PULIGNY MONTRACHET
WA 88-90
01
2013 750ml[Full]
8,500 Yen (9,350 Yen (Tax included))
85 Points!
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ルフレーヴと比肩されるピュリニー・モンラッシェの名門。 ルイ・カリヨンから受け継いだプルミエ・クリュの筆頭 。 パワフルな印象ながら、上品で洗練された味わい。 ルイ・カリヨンは、あのルフレーヴと並ぶピュリニー・モンラッシェ屈指の造り手で、 ブドウ栽培農家としての歴史は1632年まで遡るという、由緒正しき家柄です。 2009年ヴィンテージまで、カリヨン家のワインは、 "ルイ・カリヨン・エ・フィス"の名でリリースされていましたが、 先代のルイ・カリヨン氏の引退に伴い、2010年にドメーヌは 息子のジャック氏とフランソワ氏の間で分割され、 次男のフランソワ氏が興したドメーヌがフランソワ・カリヨンです。 フランソワ氏は1988年からワイン造りに携わり、 醸造を担当する兄ジャック氏の傍ら、彼は主にブドウ栽培を担当。 技術・栽培責任者として経験を積み重ね、 「畑がワインのクオリティを造る」という信念のもと、ビオロジック栽培へとシフト。 現在の自身のドメーヌも、ルイ・カリヨン時代のクオリティを一貫して保っています。 除草剤は一切使用せず、馬やトラクターを用いて畑の土を耕しています。 剪定や芽かきによる収量制限は平均40hl/haと厳しく制限。 植樹密度は10,000本/haと高いのが特徴です。 ルイ・カリヨンのクオリティを支えてきた祖父仕込みの職人気質と言うべき畑の手入れは、 様々な生産者を見てきたワイン・アドヴォケイト誌の評論家ですら 「すっかり圧倒された」とコメントするほど徹底されています。 当然ながらドメーヌの拠点はピュリニー・モンラッシェが中心で、 1級にはコンベット、ペリエール、シャン・ガン、ルフェール、フォラティエールを所有。 ルイ・カリヨン時代の特級畑ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェは 兄のジャックに譲ったものの、 新たに1ウーヴレながらシュヴァリエ・モンラッシェを取得しました。 また、隣接するシャサーニュ・モンラッシェやサン・トーバンにも畑を所有する他、 コート・シャロネーズのメルキュレイもラインナップ。 赤ワインも少量造ってはいるものの、ドメーヌの真骨頂はやはり白ワイン。 村名以下はステンレスタンクで発酵後、小樽熟成を施します。 一級以上は小樽発酵・小樽熟成。いずれの場合でも酵母は添加せず、 4週間から6週間をかけてゆっくりと発酵させます。 クリマごとに新樽率は異なるものの、多くて25%という低い割合です。 樽熟成期間は12ヶ月に留め、その後ステンレスタンクに移して6ヶ月の熟成。 澱との接触は長めにしつつ樽香は抑えるという、バランスを重視した熟成法が特徴です。 こうして出来上がる白ワインは、白い花や柑橘系の果実を思い起こさせるデリケートな風味。 口に含むと生き生きとした酸とピュアなミネラル感が広がり、ピュリニーの造り手らしく、 曲がったところのないとてもストレートな印象です。 こちらのレ・コンベットは、ピュリニーの斜面中腹にあり、 ムルソーのペリエールとシャルムに隣接しています。 ブルゴーニュワイン評論家のジャスパー・モリス氏が、 フォラティエールやカイユレと同じく『別格1級畑』と高く評価しています。 2013年のブルゴーニュ地方は、開花期まで冷涼で雨が多い気候が続き、 7月に入り晴れて暑くなりましたが、局地的に雹に見舞われ、 2012年よりさらに収穫量を減らすことを余儀なくされました。 しかし、8~9月前半の暑く乾燥した天候のおかげで、 ブドウは種まで良く熟し、 酸が綺麗でバランスの良い、 凝縮した果実が収穫できました。 著名なワイン評論家のジャンシス・ロビンソン氏は、 「私がこれまでテイスティングした多くの2013ブルゴーニュは 全体的にテロワールの表現が豊かである。 良い畑の物を選べば、真のブルゴーニュ愛好家のためのワインと言える。」 と述べているように、ブルゴーニュファンには見逃せないヴィンテージとなりそうです。 黄桃、白い花、スモーク、石っぽいミネラルなどの香りが華やかに立ち昇ります。 スパイシーなオークのニュアンスも感じられ、 幾重にも層を成し、口蓋を満たす躍動感ある果実味。 ムルソーを思わせるリッチさの中に、上品さと洗練さを備えた味わいです。 アタックから長くピュアなフィニッシュまで、終始活力に溢れています。 専門家から「別格1級畑」と高く評価される、力強い味わいをお楽しみ下さい。 飲み頃:2017~2030年 評価:ワインアドヴォケイト誌(パーカーポイント)にて91-93点を獲得
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