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マガーリ [ハーフボトル] カ・マルカンダ(ガヤ) MAGARI [HALF BOTTLE] CA’MARCANDA(GAJA)

ボルゲリ注目品種カベルネ・フラン主体の、芳しくエレガンスに満ちたボルドーブレンド。熟した果実味としなやかなタンニンが魅力。

オンライン限定商品

6,050

(税抜価格5,500円)

2020年

375ml

JS 92

WA 94

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赤ワイン

パワフル&ストラクチャー


ミディアムボディ+

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フル

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5

コスパ良い典型イタリアワイン

カ・マルカンダは、多くのスーパータスカンが産出されるトスカーナのボルゲリ地区で、ガヤが手掛けるワイナリー。マガーリは、近年高い評価を得ているカベルネ・フランを主体にしたボルドーブレンド。しっかりとした骨格とタンニンのまろやかさが備わる、ガヤらしさに溢れるエレガントな味わいをぜひご堪能下さい。

商品情報

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375ml

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在庫一覧

  • オンライン限定商品

    2020

    6,050

    (税抜価格5,500円)

    • JS 92
    • WA 94

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    味わい

    輝きを伴ったルビー色の外観。ブラックチェリーやカシス、ブルーベリーなどの果実のアロマとバラやハーブ、クローブのニュアンスが溢れ出します。豊潤な果実味のなかに洗練された酸味が重なり、上品な味わい。シルキーなタンニンが心地よく、スパイスの風味が余韻まで続きます。

    飲み頃

    ~2035年

    コルク

商品の紹介

マガーリ [ハーフボトル]
背景

マガーリ [ハーフボトル]

MAGARI [HALF BOTTLE]

カ・マルカンダ(ガヤ)

イタリア

イタリア トスカーナ ボルゲリエリア

イタリアワイン界の帝王として、最高峰の地位を不動のものとしているガヤ。現4代目当主、アンジェロ・ガヤ氏は、ピエモンテの伝統あるワイン造りの中で、歴史的な革新を次々と成功させ、ガヤのワインを世界トップクラスの品質へと導いてきました。そんなアンジェロ氏が、18回にも及ぶ交渉の末、念願叶って手に入れた銘醸地ボルゲリのワイナリーがカ・マルカンダです。


カ・マルカンダは、今アンジェロ氏が最も力を注ぐワイナリーの1つ。地球温暖化による気候の変化をポジティヴに捉え、生物多様化への「新しいバランス」造りをはじめ、セパージュの変更など、ガヤの哲学である「革新」を恐れない挑戦的なワイン造りを実践しています。こちらは、大胆なセパージュ変更によってカベルネ・フランの新たな一面を引き出したキュヴェ、マガーリ。止まることなく進化を続ける、ガヤの魅力を是非お愉しみ下さい。

“イタリアワインの帝王”が探し求めた理想の地

アンジェロ・ガヤ氏

イタリアワイン界の帝王として、最高峰の地位を不動のものとしているガヤ。1859年、ピエモンテ州で初代当主ジョヴァンニ・ガヤ氏によって創設されて以来、家族経営による徹底した品質主義を貫き、常に最高品質のワインを生み出しています。現4代目当主、アンジェロ・ガヤ氏はガヤを語る上で最も欠かせない存在。ピエモンテの伝統あるワイン造りの中でアンジェロ氏は、バリック(小樽)、単一畑の概念、国際品種の栽培を導入し、歴史的な革新を次々と成功させてきました。


その結果、最も権威あるイタリアワイン評価誌ガンベロ・ロッソにおいて、ガヤは最高評価を歴代最多で獲得。そして、醸造の分野で傑出した業績を挙げた人物に与えられる「ワインメーカーズ・ワインメーカー・アワード」を2019年に受賞し、「帝王」の名をほしいままにしています。

そんな、アンジェロ氏が1996年に手に入れたワイナリーが、こちらのカ・マルカンダ。ワイナリーは、サッシカイアを筆頭に数々のスーパータスカンが産出されるトスカーナ州の沿岸部ボルゲリ地区に位置しています。カ・マルカンダとは、ピエモンテの方言で「望みのない交渉」という意味。アンジェロ氏が幾重にも及ぶ交渉の末、念願叶って手に入れたこの土地に対する熱い想いが込められています。

