DOM PERIGNON P2 VINTAGE [BOX]
WA 96
01
2002 750ml[Full]
56,800 Yen (62,480 Yen (Tax included))
568 Points!
言うまでもなく、世界で最も有名なシャンパーニュ、ドン・ペリニヨン。 その始まりは、シャンパーニュという美酒の始まりでもあります。シャンパーニュ地方中央部のマルヌ丘陵北側に位置するベネディクト派のオーヴィレール大修道院で醸造責任者兼会計係りに任命された、僧侶ドン・ピエール・ペリニヨン。彼は1715年に生涯を終えるまで、類まれなる洞察力とたゆまぬ努力によって今日のシャンパーニュ製法の礎を築き、「世界最高のワイン」を造るという大望を果たすため尽力し続けました。 彼は、フランス最北のワイン産地であるシャンパーニュにおいて、他の地域に負けないワイン造りを確立するという使命を持ってワイン造りに取り組み始めました。当初は、赤ワインではブルゴーニュに対して勝ち目がなく、当時まだ安定的に生産されていなかった白ワインを極めようとします。課題は、気温が低いシャンパーニュ地方では、冬の間、白ワインの発酵過程が止まってしまい、春に再び発酵が始まるということ。シャルドネよりも、再発酵しにくい、ピノ・ノワールを活用できるよう、圧搾技術を進化、黒ブドウから白ワインを造り出します。そして再発酵を逆手にとって、瓶内2次発酵による発泡性のワイン、現在のシャンパーニュの原型を確立しました。 そのほかにも、オーヴィレールの所有畑を細かく分析し、最上級のピノ・ノワールとシャルドネを安定的に栽培し、それらをアッサンブラージュする技術、ガラス瓶、コルク栓の導入など数々の革新をシャンパーニュにもたらしました。そのワインの素晴らしさは高い評判を呼び、それを聞きつけた太陽王ルイ14世御用達のワイン商たちによって、ヴェルサイユ宮殿へ献上されました。以来、3世紀に渡って、ドン・ペリニヨンは、僧侶の独創性を受け継ぎながら、最高のシャンパーニュの地位を守り続けています。
ドン・ペリニヨンがこれだけの歴史をつむぐ中で、大切にしてきたのは、ヴィンテージワインへの絶対的な献身。単一年に生産されたワインのみ、しかも納得のいく優良年にしか生産を行わないといいうスピリッツが貫かれています。現在、1990年から醸造最高責任者を務めるリシャール・ジェフロワ氏は、1954年シャンパーニュ地方コート・デ・ブランで長年ワイン造りを行う家系に生まれました。リシャール氏が「私たちは自らの理念と独自性を表現し、絶対的完璧を求めて努力し続けなければなりません。それは、未知のインスピレーションに満ちた終わりのない探求の旅であり、ドン・ペリニヨンはヴィンテージごとに新たな価値を生み出します。」と話すように、鋭い感性でヴィンテージの個性が解釈され、アッサンブラージュと精緻な微調整が施されることにより、その年ごとにまったく思いがけない形で神秘的なハーモニーが生みだされています。 また、熟成もドン・ペリニヨンにとって大切な要素。ドン・ペリニヨンの複雑さはゆっくりとした熟成から生みだされるとのポリシーから出荷される前に少なくとも8年間の熟成を経ています。さらにドン・ペリニヨンは3度の飲み頃を迎えると言われ、1度目はリリース直後、2度目がその倍、16年ほどたった頃。その飲み頃=プレニチュードを味わうために、リリースされたのが、このドン・ペリニヨン P2 ヴィンテージです。 最高のヴィンテージを、最高のタイミングで味わう。ドン・ペリニヨンの革新性から生まれた逸品です。
17年もの時を経たその味わいは、少し空気に触れるだけで、力強く熟成したまばゆいばかりのブーケが開きます。鮮やかで熟成感のある豊かな香りが広がり、温かなブリオッシュのアロマがベルガモットや葡萄の実に混ざり合い、たばこのスモ―キーな香りが全体にアクセントを加えます。 明快に響きわたるアタックの後、より肉感的で豊かな味わいへと次第に変化。気品のある粘性が控えめに現れ、ワインの輪郭を縁取ります。活気に富んだ優雅な苦味がリコリスやトーストした麦と混ざり合い、余韻として続きます。スモーキーで鋭くエネルギーに満ちたフィニッシュに至るまで、幾重にも重なり、次々に姿を現す、バランスとハーモニーが感動を誘う味わいです
★…この商品は1本用の紙袋には入りません。紙袋をご希望の場合は、2〜3本用をお選びください。
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