ROCHES NEUVES
ロッシュ・ヌーヴ
ロワール / ソミュール・シャンピニー
ロワールと言えばフランス北部に位置するため、白ワインのイメージが強い産地。しかしながらロワール河中流域にあるソーミュール地区は別格、特にその極一部の地域ソーミュール・シャンピニーで造られる赤ワインはロワールで一番の赤と言っても過言ではありません。

ソーミュール地区は海洋性気候で温暖な冬に恵まれ、年間を通して日照時間が多いため、ブドウの成熟に適しています。また、縦横に流れるロワール河とその支流がミクロクリマを生みだし最高のワインを産します。そのため多くのワイン生産者たちがロワールワインを造りたい!とこの地にやってきます。このドメーヌ・デ・ロッシュ・ヌーヴのワインメーカー、ティエリ・ジェルマン氏もその一人。
出身はボルドーで30代という若さで成功を収めた醸造家。ドメーヌを代表する赤ワイン”マージナル(=限界)”は、ロワールワインのテロワールの常識をはるかに超えた、最高峰の赤ワインとしてその名がつけられました。また、マージナルにはアウトサイダーという意味もあり、ボルドーからやってきた天才醸造家、ティエリ・ジェルマン氏ニックネームとしてもちょうど良いかもしれません。
このマージナル=アウトサイダーの意味を持ちボルドーからやってきた天才醸造家が造るワインにちなんで命名されました。様々なジャンルのワインが集まるワイン専門家たちのブラインド・テイスティングで、なんと五大シャトーを超える評価をもらったこともあるとか!?
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