商品の紹介

生産者について

ロンコ・セヴェロ RONCO SEVERO

星付レストランにもオンリストされる、自然派

ロンコ・セヴェロはイタリア北東部の、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州に位置する自然派ワインの造り手。1980年代後半、現当主のステファノ・ノヴェロ氏がワインの醸造を始め、1990年に父親から実質的なワイナリーの運営を任されてからは、真っ先に土壌改良と自然栽培へと方向転換を図ります。また、1999年からは白ワインの長期マセラシオンを開始。ヨスコ・グラヴネル、スタンコ・ラ ディコン、ダリオ・プリンチッチといったフリウリの伝説的生産者にワイン造りを学びます。当初はワインのスタイルの転換から、父の時代の顧客が離れていきましたが、徐々に新たな顧客を増やしていき、今では星付レストランにもオンリストされるほどの人気を得るようになりました。

ワイナリーが位置するのは、すぐ後ろはスロヴェニアという、フリウリの小さな集落プレポット。北部からの心地良い風と、南部のヴェネツィア湾からの海風が畑に流れ込む、ブドウ栽培の環境として素晴らしい土地です。特筆すべき点は、この地域特有のポンカ土壌。泥灰岩、砂質が押し固められたスレート状の土壌で、その要素を吸い上げたブドウはワインにミネラル感と骨格をもたらします。

生産地について

イタリア フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア

多彩なスタイルのワインを生む「白ワインの聖地」

ワインの生産量のおよそ70％が白ワインのフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州。イタリア北東部に位置し、北はオーストリア、東はスロヴェニアと国境を接しており、南にはアドリア海が広がるなど、多様な土壌が特徴の場所です。

代表的な土着品種の1つフリウラーノに加え、シャルドネ、ピノ・グリージョ、ソーヴィニヨン・ブランなど国際品種からも素晴らしい白ワインが生み出されています。近年では土着品種から造る赤ワインや、白ブドウを果皮ともに発酵、醸す方法を取り入れたオレンジワインなど、個性的なワインが生み出されている産地です。