商品の紹介

生産者について

コルトー・ミシュレ（ジャン・クロード・コルトー） COURTAULT MICHELET（JEAN CLAUDE COURTAULT）

エノテカが誇るロングセラー・シャブリ

ジャン・クロード・コルトーは、1984年からシャブリでワイン造りを始めた比較的若いドメーヌ。創設時、樹齢4年、1.5haという規模から始まったワイン造りですが、今ではシャブリ地区の5つの村に約17.6haの畑を所有するに至ります。ジャン・クロード・コルトー氏が、20年以上の歳月をかけて現在のドメーヌを創設。2007年より娘ステファニー氏、そして彼女の夫であるヴァンサン・ミシュレ氏も加わり、家族経営でワイナリーを守っています。

現在ジャン・クロード・コルトー氏は既に引退。2019年7月より、娘ステファニー氏と、夫のヴァンサン氏の2人が共同経営者となりドメーヌを運営。最新2021年ヴィンテージからすべてのワインに表記されるドメーヌの名称が「コルトー・ミシュレ」となりました。

所有する畑は、牡蠣などの化石を含んだ、キンメリジャンと呼ばれるシャブリ地区特有の石灰質土壌で構成。また、彼らの畑はシャブリの中でも比較的傾斜の大きい地区に位置し、水はけに恵まれた土地からは、凝縮度の高い良質なブドウが収穫されます。

栽培においては「畑仕事がワインメーカーの何よりの仕事」という哲学を掲げ、カバークロップの導入に加え、フェロモンカプセルによる害虫対策を一部の区画で採用するなど、環境に配慮した持続可能な栽培方法を実施。収穫においては酸化を防ぐためにブドウを機械で素早く摘み取り、ステンレスタンクで発酵した後マロラクティック発酵を施します。味わいに旨味と複雑味を与えるため、翌年の春まで澱と共に熟成させることで、美しい酸やミネラル感に溢れたワインに仕上げているのです。

ブルゴーニュ地方やフランス全土のコンクールで数々の受賞歴を誇り、2010年ヴィンテージのプティ・シャブリでは、2011年ブルゴンディア・コンクールで金賞を受賞しています。その味わいはプティ・シャブリの範疇を超えると評されるほどです。

生産地について

フランス ブルゴーニュ シャブリ

日本で広く愛される辛口白ワインの代名詞

シャルドネ種から造られる辛口白ワインの代名詞シャブリは、ブルゴーニュ北部に位置する村です。畑の立地でグラン・クリュ、プルミエ・クリュ、シャブリ、プティ・シャブリの4段階の格付けがされています。北の冷涼な気候とともに最大の特徴は、キンメリジャンと呼ばれる特殊な土壌。泥石灰質土壌で、ジュラ紀に棲息した小さな貝類の化石がたくさん含まれており、この石灰質がキンと張りつめた硬質のミネラル感をワインに及ぼすと言われています。