもつま)です。
ゴールデンウィークが過ぎると、もう気づいたら5月下旬に差し掛かりますね。
5月は毎年あっという間に過ぎ去る月だなと感じます。
そして、またこの時期が来ました。
そう、皆さまお待ちかね、待望の2022年ボルドーワインが入荷いたしました!!
こちら、朗報です。
「かつてないグレイトなヴィンテージ」との情報を入手しております。
そんなことを言われると、期待度が高まってきますね♪
早速、2022年ボルドーについてご紹介をさせていただきます。
2022年のボルドーワインですが、生産者の間では
「サプライズ」「他と比較できないヴィンテージ」「説明ができないヴィンテージ 」
というような表現をされています。
近年のグレイトヴィンテージと言われている2018年、2019年、2020年。
これらの年よりも期待値が高く、評価品質と将来価値共に◎で非常に高評価を得ています。
過酷な気候条件のもと進化を遂げた比類なきグレイトヴィンテージ で、存在感とエレガンスに魅了される驚くべき仕上がりに。
気温や環境に関してですが、2022年は日本と同じく非常に暑い年に。
こんな暑かった年は過去にない!と言われるほどに過酷な年となりました。
…が、そんな暑かったのに、過熟してしまったという事はなく、エレガンスな仕上がりで、グレイトヴィンテージと評価されています。
皆さまご存知、あの偉大なるクリスチャン・ムエックス氏はこう言います。
「10~50年の熟成ポテンシャルもあるけど、今飲んでも十分美味しい!」と。
他にも、ボルドー格付け3級のシャトー・ジスクールのオーナーは「筋肉はあるが、筋トレでつけた筋肉ではなくヨガで付けたような柔らかい筋肉のヴィンテージ」というユニークな表現をしていました!
「強さ×やさしさ」の相反する要素が備わっており、ワクワクが止まらないヴィンテージなのです!!
近年、ボルドーワインは昔と比べて進化をしてきています。
昔には想像も出来なかった早飲みスタイルに変化しており、「DBY(Drink Bordeaux Young)」という表現がなされています。
昔は「熟成させてこそがボルドーワイン」と表現されていたかもしれませんが、今は「飲みやすさ×熟成ポテンシャル」へと変化しています。
また、ブドウが熟しきれなかったもの=不作と捉えられがちでしたが、近年温暖化により毎年熟すように変化し、タンニンが柔らかく緻密に。温暖化はポジティブ要素と捉える生産者が増えてきました。
今後はいかに温暖化に適応できる畑にしていくか、より緻密なブドウ栽培と醸造によるバランスを調整していくかが重要な取り組みであり、生産者のキーポイントとなってきますね!
さらに近代的なことですが、今やドローンや衛星を使って区画の管理や成熟度を判断し、過熟する前に収穫を意識する生産者も増え、革新的な取り組みがなされています。
また、白ワインにも目が向けられ、AOCメドック・ブランなどが今年の2月より承認されリリースされています。
どんどん時代と共に変化するボルドーワイン。今後もますます目が離せません!
(左から)
シャトー・ダルマイヤック / シャトー・ダルマイヤック
12,100円(税込)
2022年からエチケットが代わったメドック格付け5級のシャトー・ダルマイヤック。
やっぱりダルマイヤックの力強さと優しい余韻が私は大好きです♪
カシスやチェリー、ブラックベリーなど果実のアロマと、樽由来のクリーミーなバニラ香。
ブドウの濃厚な果実味に熟したタンニンとフレッシュな酸味が非常にバランスが良いです!
ワイン評価誌の「ヴィノス」では「これは近年で最高のヴィンテージのひとつ」とコメントされ、熟成させることで、さらに魅力的な進化を遂げる逸品となると言われています。
エコー・ド・ランシュ・バージュ / シャトー・ランシュ・バージュ
9,900円(税込)
メドック格付け第五級でありながら、その安定した高い品質から格上のシャトーを凌ぐ人気を誇り、「格付け二級に匹敵する」と称賛されるシャトー・ランシュ・バージュ。こちらはそのセカンドラベルです。
ファーストラベルとの違いは、ブドウの樹齢が若い点で、生産量はランシュ・バージュの僅か20~30%という希少なワイン。
フレッシュな赤系果実も感じられますが、2日目、3日目と香りと味わいが変化していくところも魅力。
お肉と合わせるのも定番ですが、食後にハードチーズとあわせたり、ちょっとしたおつまみと愉しむのもいいですね。
シャトー・モン・ペラ・ブラン / シャトー・モン・ペラ
3,080円(税込)
ワイン好きだと一度は目にしたことがある、人気ワイン漫画「神の雫」に登場した事で大ヒットとなった生産者。
赤が有名ですが、白も美味しいんです!
洋梨やレモン、ライム、グレープフルーツ、柑橘系の風味が優しく感じられ、リッチな樽のニュアンスが口いっぱいに広がります。
口当たりは滑らかで、酸味は控えめ。ジューシーな果実味が引き立ちます。
フィニッシュは軽やかでフレッシュさがあり、クリーミーな後味が余韻を引き立ててくれる1本。
いかがでしたでしょうか。
時代に沿って変化が可能な産地であり、これからも大いに期待され、注目されるボルドー地方。
今後も目が離せませんね。
既に2023年ボルドーが楽しみです!!
…早すぎますね。
ボルドーワインが好きな方も、あまり飲まれない方も、2022年ボルドーをきっかけに興味を持っていただけたら嬉しいです!
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
下妻 るり
ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。
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ほどよく、楽しく、良いお酒。のんだあとはリサイクル。