皆さまこんにちは。アミュプラザ博多店の下妻（しもつま）です。

11月に入り博多駅の周辺はキラキラのイルミネーションで、すっかりクリスマス使用になっています。

仕事終わりに癒される瞬間です。皆さまの地域はいかがでしょうか。

気温も肌寒くなる今の季節、人も恋しくなりますが、やっぱりワインが恋しくなる時期ですね。

さて、今月もおすすめのワインを４銘柄ご紹介させていただきます♪

トロンコーネ　／　レ・ラニャイエ

2022年　2,750円（税込）

ワイン評価誌にてイタリアトスカーナ、モンタルチーノエリアにおける有望な若きプロデューサーの1人として高く評価されている新進気鋭のオーガニック志向の造り手が手掛ける赤ワイン。

世界的なワイン評論家、ジェームス・サックリングにて90点以上の高得点を連発しているクオリティの高い１本です。

「トロンコーネ」という名前はオーナーの祖父のニックネームと、畑にある切り株の2つの意味があります。

フレッシュな赤系果実と黒系果実を両方感じられ、飲みごたえは程よくあるのにアルコールの強さを感じさせない、チャーミングな香りと飲み疲れさせない軽やかさとスムースな飲み心地。

ラズベリー、クランベリー、ブルーベリー、バラ、スミレ、赤系果実の甘酸っぱさ。

酸味とタンニンのバランスが良く、非常に飲みやすいです。

食前食中食後、タイミングや場面を選ばず楽しめる、トスカーナ・サンジョヴェーゼ・イタリアワインの良さを知ることができる１本。

こちらのトロンコーネ。私もお気に入りの１本で、2020年からリピートしております。是非お試しください♪

ロッソ・ディ・モンタルチーノ　／　タッシ

2020年　5,500円（税込）

イタリアトスカーナのモンタルチーノエリアのテロワールの計り知れない可能性を追求したスタイルで高評価を獲得している生産者が手掛ける赤ワイン。

こちらのロッソは気軽に楽しめる1本で、癖のないエレガントな味わいが魅力。

タッシが所有する全ての畑からセレクトしたブドウを使用し、最良の１本を造り有機栽培、農薬不使用で自然なワインメイキングを行っています。

「ロッソ・ディ・モンタルチーノ」は熟成の規定が無く、「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」と比べ、フレッシュ&フルーティーな味わいに仕上げることができるため、早くから楽しめるメリットがあり、軽やかさとフレッシュさ、リーズナブルな価格設定も◎。

ブルーベリー、ブラックチェリーなどの黒系果実の香り、クランベリーのような赤系果実、野性的で土のニュアンスも感じます。

黒系果実のしっかりさと赤系果実が合わさり、滑らかなタンニンと優しい果実味、適度な酸味のバランスが素晴らしいです。

イタリアワイン好きにはもちろんフランスやブルゴーニュ好き、ピノ・ノワール好きにも好んでいただけるような仕上がり。

フードフレンドリーで場面を選ばず、熟成しても愉しめますし、今飲んでも十分美味しいワインです。

エクセプショナル・セレクション・ソーヴィニヨン・ブラン 　／　シレーニ・エステ―ツ

2023年　5,280円（税込）

日本に輸入されているニュージーランドワインの中で輸入量No.1（※）を誇っている生産者が造る爽やかな辛口白ワインです。

ソーヴィニヨン・ブランの新たな可能性を表現するために造られた1本。

あえて樹齢2～3年の若木のみを使用することでエネルギッシュで凝縮した味わいのソーヴィニヨン・ブランが造り出されています。

グレープフルーツを絞ったような柑橘系のスッキリさとほろ苦さ。

心地良いハーブのような清涼感に引き締まった酸味もほのかに感じつつ、長い余韻へと運んで行ってくれます。

シレーニのソ―ヴィヨン・ブランのシリーズはいくつかありますが、こちらはその中でも上級キュヴェで、飲み比べをしてみるとやはりクオリティが違います。

生産者の想いの詰まった1本をぜひお愉しみください。

（※）食品産業新聞2023年3月23日号「2022年輸入銘柄別ランキング」より

コート・ド・ブルイィ・ピエール・ブルー  　／　ドメーヌ・ブラン・スール・エ・フレール 

2021年　4,620円（税込）

世界でも指折りの白ワインの畑の一つを所有する、ブラン・ガニャールのオーナー、ジャン・マルク・ブラン氏の息子たちが栽培から醸造まで手掛ける、新しい生産者が造る赤ワイン。

フランスワインの一大生産地、ブルゴーニュ地方の南端に位置するボジョレー地区ですが、毎年11月の第3木曜日にはその年の新酒であるボジョレー・ヌーヴォーが解禁され、日本中で愉しまれています。

その中でも、北部に独自の村名を冠することを許された10の地域があり、クリュ・デュ・ボジョレーと呼ばれるそれらの地域には、多様なテロワールが広がっており、使用されるブドウは新酒同様ガメイが主な品種です。

そんなボジョレー・ヌーヴォーでお馴染みのブドウ品種ガメイ種。造り方でこんなに味が違うの！？と発見がある１本です。

良質なガメイを生み出すコート・ド・ブルイィのブドウを使用し、きめ細かいタンニンを備える優雅な仕上がりで、熟した風味が長く続く1本です。

ピノ・ノワールを連想させる、ミネラル感豊かでフレッシュな味わいが魅力。

ボジョレー・ヌーヴォーしか飲んだことがない！という方、驚きの１本でガメイ種の魅力を堪能出来る事間違いなしです☆

いかがでしたでしょうか。

今月もおすすめワインを４銘柄ご紹介させていただきました。

ボジョレー・ヌーヴォーの解禁、もうすぐですね。

毎年この時期の新酒が楽しみです。

この機会に、違う一面のあるガメイの魅力をボジョレー・ヌーヴォーと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか♪

皆さまのアミュプラザ博多店へのご来店心よりお待ちしております。

お読みいただきありがとうございました。

下妻　るり