カ・マルカンダの土地は、サッシカイアなどの一部のトップワイナリーにしか見られない、テッレ・ブルーネ(ロームと粘土を含む黒い土)とテッレ・キアーレ(石灰質が豊富で石や砂利を多く含む白い土)が入り混じる個性的なテロワールが特徴。この特異な土壌は、国際品種を栽培するのに最適な土壌であり、アンジェロ氏がボルゲリの地でワインを造るために研究に研究を重ね、ようやく発見した理想の地でした。


そのため、何としてでも手に入れたかった彼は、なかなか首を縦に振らない土地の所有者と18回にも及ぶ交渉を重ね、ようやく手に入れることができたのです。

気候環境の変化に適応する「新しいバランス」

1996年のワイナリー設立以来、今年で24年を迎えたカ・マルカンダ。現在、そんなカ・マルカンダを取り仕切るのは、アンジェロ・ガヤ氏の右腕として活躍する娘のガヤ・ガヤ氏。彼女は毎週のようにワイナリーに足を運び、畑やブドウの状況を細かくチェックし、「ブドウの樹齢も20年を迎え、すばらしい品質のワインを生み出すことができている。」とその品質向上に自信を見せています。


常に最高のワインを追い求めるガヤのワイン造り。そこにはテクニックに頼らず常に変動する環境の中で、先を見据えてアクションを起こすガヤの革新的なワイン造りが深く関係しています。

「新しいバランス」生物多様性への取り組み

近年ガヤでは、世界的にも問題となっている気温上昇や干ばつ、大雨や激しい雹など気候環境の変化に対して、「新しいバランス」に取り組む必要があると考えています。 そのため、カ・マルカンダのワイナリーではブドウ栽培を越えた環境そのものに取り組むために、植物、昆虫、土壌、遺伝子など様々な専門家をコンサルタントに迎え、化学的な方法ではなくより有機的に、様々な変動からのリスクにどのように対応していくのか試行錯誤を重ねています。


特に土壌には細心の注意を払い、できる限り人の手が触れないように土壌を手助けするという考えのも下ブドウ畑に花を植え、寄ってくる鳥や花粉媒介者を引き寄せることで農薬や除草剤を使わずにブドウ栽培を行っています。


また、蛾などの害虫の繁殖防止用のフェロモンスティックの使用、スケールという害虫の天然の拮抗薬となるアンギルスやキルプトレムスの栽培、土壌の健康状態のバランスをとるための大麦や、穀類、ソラマメ、ブルータンジー、カラシ、クローブなどのカバークロップ(緑肥)の輪作、牛糞を原料にした独自の堆肥作り、ブドウ畑を囲む蜂の巣や木々の配置など、「新しいバランス」を目指し、ありとあらゆる取り組みを行っているのです。

地球温暖化によるセパージュの変更

カ・マルカンダでは地球温暖化による過熟を防ぐために、早熟なメルロの植樹を減らす一方で、遅熟でよりフレッシュ感のあるブドウ、カベルネ・フランの植樹率を増やす取り組みを開始。2015年ヴィンテージより、カ・マルカンダはメルロ主体からカベルネ・ソーヴィニヨン主体へ、マガーリはメルロ主体からカベルネ・フランへ変更しています。


ガヤ氏曰く、「健康で活動的な土壌のみが極端な気候変動にうまく適合できる。品種にこだわるのではなく、大切なのは土壌の保護。ワインの輪郭は場所やテロワールに強く影響され、それを可能な限り緻密に表現することが我々の仕事。ブレンドの変更によるワインのイメージへの変化は恐れていない。」とのこと。


カ・マルカンダにとって重要なのは、ブドウの品種自体ではなく、今日の環境に最適なブドウを育てること。また、本拠地ピエモンテとは異なる"歓迎的で色彩豊か"、そして"野性味"を感じさせる「ボルゲリらしさ」を表現することなのです。

力強さからエレガントなスタイルへ

気候変動がワイン造りに与える影響は、セパージュの変更に留まらず、味わいやスタイルへも大きな変化をもたらしています。ガヤ氏曰く、「かつてはフルボディの熟成を前提としたワインに稀少性があったが、それは果実が熟しにくい気候環境であったから。今はむしろ、ミディアムボディのワインの稀少性が高まっているように感じる。」とのこと。


果実がより熟すようになったことでフルボディでアルコール度数が高くなる傾向にある分、逆にエレガントで中程度の骨格をもつワインの稀少性が高まっていることは事実です。ガヤはそこに着目し、ことカ・マルカンダにおいてはエレガントで繊細なスタイルを目指すように。熟度を高めることが容易になりつつあるからこそ、「いかに酸を美しく残し、エレガンスを高めるか。」ということに重点を置いているのです。

