2014年のアルザス地方は、冬は穏やかな気候だったため、霜の被害もほとんどなくブドウは無事結実。しかし、夏が雨の多い冷涼な気候だったため、ブドウの成熟までには時間がかかりました。また、9月に入ると暑すぎない乾燥した気候だったため熟成はゆっくりと進み、高い酸と熟度のあるブドウを収穫することができました。
非常に穏やかでピュアなマスカットの香りに、白い花や白桃、レモンのニュアンスが混ざり合います。口に含むと果実味が口いっぱいに広がりますが、高めの酸によりワインはすっきりとした印象が残ります。薫り高く爽やかな味わいは、オニオンサラダや燻製した魚料理と相性抜群です。
ミュスカ(100%)