2013年はアルテミス・ドメーヌが初めてブドウの栽培から醸造までを一貫して管理し、アイズリー・ヴィンヤードの名でリリースされた記念すべきヴィンテージ。
2013年のカリフォルニアはロバート・パーカー氏も「キャリア史上最も偉大な年」と語るグレートヴィンテージ。アイズリー・ヴィンヤードにとっても記念となるにふさわしい年となりました。暖かい春が発芽を促進し、平均よりも2~3週間も早く生育サイクルが開始しました。涼しい夏、そして収穫期前の完璧とも言える天候を経てブドウは成熟。年間降水量が2012年の1/4程度という非常に乾燥した気候により、美しい酸と清純なアロマを保ちながらも凝縮感と力強さを備えたスタイルとなりました。
青みがかった濃い紫色の外観。ブラックベリーやカシスのアロマに、バラの花びらやスパイスのニュアンスが加わった美しく綺麗な香り。口に含むと幾層にも折り重なる複雑なテクスチャーがあり、ブルーベリーやブラックチェリーなどの豊かな果実味が広がります。ミネラル感と旨味と共に、非常に繊細できめ細やかなタンニンが長い余韻の中に感じられる、過去のアイズリー・ヴィンヤードの素晴らしいヴィンテージに匹敵する出来となっています。
飲み頃:~2056年