

2017/9/23
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コスパ
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香り
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ボリューム
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余韻の長さ
大当たり
ここ最近買った1万円以下のブルゴーニュの中で、一番の当たり。(2012年VT、5500円をセール4400円で購入。)
2012を5年後の2017に開けましたが、若過ぎる感じは無く、華やかさと深みのバランスが絶妙でした。
この値段帯以下のブルゴーニュでありがちな甘ったるい香りではなく、華やかでありながら気品と多様な厚みを感じさせる香り。
この香りを感じながら口に含むと、今度は程よい獣香とミネラル味を感じます。
喉を通った後も、心地良い苦み(タンニンとミネラルのバランスが良いのか、渋みより苦みとして感じられます)と膨よかな香りの余韻が続きます。
華やかさと野性味、爽やかさと苦み、これらのバランスの良さこそが、一番のおすすめポイントです。
この値段でありながら、単一の風味が出しゃばることなく、飲みやすいのに複雑さを感じることができるという嬉しいワイン。
コストパフォーマンス非常に高い。