750ml
2018年
ピエモンテの老舗ワイナリー。バルベラの名産地の単一畑ブドウで仕立てる、香り高くエレガントなスタイルの赤ワイン。
4,400円
(税抜価格4,000円)
40pt
進呈
4.2
(9)
変更・返品について
造り手のプルノットは、世界市場で「ピエモンテのワインと言えばプルノット」と言われるほどの知名度を誇る老舗ワイナリー。こちらのワインはエノテカのバイヤーたちがピエモンテに出張に行った際に試飲を行い、全員一致で「これは日本に紹介したい!」と熱望した注目アイテムです。香り高いアロマにフレッシュな果実味を備えた、エレガントなスタイル。上質なバルベラを生み出す名産地の単一畑ブドウから造られている1本です。
待ちに待った入荷!
"完成されたワイン"
750ml
ローストしたお肉、チーズ、ラビオリ
ライトボディ
ミディアムボディ
フルボディ
限定120本!
2018年
4,400円
(税抜価格4,000円)
2018年
4,400円
(税抜価格4,000円)
2018年のピエモンテはブドウの品質と収量共に恵まれ、素晴らしい出来栄えとなったヴィンテージ。冬から春の穏やかな気候を経て、夏は気温の高い日が続きました。また7~8月にかけて、降水量が多かったことも特徴。9月上旬には高品質なブドウの収穫に成功し、凝縮した果実味とフレッシュな酸を備えたワインが造られました。
外観は紫がかったルビーレッドの色合い。グラスに注ぐとプラムやプルーンなどの熟した黒系果実のアロマに、香辛料やハム肉を思わせるスパイシーで芳醇なニュアンスを含んだ香りが溢れ出します。口に含むと、ジューシーな果実味と柔らかいタンニン、溌剌とした酸が溶け合った調和の取れた味わい。香り高く果実味溢れるスタイルかつ、バランスの良い仕上がりで、深みのある余韻が長く続いていきます。非常にコストパフォーマンスに優れた1本です。
コルク
バルベラ・ダルバ ピアン・ロムアルド
BARBERA D’ALBA PIAN ROMUALDO
プルノット
■思わぬ絶景スポットを見付けたような、掘り出しモノの出会い!
石田バイヤー
「好きなワインを見つけたいけど、何を飲めばいいの?」それはワインの仕事にどっぷり入っている自分たちにも日々ある事です。気になるエリアでいいワインを見つけたい、そんなときに私がしていることの一つ。「生産者の頂上とも言うべきトップキュヴェを突然購入するのではなく、手に届くワインからとにかく飲んでみる!」です。
ピエモンテでいえば、ネッビオーロという品種は、高貴な品種なので、どうしてもお値段もワンランク上になりがち。ただ、その一方でバルベラのような品種は手に届くものが見つかりやすく、色々な生産者が造っています。まずは気になる造り手のバルベラを飲んでみる。もしくはバローロではないランゲ・ネッビオーロを飲んでみる。そこから次のステップ(バローロやバルバレスコ)へ。掘り出しの絶景スポットを見つけることは楽しい時間でもありますし、頂上以外にも心に響く景色はたくさんあります。
今回のバルベラ・ピアン・ロムアルドは、まさに頂上からではない、山登りの途中でほっこり見つけた美景スポットの一つ。ピアン・ロムアルドとは単一畑の名前ですが、単一畑としての知名度からしても、「観光地化」されていない、隠れスポットだとも思います。
■現代の食生活に合うエレガントなスタイル!
