商品の紹介

生産者について

カスタニエ CASTAGNIER

偉大な畑を所有する、モレ・サン・ドニの造り手

ドメーヌ・カスタニエは、モレ・サン・ドニに本拠地を構え、5世代に渡ってワイン造りを続ける家族経営のワイナリーです。モレ・サン・ドニを代表する偉大な特級畑クロ・ド・ラ・ロッシュやクロ・サン・ドニはもちろん、シャルム・シャンベルタンやクロ・ド・ヴージョなどの綺羅星のごとき畑の数々を所有し、魅力のあるラインナップを誇ります。

5代目となるジェローム・カスタニエ氏は元々音楽家で、名門のコンセルヴァトワールを卒業しており、大統領府の音楽隊にも所属していた異色のキャリアの持ち主です。2004年からボーヌのワイン学校で学び、2005年に5代目として父からワイナリーを引き継ぎました。当主のジェローム氏は、自身の名を冠したネゴシアンビジネスも手掛けるなど、新たな取り組みにも挑戦しています。

ブドウ栽培ではできるだけ化学物質を使わない環境に配慮した栽培を心がけており、月の満ち欠けに基づいてブドウ栽培を行っています。そうした細部へのこだわりが、透明感のあるピュアな果実味が魅力のワインを生み出しているのです。造られたワインの多くはフランス国内で消費されてしまうため、国際市場では稀少な存在となっています。

生産地について

フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ モレ・サン・ドニ

力強さとエレガンスを兼備するワインを生む銘醸地。

モレ・サン・ドニは、ジュヴレ・シャンベルタンとシャンボール・ミュジニーに挟まれた、小さいながらも絶好な区画に位置している村です。僅か150haの小さなアペラシオンに5つの特級畑、40haもの1級畑を擁し、特級と1級畑が占める割合が総面積の50パーセント以上と非常に広いことも特徴の一つです。「クロ・ド・タール」など、特級畑のうち4つの名前に「クロ（壁で囲まれた畑のこと）」と付いていることが、古くから存在していた由緒ある畑であることを証明しています。両隣のジュヴレ・シャンベルタンの力強さとテクスチャー、シャンボール・ミュジニーの優雅さと豊満さを併せ持つ味わいが魅力です。