常に進化を続けるガヤを象徴する1本

マガーリは、カ・マルカンダの中でも地球温暖化におけるセパージュ変更の影響を最も大きく受けた1本。これまで、メルロ主体の柔らかで濃密な味わいで愛され続けてきましたが、2015年よりセパージュを一新。カベルネ・フランを主体としたカベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルドのブレンドに変更しています。


ガヤ氏曰く、セパージュ変更の理由は、「過去に比べて暑い夏や秋が増え、早熟品種が夏の高温と格闘する一方、暖かい秋によってカベルネ・ソーヴィニヨンやカベルネ・フランなどの晩熟品種の品質が安定し完熟することができるようになったから。」とのこと。あくまでボルゲリのテロワールを忠実に表現するための変更であり、「特に大きな抵抗はなかった。」と語っています。


ガヤ氏の考えるボルゲリの魅力とは、「歓迎的で色彩豊か、そしてリラックスできて野性的。」であること。一般的に、カベルネ・フランと言えば、フランス ボルドー地方ではブレンドとして使用される補助品種としての役割のイメージが強い品種であり、単一品種で造られるロワール地方では、スミレの花のような香りと程よい酸味を備えた上品な味わいが特徴です。一方、ブドウがしっかりと熟さなかった寒い年に造られたワインでは、独特の青い草やピーマンの香が現れることから、ネガティヴなイメージを持たれることもあります。

しかし、元々、酸が強い品種であり、しっかりと熟すことでほどよいタンニンを備えたエレガントな味わいのワインを生み出します。ガヤ氏曰く、「完全に熟したタイミングで収穫することで、円みや瑞々しさを失うことなく、ブーケの複雑さや、特にアロマのフレッシュさを保つことができる。またアタックに酸味を備えることで、複雑性が増し“ボルゲリらしさ”を高めることができる。」とのこと。


マガーリのしなやかでエレガントな味わいは、カベルネ・フランの新たな一面を引き出すと同時に、ボルゲリの魅力を忠実に表現しているのです。

綺麗な酸を持ったエレガントな味わい

変動する地球環境に対応していくために、ブドウ自身の自己完結力を促進するような取り組みを行ってきたカ・マルカンダ。その成果が顕著に表れ始めたのが2017年ヴィンテージです。2017年のボルゲリ地区は5月の末から気温が一気に上がり、8月まで35~40℃の気温が継続していました。


このようなヴィンテージでは酸の少ない、ぼってりとしたスタイルになることが懸念されますが、ガヤ氏曰く、「いざワインにしてみると、非常に綺麗な高い酸が得られた。ブドウ畑はヴィンテージの課題をうまく克服し、ワインは果実のフレッシュさを表現している。」とのこと。


この結果に「猛暑の日々にもブドウの樹がしっかりと適応できた。そしてこれこそが、生物多様性を目指した環境造り。自分たちのまさにやってきていることの成果と言える。」とこれまでの様々な努力が実を結んだヴィンテージとして、期待を膨らませています。

外観は輝きのある深いガーネット。グラスから漂うのは、熟したブラックチェリーやブラックベリーなどの黒系果実に、ブラッドオレンジのような酸味を伴う柑橘系果実のアロマ。さらにハーブの若々しいニュアンスや、スミレの華やかな香り、上品なオーク樽の風味が感じられます。口に含むと非常にジューシーで、綺麗な酸味と滑らかなタンニンが心地の良い仕上がり。しっかりとしたストラクチャーと、驚くほどしなやかな飲み口が魅力の、エレガンス溢れる味わいです。


イタリア最高峰ワイナリーの名を揺るぎないものとした今も尚、情熱を持って次々と新たな革新に挑戦するガヤ。止まることなく進化を続けるカ・マルカンダの魅力を、是非ご堪能下さい。

クチコミ

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4.2

35 件のクチコミ

  • 2010年

    貴重なマガーリ!

    0人の役に立ちました

    2024.01.08

  • 2018年

    間違いないです

    0人の役に立ちました

    2023.12.14

  • 2015年

    飲みやすい!!

    0人の役に立ちました

    2023.11.03

  • 2020年

    濃厚!

    0人の役に立ちました

    2023.05.14

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※375ml、1,500mlのボックスは1本用のみとなります

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