こんにちは、船橋東武店の田口です！

今回ご紹介する週末スペシャルテイスティングは、

ブルゴーニュのテロワールを知り尽くした鬼才ルシアン・ル・モワンヌが手掛ける一級畑『ラヴォー・サン・ジャック』です。

一流ドメーヌが所有する特級、一級畑からワインを造るネゴシアンが手掛ける1本。

口当たりは滑らかながら、しっかりとしたタンニンや酸味、ミネラルに富む濃厚な味わいをお楽しみいただけます。

□開催日　2024年8月24日(土)～25日(日)

□参加費　1杯50ml　3,850円(税込)

□定員　13名

□Tasting Item

2021　ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ ラヴォー・サン・ジャック

／ ルシアン・ル・モワンヌ（フランス　ブルゴーニュ）

［ 赤　ライトボディ ／ ピノ・ノワール ／ ボトル販売価格円41,800 (税込) ］

■ブルゴーニュのテロワールを知り尽くした鬼才

ルシアン・ル・モワンヌのオーナーのムニール・サウマ氏は、元シトー派の修道僧。

フランス各地のワイナリーやカリフォルニアでワイン造りを学び、1999年、妻であるロテム氏とボーヌの中心街にルシアン・ル・モワンヌを創業しました。

ルシアン・ル・モワンヌが手掛けるワインはコート・ドール全域にわたり、錚々たる銘醸畑ばかりです。

彼らは自らの畑は持たず、リリースするワインは極少量のみという“ミクロネゴシアン”の先駆けとして名を馳せています。

一般的な熟成期間は10～18カ月ですが、ルシアン・ル・モワンヌは、大きく上回る約25カ月間以上の熟成を行い、しかもその間、酸化を避けるため澱引きを一切未実施。

また亜硫酸を極力加えず、ワインから出た澱と炭酸ガスで酸化を防ぐという伝統的な手法で熟成されます。

こうして澱とともに長期熟成することで、ワインが成長する力を保ちつつ、絶妙なバランスと旨味を引き出します。

自らの手で仕上げることができる量までしか造らないというこだわりを持ち、どのヴィンテージも生産量は100樽を超えることは決してありません。　

■特級畑にも匹敵する味わい

こちらの一級畑ラヴォー・サン・ジャックは、ジュヴレ・シャンベルタンの中でも南向きで日照量が多い畑。

村の数ある一級畑の中でも、クロ・サン・ジャックやコンブ・オー・モワンヌ等と並び、特級畑にも匹敵すると評されています。

造られるワインは、サテンのように滑らかなテクスチャーがあり、しっかりとしたタンニンや酸味、ミネラルに富み、

ダークチェリーやラズベリーなどの濃厚な果実味が際立つスタイルに仕上がっています。スパイスのニュアンスをまとった長い余韻をお楽しみいただけます。