こんにちは、船橋東武店の田口です！

皆様は暑い日には何を飲みたくなりますか？

私はキリっと冷やしたソアヴェです。

名前通り心地よく、気持ちよく、暑さも楽しませてくれます♪

さて、今回ご紹介する週末スペシャルテイスティングは、

贅沢且つ稀少な辛口白ワイン『ラ・クラルテ・ド・オー・ブリオン』です。

オー・ブリオン・ブランとラ・ミッション・オー・ブリオン・ブランのブドウをブレンドした

贅沢且つ稀少な辛口白ワインをご用意しました！

□開催日　2024年8月10日(土)～11日(日)

□参加費　50ml　2,530円(税込)

□定員　13名

□Tasting Item

①2021　ラ・クラルテ・ド・オー・ブリオン

／シャトー・オー・ブリオン(フランス　ボルドー)　

［ 白　／ セミヨン、ソーヴィニヨンブラン ／ ボトル販売価格26,400円(税込)］

■五大シャトー唯一のグラーヴアペラシオン

オー・ブリオンは数世紀に渡る歴史を持つ由緒正しきシャトー。

1533年にジャン・ド・ポンタック氏によって確立されたシャトー・オー・ブリオンの畑は、1855年のボルドーの格付け最高位に選ばれたシャトーで、最古のテロワールを誇ります。

ナポレオン戦争で敗れたフランスの救世主としても知られているこちらのシャトー。

国の崩壊という危機に追い込まれていたフランスの外相タレーランが、敗戦国の処遇を決める1814年の「ウィーン会議」で連日連夜、各国代表に豪華な料理とオー・ブリオンを振る舞いました。これによって各国代表も態度を軟化させ、フランスは敗戦国でありながら領土をほとんど失わずに済んだという話があります。

まさに“フランスの救世主”といえるオー・ブリオンの名声は、瞬く間にヨーロッパ全土に広まりました。特例としてメドックの格付1級に加えられているのも納得がいきます。

ロバート・パーカー氏は、「このワインを飲まずに人生を終えられない。」と評しており、その卓越したエレガンスは他の追随を許しません。

■2つの偉大な畑のブレンド

オー・ブリオン・ブランと、それに並ぶ白ワインとして知られるシャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン・ブラン。

この偉大な2つのワインの畑からとれるブドウを用いて仕立てられています。

2009年より「レ・プランティエール・デュ・オー・ブリオン」から名前を変え、新たに生産され始めたこちらのラ・クラルテ・ド・オー・ブリオンは、セカンドラベルという位置づけですが、年間平均1,000ケースというもともとの生産量の少なさに加え、国外へ輸出される量が限られる稀少なアイテムです。　　

■唯一無二の複雑性

オー・ブリオンとラ・ミッション・オー・ブリオンの畑で収穫されたブドウは、オーク樽内で発酵。

熟成は新樽率40～50%のオークで9～12ヵ月間行われます。

このように造られるワインは、若い時からすでに辛口白ワインに用いられるセミヨン種の魅力が存分に表現された味わい。

フルーティーでフローラルなアロマがワインに新鮮さと唯一無二の複雑性を与えています。