CONTINUUM ESTATE PROPRIETARY RED
WA 99
01
2016 750ml[Full]
37,000 Yen (40,700 Yen (Tax included))
370 Points!
Out of stock
前ヴィンテージは即日完売! 最新2014年ヴィンテージ、36本限定再入荷!
継承されるカリフォルニアワインの父「ロバート・モンダヴィ」のスピリット。
カリフォルニアワインを世界的に認知されるレベルに高めた第一人者であり、シャトー・ムートン・ロスチャイルドと共にオーパス・ワン設立を成功させた「カリフォルニアワインの父」と称される伝説的人物、故ロバート・モンダヴィ氏。このコンティニュアム・エステートはロバート氏の次男であり、オーパス・ワンと、ロバート・モンダヴィ・ワイナリーで約30年間に渡り醸造責任者を担ったティム・モンダヴィ氏と、姉のマルシア女史によって2005年に設立されたワイナリーです。ナパ・ヴァレーを知り尽くした彼らが、集大成として「世界の最上級ワインに認められる単一畑のワインを造りたい」という想いのもと集結。ラテン語で「継続、継承」の意をもつコンティニュアムという名の通り、ロバート氏のスピリッツを継承したワイン造りを行い、100年に渡るモンダヴィ家の歴史に敬愛を注いだたった1本の赤ワインを手掛けています。 初リリースとなる2005年から、パーカーポイント95+点を獲得。その後のヴィンテージも95点以上を獲得し続け、更にはワインスペクテーター誌年間トップ100に選出されるなど、最高の評価を獲得しています。 ワイナリー公式サイトでもメーリングリストへの登録無しに購入できず、現地マーケットでもリリース直後からプレミア化が最も早く進むワインのひとつ。本家の流れを組む正統派モンダヴィ・ブランドの最高傑作としてその地位を不動のものとしています。
カリフォルニアワインの聖地、プリッチャード・ヒルで造られる 自社畑100%の最高級エステートワイン。
モンダヴィ家がコンティニュアムの自社畑として選んだのは、プリッチャード・ヒルの標高400~500mに位置する西向きおよび南向きの斜面。生前のモンダヴィ氏も視察を行ったその畑は、日当たりが良いだけでなく、日中は平野部より冷涼で、夜は2℃ほど暖かいという気候。そのため、ブドウは酸を維持したままじっくりと成熟します。また、水はけがよいためブドウの樹勢が抑えられ、低収量ながらも凝縮したブドウが実る最高の環境です。コンティニュアムは、2006年まではモンダヴィ・ワイナリーが長年手入れをしてきたオークヴィルのト・カロンからのブドウで仕立てていましたが、2007年よりこちらのプリッチャード・ヒルの自社畑のブドウを使用し始めました。最初はブドウ全体の15%ほどでしたが徐々に比率を上げ、遂に2012年ヴィンテージから100%自社畑のブドウを使用。さらに、2013 年には同じ敷地に待望のワイナリーが完成し、栽培からボトリングまで一貫して製造を行う、正真正銘のエステートワインとなりました。 ティム氏は「この環境はラベルのモチーフになっているカベルネ・フランには不可欠。カベルネ・フランは土壌を選ばない代わりに、プリッチャード・ヒルのような優れた環境でなければ、高品質のブドウは結実しない。若いワインに香水の様なアロマと骨格を与え、時間の経過とともに素晴らしいエレガンスを生みだすカベルネ・フランは、コンティニュアムの熟成のためには欠かせない品種だ。」と語ります。 現在、コンティニュアムの所有する畑はAVAに認定されていませんが、法の外のグラン・クリュと呼べるこの区画こそが、コンティニュアムを単なるプレミアム・ナパワインに留まらない世界の最高級ワインに匹敵するまでに高めた理由といえるでしょう。
テロワールに深い敬意を払い、人と自然との調和を重視したワイン造り。