プルノットは初めて取り扱う生産者ではありませんが、"ワインは時代に応じて変化して、進化している"、そんな学びと発見がこのワインにはありました。最近では、他の生産者でも、バルベラを尊重したワイン造りが増えていますが、 1961年、すでに "バルベラを単一区画で育てる" そう判断がされていることが、とても興味深かったです。 そして、温暖化に合わせた栽培や収量調整など、大切な畑でワインを進化させるような取組を行っていて非常に勉強になりました。
また、ピエモンテでは、日照に恵まれた畑はネッビオーロ、そうではないところにはバルベラやドルチェット、更に水はけがよくない畑(丘の底辺部分)はヘーゼルナッツの木が栽培されている、という光景をよく目にします。 このことから、ワイン造りにおいて「標高が高く、南向きではない畑=ブドウ栽培が難しい区画」という考えが自然な流れであることが良くわかります。
しかし、そんな中で「ライトな食事が好まれる今では、ピアン・ロムアルドのように冷涼なエリアで育つブドウはエレガントで時代にも合っている!」 そのことをテイスティングをしながら、訪問メンバーみんなで体験、発見することができました。
■バルベラならではの魅力を再発見!
ジュワーっと広がる果実の甘み、社交的で人懐っこさもありながら、しっかりとした酸味を備えておりすごく冷静な一面を持っている芯のあるスタイルです。料理とも合わせやすい=日常の生活にも溶け込みやすいと思います。プルノット訪問時に一緒に体験した、ラビオリにソースとしてワインをつけることも、バルベラならではの甘味が引き立てるものでもありました。改めてバルベラの魅力を気づかせてくれるワインだと思います。
エノテカバイヤー 石田敦子
Atsuko ishida
2002年に入社。入社3年目に一度退社してフランスへワイン留学、DUAD(ボルドー大学醸造学部公認ワインテイスター)を取得して再度復帰してバイヤーになるという異色のキャリアをもつ。試飲するワインは年間1000種類を超える。
1923年、第一次世界大戦後、経営の厳しかったランゲ・ワイン協同組合をアルフレッド・プルノット氏が買い取ったことから、プルノットの歴史は始まります。アルフレッド氏は、経営者としてだけでなく醸造家としても手腕を発揮。様々な畑のブドウを混醸することが一般的であった当時のピエモンテにおいて区画ごとのテロワールの違いを理解し、その個性を活かす、ブルゴーニュワインの「クリュ」の概念をバローロに持ち込みました。
その概念が活かされ、単一畑のブドウだけでリリースしたバローロ・ブッシアは、バローロの品質を劇的に向上させるきっかけをつくり、世界市場で「ピエモンテのワインと言えばプルノット」と言われるほどの知名度を誇るワイナリーへと成長しました。
30年以上に渡りプルノットを守ってきたアルフレッド氏でしたが、1956年に勇退。現在は、イタリア屈指の名門ワイナリー、アンティノリがワイナリーを所有し、質の高いワイン造りを守り続けています。プルノットのワインは、いつ飲んでもフローラルなアロマがよく香り、とてもオープンな雰囲気で、長期熟成を要するバローロ、バルバレスコにおいて、比較的飲み頃を早く迎えるモダンでスタイリッシュなスタイルに定評があります。
プルノットでは毎年、所有畑のすべてを隈なく調査し、土壌に最適な手入れ方法を研究。バローロやバルバレスコ以外にも、ピエモンテ特有のブドウ品種を活かした秀逸なワイン造りを行っています。こちらのワインに使われているバルベラ種は、ピエモンテ州のブドウ作付面積の35%を占めるポピュラーなブドウ品種です。
暑さや寒さに強い品種であるため、ヴィンテージによる影響が比較的少なく、毎年美味しいワインが産出。特にアルバという地域のバルベラは上質とされ、「バルベラ・ダルバD.O.C.」という呼称を名乗ることを許されています。 ピアン・ロムアルドは、そのアルバ地域の中でも、バローロの生産地区東側に位置するモンフォルテ・ダルバ村の単一畑。プルノットで造られるバルベラは4種類ありますが、その中でも歴史が古く1961年から“バルベラの単一区画”として存在しています。
