ファン待望!WA100点獲得の超グレート・ヴィンテージ、 最新2015年到着! |
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ペトリュス、オザンナ、ベレール・モナンジュなどボルドー右岸のスターワインを育てあげた世界屈指のワインメーカー、クリスチャン・ムエックス氏。同氏が1980年代にカリフォルニアで創設し、今やカリフォルニアのトップワイナリーに数えられるのがドミナス・エステートです。
今回、そのドミナスからトップ・キュヴェであるドミナスの最新ヴィンテージ2015年が入荷いたしました。2015年のドミナスは、2010年、2013年に続き、ワイン・アドヴォケイト誌において3度目となる100点を獲得した超グレート・ヴィンテージです。ファン待望の最新ヴィンテージ初リリースのこの機会を、是非お見逃しなく。
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「私はここでワインを造るべきだ!」
世界屈指の醸造家クリスチャン・ムエックス氏が惚れ込んだ畑、ナパヌック・ヴィンヤード。 |
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ペトリュス、オザンナなどボルドー右岸のスターワインを育てあげた、世界屈指のワインメーカー、クリスチャン・ムエックス氏。 ドミナスは、クリスチャン・ムエックス氏が特に力を注いでいるワインの一つです。1968年から1969年にかけてムエックス氏はカルフォルニアのデイヴィス校にてワイン造りを学びました。その時以来ナパヴァレーの地に魅せられ、1980年代初頭にこの地を再び訪れた際、ナパ最古と言われる優良畑「ナパヌック・ヴィンヤード」に足を踏み入れた途端、「この場所だ。私はここでワインを造るべきだ」と直感的に悟りこの地にドミナス・エステートを創設しワイン造りを始めました。
ファーストヴィンテージは1983年。最初は伝説的なナパワイン「イングルヌック」のジョン・ダニエルの娘=ロビン・ダニエル・レイルとマーシャ・スミスとタッグを組み、ジョイントベンチャーとしてスタート。 その後。1995年に彼はドミナス・エステートを完全に所有・運営することになりました。
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最高の栽培環境。 優雅なカベルネ・ソーヴィニヨンを生み出すナパの魅力。 |
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ナパ・ヴァレーは、アメリカ西海岸ならではの、南北に走る山脈が織りなすヴァレーの1つで、太古のジュラ紀には海の底であったといわれます。 山脈に守られたナパ・ヴァレーは、太平洋からの寒流を受ける海岸線のエリアよりも、温暖な気候に恵まれています。 その南北約50kmの細長い地域の中では、南方サンパブロ湾からの海風と霧の影響を受けるため、北上するほど気温は上昇します。
「ナパヌック・ヴィンヤード」のヨーントヴィルはナパ・ヴァレーの中では南側に位置するため比較的冷涼となり、暑すぎる気候で育った筋肉質なワインとは違う、エレガントで優雅なカベルネソーヴィニヨンが育ちます。そして実はドミナス・エステートの位置する土地から、オーパス・ワンの畑は目と鼻の先。キャラクターは違えど、カルフォルニアのプレミアムワインを生み出す、最高の地域であることは揺るぎない事実なのです。
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ドミナスが誕生した1980年代、カリフォルニアではブドウ栽培とワイン醸造は分業制があたりまえであり、あのダラ・ヴァレーも自社所有の畑は「マヤ」だけでした。 そんな中、ムエックス氏はボルドーで行っているように、ブドウ造りから瓶詰めまでを一貫して行うドメーヌ方式を持ち込み、カリフォルニアのワイン界に大きな衝撃を与えました。
ムエックス氏が一貫して目指すワインのスタイルはエレガントで複雑な味わい。そのためにボルドーで培った栽培技術を持ち込み、畑の管理を徹底しています。カリフォルニアは日照量と温暖な気候が魅力ですが、その気候故にブドウの「糖度」が上がりすぎてしまうことが課題。それを防ぐために、枝をワイヤーで支え、葉を多めに茂らせ日照量を調節しています。
また、ムエックス氏はドライファーミングにも力を入れています。ドライファーミングとは灌漑をしない、つまり水を与えない農法でブドウを栽培すること。ブドウの樹の根が地中深くに伸び、養分を吸い取ることで「テロワールが味わえるワイン」が生まれるそうです。 |
【ムエックス氏が描いたドライファーミングの図】
(左)ドライファーミングをしたブドウの樹。地中の水を求めて3mほど根が伸びる。
(右)灌漑をした時の根。表面に撒かれた水を求めて根が上に伸びてしまう。
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ムエックス氏が魅了されたナパヌックヴィンヤードの畑には3~5%の傾斜がついていますが、畑の上部(標高230m付近)に位置する区画の約2/3がドミナスに、若木の1/3がナパヌックに使用されます。畑の中腹は、1/3がドミナス、2/3がナパヌックに。そして一番標高の低い畑のブドウが、サードであるオテロに回されるそうです。 |
【ムエックス氏が描いたナパヌック・ヴィンヤードの図】
※ムエックス氏が描いたナパヌックヴィンヤードの図
※D=ドミナス、NK=ナパヌック、O=オテロ |
ナパヌック・ヴィンヤードの中でも最上の区画から収穫されたブドウは、キャラクターの違う区画ごとに発酵、醸造が行われます。それぞれのブドウが生まれた場所を深く理解し、精密に計算しつくされ行うワインメイキングは、ムエックス氏が目指す複雑味を帯び洗練された力強い味わいを生みだします。
こうしてドミナス・エステートで丁寧に造られるワインは、ボルドーの技術とナパ・ヴァレーのテロワールが見事に融合し、 上質なパワーとエレガンスを感じるスタイル。 カリフォルニアの持ち味である円熟した味わいに加え、ボルドーのグランヴァンに通じる何層にも重なる複雑性を兼ね合わせた逸品であり、カリフォルニアがお好きな方はもちろんのこと、ボルドーラヴァーにも是非味わっていただきたい特別なワインです 。 |
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WA100点獲得!クリスチャン・ムエックス氏が大絶賛する 最新グレート・ヴィンテージ2015年。
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ドミナスの最新2015年ヴィンテージは、2010年、2013年に引き続き、ワイン・アドヴォケイト誌にて100点を獲得した超グレート・ヴィンテージ。
完熟したブルーベリーやブラックベリー、黒スグリの果実のアロマに、タイム、鉄、アニスのニュアンスに加えラベンダー、マルチパンなど様々な要素が複雑に絡み合っています。口に含むと、エネルギーに満ち溢れた力強い印象。凝縮した果実味とみずみずしい酸味、精密なタンニンが見事なハーモニーを演出し、フィニッシュでは驚くほど長く深みのある余韻が続きます。
クリスチャン・ムエックス氏曰く、「偉大なる自然はこのワインにナパのリッチネス、ボルドーのフィネスを授けた。」とのこと。「我々は最初からこのヴィンテージに惚れていた。」と満面の笑みで語るファンには見逃せないグレート・ヴィンテージです。 |