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エノテカでも長年ベストセラーを誇るアルゼンチンの名門ワイナリー、ボデガ・ノートン。手頃な価格のテーブルワインからアルゼンチン最高ランクのトップ・キュヴェまで、一貫して洗練されたワイン造りが世界中で高く評価されています。
彼らのトップ・キュヴェであるジェルノ・ランジュは、樹齢107年にもなる高樹齢のマルベックを主体に良年にのみ造られ、1ヴィンテージの平均生産本数は5,000本前後。今回ご紹介する2010年は、更に少ない4,400本と非常に稀少なヴィンテージです。さらに、アルゼンチンがワインアドヴォケイト誌のヴィンテージチャートにて92点を獲得した優良年で、ジェルノ・ランジュおいても92点をマークするという、ワイン好きには見逃せない1本となっています。
アルゼンチンを代表するワイナリーが手掛ける高評価獲得の最上級キュヴェを、是非この機会にご堪能ください。 |
2012年ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー受賞。
創業120年のアルゼンチンを代表するワイナリー。 |
昨年2015年で創業120周年を迎えたボデガ・ノートン。アルゼンチン随一のワイン銘醸地、メンドーサ河流域にある800m~1,100m級という高地に6つのブドウ畑を持ち、それぞれの土地に合ったブドウ品種を栽培。所有するのは一流クリスタルメーカーとして有名なスワロフスキー社で、大がかりな投資と最新技術の投入によりアルゼンチンを代表するワイナリーとして世界各国から絶賛されています。「お客様に喜んでいただける、最適な価格で最高の商品を提供する。」という哲学を掲げ、どのワインも控えめな値段ながらそのクオリティはすべて価格以上。 その姿勢と確かな味わいが評価され、現在ではアルゼンチンワインの中で日本への輸入量がNo.1 のブランド(※)として知られています。
2012年には、チーフワインメーカーであるホルヘ・リッチテッリ氏が、アメリカの著名な専門誌『ワイン・エンスージアスト』誌のワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを受賞。また2014年には、『デキャンタ誌』にてワイン・オブ・ザ・イヤー2006最優秀賞を獲得したドニャ・パウラで醸造責任者を務めていた著名なワインメーカー、ダヴィッド・ボノミ氏が、ホルヘ氏の右腕として参画。ダヴィッド氏が参画してからのワインについてはロバート・パーカー氏も注目。「ワインはよりフレッシュに、オークは控えめになっている。将来が楽しみだ。」とコメントしています。 更に2011年にはベスト・ニューワールド・ワイナリー・オブ・ザ・イヤーにノミネートされ、「アルゼンチンのワイン造りをリードする存在」「最も親しみやすく賞賛すべきワインを造っている」と世界的に評価されています。
※食品産業しんぶん 銘柄別 ランキング 2015年日本のアルゼンチンワイン輸入数量にて
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生産本数4,400本の超稀少品。
樹齢100年ほどにもなるブドウを使って造られるトップ・キュヴェ。 |
ジェルノ・ランジュは、「ボデガ・ノートン」の最高品質を表現することをコンセプトに造られた特別なキュヴェ。 ワイナリーの初代オーナーであるジェルノ・ランジュ・スワロフスキー氏の名を冠したボデガ・ノートンの最上級ワインです。ノートンで造る最高級の、樹齢107年にもなるマルベックに樹齢83年のカベルネ・ソーヴィニヨン、樹齢92年のカベルネ・フランをブレンド。良年のみの生産で、1本1本にはシリアルナンバーが刻印されています。1ヴィンテージの平均生産本数は約5,000本程と少量ですが、2010年ヴィンテージは更に少ない4,400本と、まさに超稀少品なのです。
2010年のジェルノ・ランジュは、パーカーポイントにて92点を獲得しており、「フレッシュかつジューシー。1本芯の通ったバランスに優れた味わい」と高く評価。日本においても2015年のサクラアワードにて見事ゴールドを受賞するなど、各国で高い評価を得ています。
熟成は、100%新樽のフレンチオークで品種ごとに分けて18カ月間熟成されます。その段階で基準を満たしたワインだけが瓶詰めされ、さらに14ヶ月間エイジング。合計32ヶ月もの歳月をかけて出荷されます。鮮やかなプラム、チェリー、すみれのアロマにモカやスパイスなどのニュアンス。甘く濃密な果実味があり、厚みのあるゴージャスなスタイルです。滑らかな舌触りでしっかりとしたミネラルが感じられ、長く続く余韻が印象的。重厚感があるニューワールドらしいスタイルながら、柔らかい印象をも併せ持つ味わいは、ノートンの他のワインとは一線を画す、最上級ワインの品格溢れる1本です。
お飲みになる1時間程前にデキャンタ―ジュしていただくと、より美味しくお召し上がり頂けます。
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