ピアン・ロムアルドの畑は標高が500mとかなり高い位置にあることで昼夜の寒暖差が大きいため、しっかりとしたアロマにフレッシュな果実味を備えた、エレガントなスタイルのワインが生み出されます。また、石灰質粘土質の土壌に由来する豊富なミネラル感も魅力のひとつです。ブドウは収穫の後、7~8日間ほどマセラシオンが行われ、マロラクティック発酵を実施。徹底した温度管理のもとフレンチオークで12ヵ月の熟成を行い、瓶詰をして4ヵ月の瓶内熟成を経た後、リリースされます。
外観はルビーがかった赤紫の色合い。グラスに注ぐとプラムやプルーンなどの熟した黒系果実のアロマに、香辛料やハム肉を思わせるスパイシーで芳醇なニュアンスを含んだ香りが溢れ出します。口に含むと、ジューシーな果実味と柔らかいタンニン、溌剌とした酸が溶け合った調和の取れた味わい。香り高く果実味溢れるスタイルかつ、バランスの良い仕上がりで、深みのある余韻が長く続いていきます。非常にコストパフォーマンスに優れた1本です。
4.2
9 件のクチコミ
0人の役に立ちました
2021.07.04
0人の役に立ちました
2020.11.27
0人の役に立ちました
2020.10.03
0人の役に立ちました
2020.09.09
他のバルベラとだいぶ違った印象。 若いバルベラはマルベックにも通ずるような"ムラサキ"なイメージがあったのですが、 こちらは程よく円熟した落ち着いた果実のニュアンスがまとまり良く感じました◎ 熟した深みのあるスパイスのニュアンスが味わいをより立体的にしているのかもしれません… そのバランスが完璧で、"完成されたワイン"というイメージを強く感じました! ワイン初心者の方やワインラヴァーの方、どんな方にも美味しいと思ってもらえるワインだと思います。 カツレツ(レモンを搾って…)やポークソテーなどと合わせてみたいですね。 他のバルベラと飲み比べてみるのも違いがしっかり感じられて楽しいと思います!
レビュー全文を見る2022.04.20
バルベラというと華やかな香りと赤系果実のフレッシュさをカジュアルに楽しめるワインが多いイメージですが、このバルベラは確実にワンランク上のクオリティ。 2016年ヴィンテージの初入荷から複数本リピート購入しているワインです。 赤と黒が混じる果実の中に混じるリコリスやクローブなどの甘さの混じるスパイス感がアロマとしてグラスから立ち昇ります。 時間が経過すると一層果実感が全面に出てきて、この価格とは思えないほどのスケールすら感じます。 非常に緻密でスムースなタンニンと伸びやかな酸が豊かな香りを余韻まで連れていってくれ、最初から最後まで大満足なワインです。 ワイン単体でも十分に楽しめます。 凝縮感もありますが、バルベラらしい気取らない軽やかさも残るこのワインとピエモンテの郷土料理バーニャカウダと合わせると◎ 自身でもバーニャカウダを作り、ワインと合わせましたが、想像以上の相性で幸せな一時を過ごせました。 新たなヴィンテージのリリースも待ち遠しくなる、リピート必須の一本を是非お試しください!
レビュー全文を見る2021.03.26
ご購入手続き画面にてギフトボックスを追加して、セットするワインをご指定ください。
※375ml、1,500mlのボックスは1本用のみとなります
紙箱:1本/2本/3本用 各275円(税込)
木箱:1本用 1,320円(税込) / 2本用 1,650円(税込)
ボックスを追加いただくとオプション(無料)を選択できます。リボン、熨斗についてはどちらかを選択できます。熨斗の表書き、名入れも承ります。ボックスを包装し、その上に熨斗をお掛けします。
メッセージカードはご自由にメッセージをご記入いただけます。
リボン
熨斗
メッセージカード
ご購入の商品数に応じて、紙袋を1本用、2〜3本用、ミニサイズの3種類からお選びいただけます。
飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
「人とお酒のイイ関係」ほどよく、楽しく、良いお酒。
飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
「人とお酒のイイ関係」ほどよく、楽しく、良いお酒。