MARSANNAY LES LONGEROIES
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2016 750ml[Full]
9,200 Yen (10,120 Yen (Tax included))
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ドメーヌ・ドニ・モルテの起源は1956年まで遡ります。 シャルル・モルテ氏が手に入れた1haの土地でワイン造りを始めました。 1993年、当時の当主であった息子のドニ・モルテ氏が、 父シャルル・モルテ氏から畑を受け継ぎ、ドメーヌ・ドニ・モルテが誕生。 彼は父の元で17歳から手ほどきを受け、ブルゴーニュの神様 アンリ・ジャイエからワイン造りを教わりったことでも有名です。 ロバート・パーカー氏から 「ジュヴレ・シャンベルタンのスターになり得る」と絶賛され、 「ル・クラスマン」では、ロマネ・コンティ、ルロワと並び、3つ星生産者の常連となりました。 しかし、2006年、ドニ・モルテ氏は、突然自らの命を断ってしまいました。 天才と言われた彼のショッキングな死は、 ブルゴーニュのワイン関係者や愛好家に大きな衝撃を与えました。 そんな中、ドメーヌを引き継いだのは、当時はまだ20代後半だった息子のアルノー氏。 彼は1997年からドメーヌを手伝い始め、その後もメオ=カミュゼやルフレーヴ、 さらにオーストラリアなどで研修を積んでおり、父に勝るとも劣らぬ実力でした。 彼は現在、母ローランス、祖父シャルルと共に、 丁寧な畑仕事と自然なワイン造りに取り組んでいます。 「強すぎるワインよりも、ブドウのポテンシャルを最大限に引き出しつつも、 エレガントでテロワールに忠実なワインを造りたい」と、言うように、 ブドウの良さがきちんと表現された、繊細かつ優雅な果実味豊富なワインは、 年々評価が上がるばかりです。近年では、フランスで最も権威あるワイン評価誌 「レ・メイユール・ド・ヴァン・ド・フランス」2015年度版において堂々の2ツ星生産者を獲得。 父・ドニ氏が亡き後も、ジュヴレ・シャンベルタンのスタードメーヌとして の名声と地位を維持し続けると共に、 着実に新たな時代を築いています。 ドニ・モルテの所有する畑は全部で約11ha。 グラン・クリュのシャンベルタン、クロ・ド・ヴージョの他4つのプルミエ・クリュを含んでおり、 「テロワールを表現するのはブドウが全て」という信念の下、 化学肥料などは用いず、一貫して有機栽培でブドウを栽培。 ヘクタール当たり1万本という高い植樹率、 村名でも20年~50年、一部は80年を超える高い樹齢、 ワインに苦味、青臭さが付くことを避けるための100パーセントの除梗 など、独自のこだわりを持ったワイン造りを行っています。 こうして造られるワインは、深みある色調で、 濃厚な果実の旨みが溢れ、十分なタンニンと酸が支えるというしっかりとした構造。 父ドニ氏の時代に比べると、滑らかさとエレガントさが増しており、 上品で繊細な雰囲気も持っています。 アルノー氏はマルサネやフィサンなど、コート・ド・ニュイ北部のアペラシオンに 強い関心を寄せており、これらの地域に畑を増やています。有名な産地に比べ 比較的お手頃な価格で楽しめることもあり人気が高まっています。 ドニ・モルテが所有するマルサネ・レ・ロンジュロワの畑は約1ha。 古いフランス語で「溝」を意味する名前の付いたこの畑は、 マルサネの丘の中腹部、南向きの斜面に位置しています。 どちらかというと軽くなりがちのマルサネですが、 こちらのレ・ロンジュロワは果実の凝縮感とミネラル、 酸味とのバランスが非常に良いワインが造られています。
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