ソライア史上最高の出来! 最新ヴィンテージ2015年。 エノテカ・オンライン初入荷。 |
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イタリアワインの歴史を牽引し、現在イタリア全土に渡り10以上のワイナリーを所有するトップワインメーカー、アンティノリ。1970 年代には、スーパータスカン「ティニャネロ」と「ソライア」を生み出し、その実力を世界に知らしめました。
今回、そんなアンティノリのフラッグシップの一つ、ソライアの最新ヴィンテージ2015年がエノテカ・オンラインに初入荷しました。
2015年のソライアは、ワイン・アドヴォケイト誌及び、ジェームス・サックリングの両評価誌にて、見事100点満点を獲得。さらに、ジェームス・サックリングの「2018年イタリアワインTOP100」にて堂々の1位に輝いたという、超グレート・ヴィンテージです!
「かつてない最高傑作」とまで称される逸品を手に入れる絶好の機会を、是非お見逃しなく。 |
2つの有名スーパータスカンを手掛ける、
イタリア最高峰ワイナリー。 |
イタリアワインの名門アンティノリ。その歴史は1385年、ジョンバンニ=ディ・ピエロ・アンティノリ氏がフィレンツェのワインギルドに加盟した事から始まります。1970年代にはスーパータスカン「ティニャネロ」と「ソライア」を生み出し、その実力を世界に知らしめました。現在はトスカーナ、ウンブリア、ピエモンテなどイタリア全土に10以上のワイナリーを所有。「土地とのつながりに感謝する」という理念のもと、その土地のテロワールと歴史を反映した多彩なワインを造り出しています。イタリアワインの伝統と歴史を牽引してきた、まさにイタリアのトップ・ワインメーカーです。
アンティノリの最大の魅力は何と言っても、イタリア各地に「土地のスペシャリスト」と言うべき個性を備えた、素晴らしいワイナリーを数多く所有している事。キャンティ・クラシコにテヌータ・ティニャネロとペポリ、バディア・ア・パッシニャーノの3つの代表的なワイナリーを有しています。
その中でもアンティノリのフラッグシップワイン、ティニャネロとソライアを生み出しているのがテヌータ・ティニャネロ・エステート。1971年の「ティニャネロ」誕生後、1978年にカベルネ・ソーヴィニヨンを主体とした、もう一つのスーパータスカン「ソライア」をリリースしました。この2つのワインはリリース直後、伝統在来品種サンジョヴェーゼに外来品種カベルネ・ソーヴィニヨンを合わせたことで異端視されましたが、その後海外では軒並み高評価を獲得。「世界的スーパータスカン」として爆発的人気を博し、一躍スターダムに上り詰めました。
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造り手の遊び心から生まれた、カベルネ・ソーヴィニヨン主体の「ソライア」。 |
ソライアは造り手のユニークな発想により、リリースされたワイン。ピエロ氏は当時、サンジョヴェーゼの固いタンニンと強い酸味を補う為に、白ブドウを混醸していたキャンティ・クラシコの造り方に疑念を抱き始めます。そしてサンジョヴェーゼの品質を上げ、その魅力をきちんと引き出す醸造法を追求。その結果、1971年にサンジョヴェーゼにカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドしたティニャネロをリリースしました。その後、1978年にソライアが誕生。ソライアは、ティニャネロの成功によりサンジョヴェーゼとカベルネ・ソーヴィニヨンの好相性が証明された事をきっかけに「その比率を逆にしたらどうか?」という遊び心から生まれました。
そのような遊び心で造られたソライアは、2000年にはワイン・スペクテーター誌でイタリアワインで初めて世界第1位を獲得するなど、伝説的スーパータスカンに君臨。「照りつける太陽」という名に相応しく、ボルドーワインにも引けを取らないエレガンスと力強さで飲む人を魅了してやみません。
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キャンティ・クラシコエリア最高級の畑。
独自の栽培方法を取り入れた、贅沢なワイン造り。 |
