2015年のカリフォルニアは、冬の終わりから春先にかけて例年になく暖かな気候が続き、発芽が平年より早く始まりました。干ばつの影響で収穫量は減少しましたが、その分1粒1粒よく凝縮された果実が実り、芳しく風味豊かなワインが造られました。
熟した白桃や洋梨、シトラスの果実香に、オレンジの砂糖漬けやクリームブリュレの甘いニュアンスが複雑に混ざり合った、まるでグラスから溢れだしてくるかのように香り高いアロマ。口に含むと凝縮した果実味と樽のニュアンスが滑らかに感じられ、爽やかな自然の酸味とミネラルが余韻にまで続きます。
自社畑で最も標高の高い畑のブドウを使用した、濃厚でボリューム感のあるリッチな味わいです。
飲み頃:~2030年