2024年9月25日、エノテカ銀座店にて「GINZA JUDGE～ピノ・ノワール編～」を開催いたしました。

総勢22名のお客様にご参加いただき、8か国10種類のピノ・ノワール100％ワインをブラインド

(銘柄を隠した状態で)でテイスティングしていただき、それぞれのワインを点数付けし、皆様が最も「美味しい！」と感じた、

上位3種類を選出するという品評会形式のイベントとなっております。

今回のブログでは、昼の部と夜の部、そして総合の結果を皆様に発表致します。

正直、スタッフも驚きの結果となりました。

是非、最後までお読みください。

※生産国・価格のみ事前に公開。銘柄は全て隠し、Noをランダムにし、掲載写真の順番にご提供。

No1.【フランス①】

2020年　ヴォーヌ・ロマネ・ヴィラージュ/パトリス・リオン　18,700円(税込)

No2.【フランス②】

2020年　2020年 アロース・コルトン/二コラ・ロシニョール　12,100円(税込)

No3.【フランス③】

2020年　ピノ・ノワール/アルベール・ボクスレ　7,700円(税込)

No4.【イタリア】

2019年　ピノ・ネロ/アンティノリ　7,700円(税込)

No5.【ドイツ】

2019年　ヴァイヘルベルク・ピノ・ノワール / クランプ　7,480円(税込)

No6.【オーストラリア】

2022年　アップルジャック・ヴィンヤード・ピノ・ノワール

/ジャイアント・ステップス　7,700円(税込)

No7.【ニュージーランド】

2020年　ピノ・ノワール/エスカープメント　8,800円(税込)

No8.【チリ】

2021年　モンテス・アルファ・スペシャル・キュヴェ・ピノ・ノワール　5,500円(税込)

No9.【アルゼンチン】

2021年　シン・アズフレ/ボデガ・チャクラ　8,800円(税込)

No10.【アメリカ】

2020年　ジョン・セバスティアーノ・ヴィンヤード・サンタ・リタ・ヒルズ・

ピノ・ノワール/シデューリ　11,000円(税込)

参加者の皆様には事前に投票用紙をお渡ししており、

「美味しい」と感じたワイン上位3種類を記載していただきました。

1位のワインには3ポイント、2位のワインには2ポイント、3位のワインには1ポイントを加算し、

皆様の投票用紙を基にスタッフがポイントを集計し、

獲得ポイントの多い順に1位から3位を選出いたしました。

・参加者11名

・有効投票数11票

1位【獲得ポイント10ポイント】

【ドイツ】2019年　ヴァイヘルベルク・ピノ・ノワール

/クランプ　7,480円(税込)　

同率1位

【オーストラリア】2022年　アップルジャック・ヴィンヤード・ピノ・ノワール

/ジャイアント・ステップス　7,700円(税込)　

3位【獲得ポイント9ポイント】

【チリ】2021年　モンテス・アルファ・スペシャル・キュヴェ・ピノ・ノワール　

/モンテス　5,500円(税込)

・参加者11名

・有効投票数11票

1位【獲得ポイント16ポイント】

【ドイツ】2019年　ヴァイヘルベルク・ピノ・ノワール

/クランプ　7,480円(税込)

2位【獲得ポイント10ポイント】

2020年　【イタリア】ピノ・ネロ/アンティノリ　7,700円(税込)

3位【獲得ポイント7ポイント】

2021年　【アルゼンチン】シン・アズフレ/ボデガ・チャクラ　8,800円(税込)

同率3位：【フランス①】2020年　ヴォーヌ・ロマネ・ヴィラージュ

/パトリス・リオン　18,700円(税込)　

同率3位：【フランス②】2020年 アロース・コルトン

/二コラ・ロシニョール　12,100円(税込)

1位【総獲得ポイント：26ポイント】

【ドイツ】2019年　ヴァイヘルベルク・ピノ・ノワール

/クランプ　7,480円(税込)

2位【総獲得ポイント：16ポイント】

【イタリア】2019年　ピノ・ネロ/アンティノリ　7,700円(税込)

3位【総獲得ポイント：15ポイント】

【オーストラリア】2022年　アップルジャック・ヴィンヤード・ピノ・ノワール

/ジャイアント・ステップス　7,700円(税込)

ヴォーヌ・ロマネやカリフォルニア等の名だたる有名産地を抑え、

ダントツの1位に輝いたのは、なんとドイツ産！

これには銀座店のスタッフもびっくり。

お客様からは、

「濃い色調からは想像のできない、エレガントな味わい」

「飲んだ瞬間から良いと感じた」

「嫌味の無いタンニン、酸。香りが良く飲みやすい」

「高貴なスタイル」

といった非常に高評価なコメントが寄せられました。

中には「これがフランスワインでなければワインを飲むのを辞めます」

と言った、ユーモアに富んだコメントもあり、スタッフにとっても改めて、

ドイツワインのクオリティを再認識する機会となりました。

近年、ブルゴーニュワインの値上がりが著しく、多くのワイン愛好家の皆様が、世界各国の銘醸地から、

少しでもブルゴーニュのスタイルに近いワインを探されています。

もちろん、昨今のワインメイキングにおけるトレンドは上記のような、

ブルゴーニュを踏襲したスタイルであることは間違いございません。

しかしながら、一度皆様には「ブルゴーニュスタイルという基準軸」をなくした状態で、

先入観なしに各国のピノ・ノワールを楽しんでいただきたいと私は思っております。

どうしても人は先入観を持って、物事を認識してしまいます。

例えば「カリフォルニア＝濃い」「ヴォーヌ・ロマネ＝エレガントで華やか」のように。

しかし、ワインのスタイルというのは本来、皆様の味覚、嗅覚の上で判断されるべきものです。

是非、このブログをお読みになられているワイン愛好家の皆様には今後、普段あまり手に取られない、

未体験のワインの魅力を発見していただきたいと願っております。

そうすれば、ワインの魅力は何倍にも大きくなることと確信しております。

最後になりますが、我々エノテカスタッフ一同は皆様のワインライフが少しでも充実したものになるよう、

全力でサポートさせていただきます。もしお困りのことがございましたら、

お近くのエノテカの店舗でスタッフにお気軽になんでもお尋ねください！！！