ドメーヌ・シャンソン
DOMAINE CHANSON

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フランス ブルゴーニュ ボーヌ コート・ド・ボーヌ

ドメーヌ・シャンソン

全房発酵と長期の発酵前低温浸漬がこだわりの、ボーヌの老舗


1750年創業のドメーヌ・シャンソンはボーヌに本拠地を置く老舗のメゾンのなかでも最古の造り手のひとつ。1999年にシャンパーニュ・メゾン、ボランジェの傘下に入り、栽培・醸造において革新的な技術を取り入れ、伝統と革新、双方を組み合わせたワイン造りを行っています。約43haもの自社畑を所有していますが、そのほとんどが本拠地のボーヌの1級畑で、2009年からはすべての自社畑で有機農法を実践しています。醸造面におけるドメーヌ・シャンソンの特徴は、全房発酵と長期の発酵前低温浸漬の2点。除梗機が開発される前、1950年代以前のブルゴーニュではほとんど全てのドメーヌが除梗・破砕をしないで醸造を行っていましたが、いまでも全房で仕込んでいるのは、トップドメーヌではD.R.C.やルロワなど数えるほどしか残っていません。除梗をすれば梗までしっかりと熟していなくとも収穫・発酵が可能な上、タンクの容量が節約でき、果実を仕込む量も多くできます。一方、全房発酵を行うためには、梗が完全に熟すまで通常より1週間収穫を遅らせる必要があり、ルモンタージュのポンプも使えないので、重力を使い上から移動させる設備も必要になります。そして、当然ブドウは機械ではなく、すべて手摘み収穫されなければなりません。手間もコストもかかる作業ですが、あえて梗を残して発酵させる狙いの一つは、香りの複雑性を出す為。ワインに表れる花の香りやスパイシーさは、梗の中からも生み出されています。また、ポリフェノールがもたらすテクスチャーの滑らかさや凝縮感なども梗がもつ自然のタンニンに由来するもの。さらに、梗の中にはわずかに水分が残っているので、これを入れることでアルコール度数が平均で1.5%ほど下がり、フレッシュかつまろやかで飲みやすいワインに仕上げることができます。発酵前低温浸漬は他のドメーヌもやっていることですが、全房発酵と組み合わせて行っているのはドメーヌ・シャンソンだけ。これは自然酵母を使った発酵と関係しています。醸しに時間をかけることによって自然酵母の持つ酵素が徐々にブドウの細胞を分解し、香りの前駆体を取り出すことができるため、出来上がるワインには豊かな芳香がもたらされます。

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