DOMINUS [MAGNUM BOTTLE]
Price:92,000 Yen (101,200 Yen (Tax included)) ~
01
2016 1500ml
92,000 Yen (101,200 Yen (Tax included))
920 Points!
02
2015 1500ml
WA 100
あのペトリュス、トロタノワ、オザンナ、ラ・フルール・ペトリュスといったボルドー右岸最上のワインの数々を育てあげた、クリスチャン・ムエックス氏。世界屈指のワインメーカーである彼が、カリフォルニアの中でも随一の銘醸地、ナパヴァレーで生み出すワインが「ドミナス」です。1983年のリリース直後から、数々の有名評価誌で毎年高得点を獲得。実際に畑も隣同士であるオーパス・ワンとは、いまや名実ともに肩を並べる程のプレミアム・カリフォルニアワインに成長しています。 ドミナスはその品質の向上と世界的需要の高まりにより、2010年ヴィンテージにおいては史上最高評価も相まって4万円を超える価格にてリリースされたことも記憶に新しいところ。そんな中最新の2012年ヴィンテージは、高い評価を保ちつつも3万円台という価格でリリースされました。評価においては、同ヴィンテージのオーパス・ワンがパーカーポイント96点、ドミナスは98+点と大きく上回るのに対して、価格はオーパス・ワンよりもぐっと下回っていることも注目すべきポイントと言えるでしょう。2012年のカリフォルニアは全土が1年を通し完璧な気候に恵まれた当たり年。カリフォルニアファンのみならず、ワイン好きには見逃せない即買い必至の1本。ドミナスはその生産量に対して世界的に需要が増え続けていることから年々入手困難になっているため、確実に手に入れるには、リリース直後の今がチャンスです。
世界屈指の醸造家クリスチャン・ムエックス氏が 惚れ込んだ畑、ナパヌック・ヴィンヤード。 優雅なカベルネ・ソーヴィニヨンを生み出す魅力。
ドミナスが造られている畑「ナパヌック」は、元々、カリフォルニアワインの黎明期を築いた伝説のワイナリー「イングルヌック」の畑の一つであり、ナパ・ヴァレー最古と言われる歴史ある畑です。ムエックス氏とナパヌックの出会いは1980年代。カリフォルニア大学デービス校在学中からナパ・ヴァレーの可能性に魅せられたムエックス氏がこのナパヌックを発見した際、「この場所だ。私はここでワインを造るべきだ」と悟ったと言います。早速、ムエックス氏はこの「ナパヌック・ヴィンヤード」にドミナス・エステートを創設し、ワイン造りを始めました。ファーストヴィンテージは1983年、最初はジョイントベンチャーとしてのスタートでした。タッグを組んだ相手は、あの伝説的なナパワイン「イングルヌック」のジョン・ダニエルの娘=ロビン・ダニエル・レイルとマーシャ・スミス。ジョイントベンチャーというと、ロバート・モンダヴィとムートン・ロスシルドのオーパスワンがまず頭に浮かびますが、実はドミナスも、とんでもない組み合わせの仏米ジョイントベンチャーだったのです。 ボルドーの名門として素晴らしいワインの数々を手掛けながらも、ムエックス氏がこの「ナパヌック」にそこまで惚れ込んだ理由、それはこの地ならではの気候にあります。ナパ・ヴァレーは、アメリカ西海岸ならではの、南北に走る山脈が織りなすヴァレーの一つで、太古のジュラ紀には海の底であったといわれます。山脈に守られたナパ・ヴァレーは太平洋からの寒流を受ける海岸線のエリアよりも温暖な気候に恵まれており、その南北約50kmの細長い地域の中では、南方サンパブロ湾からの海風と霧の影響を受けるため、北上するほど気温は上昇。「ナパヌック・ヴィンヤード」のヨーントヴィルはナパ・ヴァレーの中では南側に位置するため比較的冷涼となり、暑すぎる気候で育った筋肉質なワインとは違う、エレガントで優雅なカベルネソーヴィニヨンが育ちます。 興味深いことに、ドミナスには、メルロが全く使用されていません。これまでムエックス氏が育て上げてきた数々の右岸シャトーとは、全く別のスタイルへ挑戦しているのです。そして実はドミナスの位置する土地から、オーパス・ワンの畑は目と鼻の先。 キャラクターは違えど、カルフォルニアのプレミアムワインを生み出す、最高の地域であることは揺るぎない事実と言えるのです。
自社畑100%。 カリフォルニアの常識を覆すワイン造り。
ドミナスが誕生した1980年代、カリフォルニアではブドウ栽培とワイン醸造は分業制が当たり前でした。オーパス・ワンでさえブドウは契約農家から買い付けていたという中、ムエックス氏はボルドーで行っているようにブドウ造りから瓶詰めまでを一貫して行うドメーヌ方式を持ち込み、カリフォルニアのワイン界に大きな衝撃を与えました。 ムエックス氏が一貫して目指すワインのスタイルはエレガントで複雑な味わい。そのためにボルドーで培った栽培技術を導入し、徹底した畑の管理を行っています。 カリフォルニアといえば日照量と温暖な気候が魅力ですが、ドミナスではその気候故のブドウの「糖度」が上がりすぎることが課題となっているため、 枝をワイヤーで支え、葉を多めに茂らせ日照量を調節しています。また根が下に深く張ることが、良いブドウの実をつける要因ですが、区画の一番端の樹は地中で広々と根を広げてしまうため、他の区画と分けて収穫を行っています こうして、驚くほどの手間をかけ丁寧に造られるドミナスは、ナパヴァレーのテロワールとボルドーの技術が見事に融合した、上質なパワーとエレガンスを感じるスタイル。カリフォルニアの持ち味である円熟した味わいに加え、ボルドーのグランヴァンに通じる複雑性を兼ね合わせた逸品です。ナパワインの多くが、新樽使用率100%という中、ドミナスは異例の新樽率40%と控えめ。他のカリフォルニアワインとは一線を画す、複雑かつ繊細な味わいに驚くと共に、丹念に造られたブドウの旨味に浸ることができます。
CALIFORNIA CULT WINE COLLECTION
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