テヌータ・ティニャネロの畑が位置するのは、キャンティ・クラシコの中心。319haのうち、127haもの広大な面積がブドウ畑として広がっています。 ここは15世紀にはすでに銘醸地として記述されていたというほどの優良区画。その標高は350~400haという高地で、昼は暖かく夜は冷涼というブドウ栽培に最適な気候です。トスカーナらしい丘陵地帯に日当たりのよい、非常に急な斜面を這うようにブドウの畝が続きます。ソライアの畑は20ha。粘土石灰岩の土壌が特徴で、約500万年前から約250万年前の石灰岩や片岩に富んだ土壌から成ります。
ブドウ造りでは、世界でアンティノリだけが取り入れている「アルベレーゼ・システム」という、白い石を使用したサンジョヴェーゼの栽培方法が最大の特徴。土壌由来の大きな白い石を砂利の大きさまで砕き、ブドウ樹の列に地中20cm程度から地表まで捲きます。そうする事で水はけが良くなり、石に反射された光がサンジョヴェーゼの果実をゆっくりと熟成させ、水っぽく、酸味だけが際立つのを防止。また雑草の繁殖も阻止する役割があります。これらの試みによって甘やかなタンニンを持った、質の高いブドウが収穫されます。しかしこのアルベレーゼ・システムは大変な手間とコストが必須の為、アンティノリでも最高品質ワインを生み出すテヌータ・ティニャネロのみがこの方法を取り入れています。
中でもソライアに関しては、厳しい選果の下で収穫されたブドウは丁寧に除梗を行い、円錐形タンクに移されて発酵を開始。ブドウの色合いを保ちながらフレッシュな果実味と繊細なアロマ、エレガントなタンニンが消えないよう、細心の注意を払います。発酵後は小さなオーク樽にてマロラクティック発酵行い、深みのある味わいを形成。熟成においてはフレンチオークで約18か月間寝かし、ブレンドした数か月後にボトリングされています。ソライアの畑面積は僅か20haでティニャネロの3分の1程度な上に、優良年にしか生産されない為、数ある有名スーパータスカンの中でも非常に入手困難と言えます。
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「2018年イタリアワイントップ100」選出!
ワイン評価誌にて100点連発の超グレート・ヴィンテージ2015年。 |
2015年のトスカーナは、数多くの偉大なワインが生み出された最優良ヴィンテージ。夏は非常に暑く、7月にはこの年の最高気温を記録しました。そのような気候により、暑い昼と冷涼な夕方の安定した温度差が生まれ、ブドウはストレスなく成長。 また、8月に多く雨が降った事でブドウの成熟がしっかりと行われ、パワフルかつ長命な赤ワインが生まれました。
ソライアの2015年ヴィンテージにおいては、世界的にも著名なワイン評論家ロバート・パーカー氏が発行するワイン・アドヴォケイト誌にて、ソライア史上初の100点を獲得。「“トスカーナ”と“2015”は切っても切り離せない、歴史上記録に残る伝説的な年だが、ソライアはその中でも格別。照りつける太陽という名の通り、太陽の恩恵を存分に受けた素晴らしい仕上がりだ。」と絶賛されました。さらにジェームス・サックリングにおいても100点満点という史上最高の評価となり、5400以上のイタリアワイン中から選出された「2018年イタリアワイントップ100」では堂々の1位に選ばれました。
グラスに注いだ途端、ブラックベリーや黒スグリなど、黒系果実の華やかで官能的なアロマが溢れ出し、甘やかなスパイスやチョコレート、煙草の香りが重なります。ジェームス・サックリングにて“The best Solaia ever”「かつてない最高傑作」と称された2015年ヴィンテージのソライアは、他のヴィンテージに比べると特にパワーに満ちた、エネルギッシュな口当たりが印象的。夏の暑い太陽を浴びた事で、より果実の旨味が溢れる、開放的なスタイルに仕上がっています。徐々に後からサンジョヴェーゼ由来の溌剌とした酸が見事に調和し、ほのかに甘さを含んだ、滑らかなタンニンは長く美しい余韻を演出。力強さとエレガンスを兼ね備えた、圧倒的存在感を放つ超優良ヴィンテージです。
世界的なワイン評価誌にて100点満点を受賞し、今後入手困難になる事は必須。是非最新ヴィンテージ初入荷のこの機会に、イタリアを代表するスーパータスカン「ソライア」をご堪能ください。
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