デ・ウアー DES HUARDS
お気に入り追加
お気に入り追加
- フランス
- ロワール
土着品種ロモランタンを造る、ビオディナミ生産者。
ドメーヌ・デ・ウアーは、ロワールのクー・シュヴェルニー地区でワイン造りを行う家族経営のドメーヌ。100年以上前から土着品種ロモランタンを栽培する造り手として有名です。クールシュヴルニーで唯一の星付き高評価を獲得するなどしてロワール屈指の凄腕生産者として名声を上げています。「ビオディナミ栽培は特別な事ではない。土や空気、水といった自然の力を利用するのです。植物の成長のリズムを細かく観察し、それに合わせて畑の手入れをするだけ。私達にとっては自然に寄り沿いワインを造る唯一の農法だと考えています。」そうコメントするウアー家の栽培方法は独特で、畑に複数のハーブを生やす事により生物の多様性を保っています。バランスが崩れたらハーブや調剤を少しだけ与え、あとはブドウの樹自らが病害への耐性を強めてバランスを取り戻すのだそう。 この栽培方法を可能にするのは、ロモランタン種の個性の一つ。はるか16世紀より栽培されているこのブドウ品種は砂地に適しており、フィロキセラの被害を受けにくく、また砂地での栽培が最適な品種とされています。ロモランタンは高い酸度を持つため、もともとは他のブドウ品種とブレンドさせるものとして用いられていましたが、1960年代以降には栽培が比較的容易なソーヴィニヨン・ブラン種に植え替えられてしまったため、絶滅寸前にまで追い込まれていました。それをウアー家をはじめとした数人の造り手を中心に再興に尽力。1993年にはロモランタン独自の個性がINAOに認められ、ついにA.O.Cクール・シュヴルニィが誕生したのです。
商品一覧
0 件
該当商品はありません