2012年、パーフェクトに近い天候となったナパ・ヴァレー。
冷涼な気温であった芽吹きの時期の後、3月の激しい雨にもブドウ樹は耐え、
理想的な気温のもと開花をむかえました。
気温変動の少なかった夏の気候と冷たい夜が、ブドウ粒を大きく成長させ、
9月の例年よりも低い気温により糖度はゆっくりと上がり、
味わいのバランスにも優れたブドウを収穫できました。
卓越したヴィンテージの恵みを反映した美しい仕上がり。
レッドチェリーやストロベリーなどの果実味は、熟しすぎることはなく、
どこまでもバランスとハーモニーに優れています。
きめ細かなタンニンが深く、何層にも重なる花や果実味のニュンアスを、
優雅に包み込んでいます。