今回入荷は36本限り!高得点獲得の優良ヴィンテージ2013年。
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イタリアワインの帝王と名高いガヤがトスカーナ州ボルゲリ地区に進出し手掛ける注目のスーパータスカン、カマルカンダ。今回はパーカーポイント、ワインスペクテーター共に95点という高得点を、イタリアワイン評価誌ガンベロ・ロッソでも、最高評価のトレ・ビッキエリを獲得した最新ヴィンテージ2013年が入荷いたしました。2013年のボルゲリ地区はワイン・アドヴォケイト誌のヴィンテージチャートで95点を獲得した優良年。まさに入手必須の1本と言えるでしょう。今すぐ飲むのもよし、10年程度熟成させ美しく変貌を遂げた姿を楽しみに待つのもよし。ボルゲリの特異的な土壌と、帝王ガヤの情熱と技術が結集した、渾身のフラッグシップワインをぜひお見逃しなく!
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最高のワインを求めて常に進化を続け、帝王が今最も力を注ぐワイナリー
“カ・マルカンダ”。
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1996年に長い交渉の末土地を購入しワイナリーを設立、今年で20年を迎えたカ・マルカンダ。アンジェロ・ガヤ氏の右腕として毎週のようにワイナリーに足を運んでいるガヤ・ガヤ女史は「ブドウの樹齢も20年を迎え、すばらしい品質のワインを生み出すことができています。」と語っています。
カ・マルカンダが近年特に力を入れているのが畑の生物多様性。ボローニャ大学をはじめ複数の大学と共同で研究を進めるほか、植物学者、生物学者をコンサルタントとして雇い、ブドウの樹や畑全体の潜在的な能力を最大限に引き出すよう努めています。
中でも近年世界中の生産者の課題となっている地球温暖化については、早熟なメルロの植樹を減らす一方で、遅熟でよりフレッシュ感のあるブドウ、カベルネ・フランの植樹率を増やす取り組みを開始。カベルネ・フランのもつ花の香りやフレッシュさによって、ワインの味わいやフィネスを高めています。これにより最新の2015年ヴィンテージからマガーリのセパージュはカベルネ・フラン主体となるほか、フラッグシップのカ・マルカンダも2015年ヴィンテージからセパージュの変更を予定しています。
こうして最先端の技術を駆使し、未来を見据えたワイン造りが行われているカ・マルカンダ。創立20年を迎え帝王ガヤが今最も力を注ぐワイナリーであり、今後の進化からも目が離せません。
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サッシカイアとは別のボルゲリスタイルを確立させた功績。 |
カ・マルカンダは、サッシカイアを筆頭にハイクオリティのスーパータスカンが多く産出されるトスカーナ州の沿岸部ボルゲリ地区で、1996年にガヤが手に入れたワイナリー。カ・マルカンダとは、ピエモンテの方言で「望みのない交渉」という意味。アンジェロ・ガヤ氏はボルゲリの地でワインを造るため、最高の土壌を求めて研究に研究を重ね、ついに理想の土地を見つけました。しかし、彼は何度も交渉に出かけるものの、その土地の所有者はなかなか首を縦に振らず、18回に及ぶ交渉の末、やっとその念願の土地に畑を取得しました。
アンジェロ氏がこの土地にこだわった理由は、カ・マルカンダの土地がサッシカイアなど一部のトップワイナリーにしかみられない特異な土壌であったことです。テッレ・ブルーネ(ロームと粘土を含む黒い土)とテッレ・キアーレ(石灰質が豊富で石や砂利を多く含む白い土)が入り混じる個性的なテロワールは、国際品種を栽培するのに最適で、は特に上質なメルロを主体としたワインで、サッシカイアとは違うボルゲリのワインの新しいスタイルを確立しました。当時カベルネ・ソーヴィニヨン主体のボルドーブレンドが主流であった中でのこのカマルカンダの存在は、「偉大な成功」と評価されています。
ロバート・パーカー氏は、「アンジェロ・ガヤ氏は、自身のワインに関して常に意欲的な姿勢をみせるが、ボルゲリで手掛けている「カ・マルカンダ」のことになると、特別な愛着と情熱をうかがわせる。2000年に幕を切ったワイナリーは、これまであまり人に知られることなく、ひときわ神秘的な存在を放ってきた。世代を超え様々な理想が錯綜してきたバルバレスコと違って、この「カ・マルカンダ」は、ガヤ単体で実現・完成させた「究極のワイン造り」を表現していると言っても過言ではない。」と評しています。
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近年稀に見る良年となった最新ヴィンテージ。 |
今回入荷したカ・マルカンダの最新2013年は、有名ワイン評価誌ワイン・アドヴォケイト、ワインスペクテータ両誌にて95点、イタリアワイン評価誌ガンベロ・ロッソにて最高評価のトレ・ビッキエリを獲得した、カマルカンダの歴史の中でもトップ評価を獲得。2013年ヴィンテージは、4月に霜が降りブドウの生育への影響が懸念されましたが、それがブドウの芽の数を調整することとなり、意図的でなく自然と低収量の条件をつくりだすことに成功。5~6月は素晴らしい天候が続き、時折降る突発的な雨が絶妙のタイミングで畑に冷涼さと水をもたらしました。また、昼夜の温度差が大きく、その寒暖の差が良質な酸を持ったアロマ豊かなブドウの実りへと導き、結果として結実不良が全くないという優良ヴィンテージとなりました。
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