コンティニュアムのモットーは、「畑に敬意を払い、畑をサポートすること」。最新技術を取り入れつつも、常にブドウの個性を尊重することによって生まれる人間と自然が奏でたハーモニーこそがワインである、という考えのもと、ワイン造りが行われています。 収穫においては、ブドウは全て手摘み。2013年からは果実を最高の状態で収穫するためナイト・ハーヴェストを行っています。多くの労働力と設備を必要とする作業ですが、それにより、全ての果実を冷涼な気温のうちに収穫でき、よりクリーンな発酵ができるようになります。収穫後は手作業で丁寧に選別された後、75%フレンチオークの大樽、25%コンクリートタンクで発酵。ステンレスタンクはフレッシュなアロマを抽出できるものの、タンニンの渋みも出てしまうためボトリング以外には用いず、大樽で深みとリッチネス、コンクリートタンクでエレガンスとミネラリティを引き出します。抽出はブルゴーニュで行うパンチダウンやボルドーで行われるポンプオーバー、さらにバトナ―ジュなどの技術を組み合わせ、丁寧に行われます。熟成は新樽率68%のフレンチオークの小樽で21ヶ月。全てのロットのワインを注意深く試飲し、ヴィンテージのアッサンブラージュが決定されます。 その地道な醸造スタイルについてティム氏は「多くのナパワインはブドウのエキスを過剰に抽出し、余分な要素を削ることで100%に近づけるスタイルだが、それでは良い所も削ってしまいかねない。私たちのメンタリティは、0%から100%を慎重に積み上げていくブルゴーニュの醸造スタイルだ。」と語ります。そうして出来上がったワインは伝統的な方法で自然にゆっくりと澱引きされ、無濾過・無清澄にてボトリングを行います。しかし、コンティニュアムとしてボトリングされるのは、仕込んだワインのうち80%限り。残り20%はワインとして完成していながら、選別時に除外されてしまいます。この厳しい選定こそ、コンティニュアムが極限まで品質を求めている証拠なのです。
コンティニュアム10年目となる記念すべき2014年ヴィンテージ。 若いうちから愉しめる、エレガンスとリッチさを兼備した表現豊かな味わい。
2014年ヴィンテージは、エステート・ワインとしては2作目、そしてコンティニュアムとしてリリースされる10作目となる記念すべきヴィンテージ。2013年の秋から乾燥した気候が続き、非常に乾燥した年となりました。2月から3月は湿度の高い気候が続きましたが、その後は収穫まで高い降雨量を記録することはなく、結果として、開花、結実、色付きが例年に比べて早期に行われ、10月初めにはすでに収穫を完了。また、唯一の心配である8月24日に発生したナパ南西の地震は、ナパの町や近郊の町には多大なるダメージを与えましたが、コンティニュアム・エステートは震源から50kmほど離れているため、被害を逃れることができました。早期に生育期を迎えたカベルネ・ソーヴィニヨンやカベルネ・フランは十分に熟し、高品質のブドウを収穫することに成功。バランスに優れ、凝縮感があり、美しいストラクチャーを備えたワインが造られた素晴らしいヴィンテージとなりました。 濃い紫色の色調に、スミレの色のような鮮やかなエッジが見れる外観。カシスのアロマに、ユーカリやレモン油の入り混じったような上品で高貴なスパイス香、エスプレッソや黒鉛のニュアンスが重なり合った複雑な香りがグラスから漂います。口に含むと、シルクのように滑らかな口当たり。ブラックプラムやチェリーの果実味が、円熟した上品なタンニンと爽やかな酸味とともに口中に広がり、長い余韻へと導きます。 美しいエレガンスとリッチなボディを兼備し、優れた果実とテロワール、ヴィンテージの特徴がバランスよく表現された1本。熟成ポテンシャルもありますが、すでに表現豊かであり、2013年ヴィンテージに比べて早くから愉しめる親しみやすい味わいとなっています。その魅力を十分に引き出すために、是非デカンタージュしてじっくりと時間を掛けてお楽しみください。
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