NUITS SAINT GEORGES 1ER CRU LES DAMODES
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2018 750ml[Full]
13,000 Yen (14,300 Yen (Tax included))
130 Points!
ロバート・パーカー氏が最高評価5ツ星を付ける大人気ドメーヌ。 ヴォーヌ・ロマネに隣接する一級畑から生み出される 甘い果実の風味と繊細で優しいタンニンが魅力。
フィリップ氏とヴァンサン氏のレシュノー兄弟が運営するニュイ・サン・ジョルジュのドメーヌ、レシュノー。 今は亡きモランというネゴシアンで働いていた父親から 3haの畑を受け継いだレシュノー兄弟は1986年にドメーヌを創業。 僅かであった畑をおよそ10haの規模にまで拡大させました。 ニュイ・サン・ジョルジュを拠点としていますが、 北はマルサネから南はボーヌのショレイ・レ・ボーヌまで 18のアペラシオンからワインを生み出しています。 栽培を担当するのは兄のフィリップ氏で、弟のヴァンサン氏は醸造を担当します。 ワインは「とにかくブドウの質ありき」という考えのもと 1980年代末にドメーヌ元詰めに特化し、1990年代後半にはビオロジックに着手。 現在では全ての畑でビオロジックを採用し、いくつかビオディナミ的な調合物も使っています。 また、剪定から収穫に至るまで収量を抑え良いブドウを残すことに専念し、 収穫時の選果、収穫後の選果も非常に厳しく行っています。 醸造は、ヴィンテージとクリマにもよりますが原則的に100%除梗。 10~12度の低温マセラシオンを4~5日間続けた後、ブドウ由来の自然酵母による発酵を行います。 ヴィンテージによってはしっかり色づく前のジュースを抜くことでワインの濃縮度を高めます。 その後、およそ16ヵ月の樽熟成を行いますが、特筆すべきはその新樽率の高さ。 村名ワインでも新樽率50%と比較的高く、ニュイ・サン・ジョルジュにおいては 一級畑レ・ダモードは70%、プリュリエにおいては100%の新樽を用いています。 これだけの高い新樽率は、彼らのワインの凝縮度に自信があるからに他なりません。 その後、ワインをステンレスタンクに移し3週間から1ヵ月かけて 自然に澱が落ちるのを待ってからの瓶詰め。 できるだけワインを澱と一緒に寝かすことで、ブドウの持ち味が最大限に引き出されるのです。 このように様々な製法を用いて生み出されるワインは、 果実味が豊かでタンニンも丸みがあり、若いうちから楽しめる濃厚な味わいが魅力。 ロバート・パーカー氏は、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティやルロワなど 圧倒的知名度と実力を誇る数少ない生産者のみに与える最高評価5つ星をレシュノーに与え、 また、ワイン・アドヴォケイトにて、彼らのクロ・ド・ラ・ロシュ2002年に100点を付けました。 こうして1986年創業と比較的新しいワイナリーながらも、 少しづつ集まっていた人気を不動のものにしたのです。 こちらは、彼らが最も得意とするニュイ・サン・ジョルジュの村名キュヴェ。 ヴォーヌ・ロマネとの村境に位置する、村名ダモードとして従来は別に醸造していた区画も含む、 7つの区画のブドウがアッサンブラージュされています。 力強さの中にもエレガンスが垣間見れる ニュイ・サン・ジョルジュの特徴を総合したスタイルです。 こちらの一級畑レ・ダモドは、ニュイ・サン・ジョルジュの中でも標高300mの高さに位置し、 村では珍しく斜度が20度ほどもある急斜面です。 細かな砂利と石灰質土壌が堆積して表土を形成しており、 ヴォーヌ・ロマネ村と隣接しています。 村境にある標高の高い上部が村名畑、下部が一級畑とされており、 レシュノーはこれらの双方の区画を持っています。 従来は、これらの区画から収穫されたブドウを合わせて村名のレ・ダモドとしてリリースしてきましが、 2011年から村名の区画を畑名なしのニュイ・サン・ジョルジュに回し、 晴れて一級畑レ・ダモドが誕生しました。 ニュイ・サン・ジョルジュの他の区画のワインとは一味違った、 甘い果実の風味や繊細で優しいタンニンが特徴。 ヴォーヌ・ロマネを彷彿とさせるほどのピュアなスタイルのエレガントな味わいです。
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